Laby-Lab

　毎日新聞で取り上げられた記事です。　という内容。

　この事について詳しく書かれているブログがありましたのでご紹介。
　ノンフィクションライター 松浦晋也のL/D です。

　さすが専門家です。現状説明と自分の考えを述べるのが上手い。

『はやぶさ2の予算は、通常のJAXAの予算枠からは出ていない。今年度の30億円は、政治が決定する政治枠の「日本再生重点化措置」から支出され、来年度も同じ枠で要求が出ている。』

　とありますが、首相官邸　宇宙開発戦略本部の平成２３年度 概算要求 [PDF]を見ても確かにその通り。

　正直初めは見てもピンと来なかったのですが、なるほどそういう予算組みをしていたのか。準天頂衛星は政治的にも優先度が高いだけあって、総務省、文科省、国土交通省でそれぞれ予算が組まれている。それぞれが、どのように運用するかは分かりませんが、この3枚の概算要求だけ見てても結構面白いです。

　宇宙開発だけでも結構面倒くさいのに、これが日本経済全体となるとそれこそ専門家でもないと手が出せない領域です。
　だから、僕らの取れる行動は宇宙開発の有用性を説き、予算委員会に優先順位を決定してもらう事だけです。（だって、興味の無いジャンルの有用性や必要な予算なんて分からないもの）

　松浦晋也のL/D では、その有用性についてもJAXAの川口淳一郎教授の発言を引用して教えてくれています。
　一字一句無駄なところが無いため、全文の引用になってしまうので興味のある方は先方で読んでください(^^;


　現在の不況下では目に見えた成果が欲しくなるのも分かるし、正直欲しいです。ぶっちゃけ不要なものを全て排しても予算足りないかもしれないです。

　それでも、自分の信じるものの為に進め……。あ、何か自分のポリシーっぽいものに行き当たったw
　
　最後に引用。
『幸いなことに野田佳彦首相の事務所は、メールアドレスとファクシミリ番号を公開している。
　すべてのページの一番下には、「ご意見・ご質問を大歓迎いたします。E-mail post@nodayoshi.gr.jp」と書いてあり、未来クラブの案内というページには事務所の連絡先が公開されている。』