Laby-Lab

　強風の中いってきました。西日本最大級らしいB級グルメイベント、超満腹帝国へ！
　結論から言うとお腹いっぱい。いやー、食べた食べた。1万円近く使ったんじゃないかな？　半分くらいはお持ち帰りですが。
　珍しいものはいっぱいありましたが、そこまで美味しいと思えるものは少なかったですかね。まぁ、名物になんとやら、だ。

　12時ごろ到着して、最初に頼んだのは実演26「ABCコーポレーション」のスープ唐揚げ、そして実演20「食武屋」のホルモン丼（卵抜き）でした。

　鉄板ではチキンステーキがずらりと並びガーリックの良い匂いをさせていましたが、そんな大物を食べたら、他のが入らなくなっちゃうｗ

　注文待ちの間に（作り置きでないのでちょっと待ちます）周りを眺めてるとキッチンカーで販売の「トニーズバーガー」に行列が。
　巨大サイズのもちもちポテトの行列らしく、飲食コーナーでそれを摘んでいる人を結構見かけました。かなり人気商品のようです。

　スープ唐揚げ（100g 300円？）はスープに沈んでるかと思いきや普通に唐揚げです。味はちょっと濃いめ。香草と漢方の中間のような不思議な風味を感じる。謎。

　食武屋のホルモン丼（700円。卵乗せ+100円）はこりっとしたホルモンがなかなか美味しいのですが、いかんせん絶対的な量不足。葱やキムチも良いですが、もっとホルモンを！　ホルモンを！
　卵がないと丼物としてさびしい感じ。あと、キムチが冷たすぎです。せめて常温に戻しといてください(T-T
　
　次いで実演8「名古屋藤吉郎」で天むす(4個600円？)と甘辛手羽先（200g 900円）を、実演2「加古川かつめしのしら家」でスパポと唐揚げ（単品各300円、セットで500円）を注文。

　藤吉郎は作り置き。作り置きで美味しい天むすを出す店はない。少なくとも今までそんな店を見たことがない。手羽先も普通。世界の山ちゃんのスパイシーな手羽先を食べた時のような感動は得られない。

　しら家のスパポ（スパイシーポテト？）と唐揚げはコンビニレベルの味、と言ったらコンビニに失礼か?　この値段ならかつめしハーフ（1杯400円）を頼むべき。もっともこの二つを食べた後で頼む勇気はない。

　気を取り直して実演14「富士宮やきそば」で富士宮やきそば（小400円、並500円）と、実演15「千屋牛串焼」で岡山ピーチポークの豚串（1本300円）を購入。牛串（1本500円）は高いので見送りました。

　富士宮やきそばは有名すぎて既にその味を知っている人も多かったのか、並ぶことなく購入。麺にこしがあり面白い。何より、最初にキャベツと一緒に炒めていたニクカスが凄く良い。薄皮だけがカリッと香ばしく、小さく切っているために中の油も思ったよりくどくない。逸品。

　ピーチポークは普通に豚串でした。職人さんが1本1本焼加減を見ながら丁寧に焼いてくれていましたが、いかんせん食べるのが僕ではそこまで味の違いが分からない(^^;
　軍手の先を焦がしながら本当に丁寧に焼いていた。ご馳走様でした。

　小休止のつもりで実演19「CafePATAYA」でコーヒー（300円）と、実演9「勝力」の小龍包（5個525円、10個1050円）を5個購入。

　小龍包は真ん丸に成型されていて面白い。中にも十分なスープの量。しかし十分すぎるゆえ、1つめを口に含んだとき中のスープが前面に飛び出してしまった！　コーヒーの中に！！　オーマイガッ！！

　小龍包の中のスープには豚の油が多量に溶け込んでいて、5個も食べるとさすがにキツイです。2つ3つが美味しく食べられる分量だと思うのに、最小単位が5個からとは厳しいなぁ。　
　お持ち帰り用もあるので、そちらの方が良かったかも。

