2011年10月05日
スーパーコンピュータK
今最もスーパーなコンピュータ、その名は京。
富士通と理化学研究所が共同開発した開発費1000億円超のモンスターマシンであります。
その名の由来とおり、1秒間に1京回の浮動小数点演算が可能なコンピュータで、専門用語で10PFLOPS(10ペタ・フロップス)などと言います。
1京=10,000,000,000,000,000=10ペタですね。
浮動小数点演算というのは、整数の足し算とか引き算みたいな簡単なやつじゃなくて、小数点以下何桁といった、細かい数値の演算のことで、この数値が高いほど高速なコンピュータといえます。
京は現在も開発途上で、スパコンランキングのtop500で1位となった時は、8PFLOPS程度だったそうですが、それでも第2位の天河の3倍以上のスコアを叩き出したそうです。まさに圧倒的。
もっともCPUを専用で開発したり、よその倍以上の開発費をかけたりと、手間とコストを考えたら妥当な結果だったのかもしれません。
京の写真が載っているファンタスティックな記事。京のシステム構成などが紹介されています。
スーパーコンピュータ京(Gigazine)
以下、京関連の気になった記事を3つピックアップ。
2位でもいいから大量のスパコンを(ITmedia)
スパコン性能「世界一」の意義(ITmedia)
ベンチより実効性能を重視(ITmedia)
スーパーコンピュータのあり方をちょっと考えさせられる記事もありますが、やはり、技術立国としてやはり1位は堅守したい。ただ、京の後継機問題から、今後しばらくは日本のスパコン事情は暗礁に乗り上げる……らしい。非常に残念な記事です。
富士通と理化学研究所が共同開発した開発費1000億円超のモンスターマシンであります。
その名の由来とおり、1秒間に1京回の浮動小数点演算が可能なコンピュータで、専門用語で10PFLOPS(10ペタ・フロップス)などと言います。
1京=10,000,000,000,000,000=10ペタですね。
浮動小数点演算というのは、整数の足し算とか引き算みたいな簡単なやつじゃなくて、小数点以下何桁といった、細かい数値の演算のことで、この数値が高いほど高速なコンピュータといえます。
京は現在も開発途上で、スパコンランキングのtop500で1位となった時は、8PFLOPS程度だったそうですが、それでも第2位の天河の3倍以上のスコアを叩き出したそうです。まさに圧倒的。
もっともCPUを専用で開発したり、よその倍以上の開発費をかけたりと、手間とコストを考えたら妥当な結果だったのかもしれません。
京の写真が載っているファンタスティックな記事。京のシステム構成などが紹介されています。
スーパーコンピュータ京(Gigazine)
以下、京関連の気になった記事を3つピックアップ。
2位でもいいから大量のスパコンを(ITmedia)
スパコン性能「世界一」の意義(ITmedia)
ベンチより実効性能を重視(ITmedia)
スーパーコンピュータのあり方をちょっと考えさせられる記事もありますが、やはり、技術立国としてやはり1位は堅守したい。ただ、京の後継機問題から、今後しばらくは日本のスパコン事情は暗礁に乗り上げる……らしい。非常に残念な記事です。