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2016年03月08日

山田孫八という釣り名人【釣り歴史】

明治時代から昭和にかけては目まぐるしいスピードで近代化していった日本。





江戸の町は東京と言う世界有数の大都市に姿を変え、江戸前の魚の宝庫であった東京湾はウォーターフロントが注目され、沿海漁業などは風前の灯となりました。





そのような時代の変遷をつぶさに見てきた釣り人の中に山田孫八という釣り名人がいました。





終戦後に出版された本の中で彼に関するユニークなエピソードが紹介されています。





山田孫八が釣り名人として名を馳せてからのお話です。





ただ単に釣りのテクニックが優れていると言うだけではなく、魚の習性や生態はもちろん、気象と釣りの関係などにも精通していたという。





ある釣り人が「ハゼ釣りをしていると、ときどきメゴチがかかって閉口する。何か良い方法はないでしょうか?」と孫八に尋ねると、
孫八はすまし顔で「よけりゃいい!!」とだけ答えたと言う。






メゴチはご存知の通りハゼと同じように海底にいる魚なので、ハゼ釣りに行けば当然外道としてメゴチは避けられないはず。





上手な人ならば外道が少ないのかも?しれませんが、山田孫八はメゴチを釣ることが絶対になかったと言うのです。





信じがたいお話です。





彼にメゴチのよけ方を尋ねても、詳しくは教えてくれなかったと言う。





山田孫八の本職はブリキ職人で、黙々と働いていたと言う。





彼が言外で教えたことは、釣りのテクニックやコツと言うのは自分で経験を積んで、ある境地に達しなければ、いくら口で説明しても到底分かるものではないと言うこと。





おそるべし!!山田孫八ですね!
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