　宇都宮餃子も食べておきたかったけど、お腹が膨れてきたので、食べたかったものにも手が出なくなってきたのがこの辺り。


　実演5「チャーミーカフェ」のチャーミースノーアイス（300円〜500円くらい。忘れた；）でチョコレートがけを買って一休み。
　本当に雪を口の中に入れてるような感覚。秋葉原やコミケで見たドラゴンアイスより更にふわっとした感じでまさしく新食感。
　100円のカップアイスの1/2から1/3の分量をぶわっと膨らませたような驚きの軽さで、口の中でとろけると言うよりは、口の中でバニラアイスになるような……。

　岡山では中仙道の「炭火焼肉 まつ屋」が系列店舗らしいので、店員にしつこく迫れば、岡山でも食べられるようになるかもしれない。

　休憩終わって、ずっと気になっていた行列の店、実演1「京ひみこ」に並ぶ。ここのわらび餅は抹茶ときな粉の2種類で230g 600円、460g 1000円の値段設定。460gでは2種類の味を楽しめるハーフ&ハーフにする事も可能。

　460gで大体5つの塊が入るので、1つ1つがすごく大きいです。それに普段食べている1パック70円くらいのわらび餅に比べて、ものすごく柔らかいです。

　うーん。これが本物のわらび餅……と思ったら、原材料にタピオカ澱粉が。本物かどうかは分かりませんが、味はなかなか良好。もっと弾力が欲しい人は冷蔵庫で冷やしてから食べると良いでしょう。

　行列の長さはそんなでもないのに40分ぐらい並びました。「この場で作ってるのかっ！？」と思ってたら本当にこの場で作っていて驚いた。

　そしていよいよ本日の締め。実演10「富山ブラック麺屋いろは」の黒しょうゆラーメン(1杯800円)です。

　会計列と商品引き換え列の二列で列形成されていますが、見ただけでは分かりません。今日は向かって右側が会計列でした。間違えた列に並ぶと、店の人が店舗から出てきて会計列に誘導するという不親切設計。まぁ、味には関係しませんがね。

　ラーメンは使い捨てにしては立派過ぎる容器に入って出てきます。量も少なすぎず、お腹の膨れた身には結構厳しい分量です。
　チャーシュー3枚に海苔に卵。薬味の葱もたっぷり入って、イベント用として妥協していないのは好印象。

　麺を持ち上げるとやけに黒いのに驚きますが、内部に髪の毛一本ほどの白い部分が残っていたので、練り込み麺ではなくスープの黒が染み込んだもののようです。
　スープの味は濃いめですが、飲めないほどではなくむしろちょっと美味しいかも。とはいえ積極的に飲もうとは思わない程度の味。店舗ならスープ残量50%と言ったところでしょうか。

　しょうゆラーメンとしては悪くはないと思いましたが、この程度でトップを張れるのなら東京のラーメン界も高が知れているな。
　↑「しょうゆラーメンの100点はとんこつラーメンの80点に劣る」という偏った嗜好の持ち主なんで、聞き流してやってください。


　物販10「小樽洋菓子舗ルタオ」でデザートを買おうと思ったらホールのみの販売になるというお言葉。小さいホールとはいえ、一人暮らしの身に余りそうなので今回は見送りました。カット売りしてるのは実演6「ESOLA＆元祖プリン屋by海援隊」の方だった。うっかり見逃し。


　あとは物販21「紀州梅本舗」しそ梅（小パック500円）と、実演12「酪農家の手作りジェラート　醍醐桜」ジャージー牛乳(900ml 720円)を買って帰りました。
　梅は塩分12%のしそ梅。単品で食べるとさすがに酸っぱいですが、しょっぱ過ぎず、ご飯と一緒に食べると美味しそうです。梅茶にするのも良いけどちょっと勿体無いかな。

　ジャージー牛乳は高いだけあってすごい脂肪分です。キャップを取るとそこに脂肪分がこびり付いているほど。濃い牛乳を飲むのは久しぶり。すごく美味しい。
　でも、半額ぐらいだと嬉しいなぁｗ

　2日目もあるし、買い逃しもあるけど、今回のところはこのくらいにしておきましょう。
　食べた量・質の割高感の否めないイベントでしたが、珍しいものをたくさん見れたので良しとしましょう。満腹満腹♪