2016年07月16日
咳と緑色の痰
先週の日曜日に熱を出して「咽頭炎」と言われた息子ですが、
私も少し喉の痛みがあったんです。
そして咳が出て徐々に咳が酷くなり、マイコプラズマの時に似た咳だったのと、痰が緑色だったのが気になり近くの内科を受診しました。
5月にマイコプラズマ肺炎になったことなども伝えると、抗生物質(アジスロマイシン錠250mg)と、気管支拡張剤(スピロペント錠)と、頓服で咳止め(クロフェドリンS配合錠)を3日分処方してくれました。
抗生剤は3日間服用すると7日間効果が持続するというものです。
とりあえず昨日で薬は飲みきったのですが、緑色の痰は特に朝起きた後によく出ます。
咳は少し治まったのでだいぶ楽になりました。
春から夏にかけて、毎年なにかに感染して咳が続いている気がします(-_-;)
この時期は特に咳や痰、喉の炎症などの症状が現れる感染症が多いのですが、なかなかスッキリと治らず、いつまでも咳が残ったりしてしまいます
マイコプラズマ肺炎の時も酷い咳と、緑色の痰が出ていたので、
緑色の痰が出るとは一体どういった事なのかを調べてみました。
子供のころ、誰かに「黄色や緑の痰や鼻水が出だしたら風邪が治りかけている証拠」という事を聞いた記憶があるのですが、それは全く関係がないそうです(-_-;)
まず、痰(たん)とは肺や肺に繋がる気道(気管、気管支など)から分泌される粘液です。
間の肺や気道(気管や気管支)では、痰は常に作られています。
ですが、通常は分泌量も少ないため、知らない間に胃の方へ流れおちています。
しかし、何らかの異物(たとえば病原菌など)が体内に入ってきた時に、肺や気道がその異物に対抗するために、多くの痰を出します。そしてその痰に異物を絡ませ、口から外へ吐き出そうとするのが、人間の生態的防御反応です。
したがって、「痰が出る」ということは、体内に「何か」が進入し、それを身体が拒んでいる状態と言えるのです。
そしてその「何か」によって、痰の色や状態(さらさら・ネバネバなど)にも変化が起きます。
ちなみに鼻水が喉に流れてくるといった症状の場合は、それは痰ではなく「鼻水」です。(後鼻漏と言います)
痰や鼻水に「色がつく」理由としては、
ウイルスや膿、血、そして体内の白血球(病原菌と戦ってくれる細胞)などが、それらに含まれるからだそうです。
特に細菌性の風邪に感染したときはばい菌と戦った後の白血球の残骸が痰の中に含まれるために、白から黄色みがかった痰が出るのです。
夏風邪にかかると特に色の付いた痰がでやすくなります。
慢性気管支炎やインフルエンザ桿菌、細菌性肺炎や肺結核の細菌など、これらに感染していると緑色の痰になると言われています。
また、急性気管支炎・急性肺炎・急性咽頭炎・びまん性汎細気管支炎・副鼻腔炎時は痰が黄色になるそうです。
熱は出ないけど咳と痰と鼻水の症状が出る場合、慢性的に炎症やアレルギーがまず考えられます。病気でいうならアレルギー性気管支炎・アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎が代表的なものです。
普通の風邪だと、鼻水などは1週間で大抵治るものですが、それでも治らない場合はやはりアレルギーが関係している場合があります。
いずれにしても黄色や緑色の痰が出るということは、身体に異常が起きているということなので早めに医療機関へ行く事が大切です。
多くの場合は抗生物質の投与で治るそうなので、おかしいと思ったら早めに治療をするといいですね。
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