2016年03月07日
学校のカウンセラー相談
3月7日月曜日 雨
今日は保健室登校した時に、保健の先生からカウンセラー相談に予約入れますか?と言われ、行かなきゃと思いつつも行けなかった、カウンセラーに初めて相談しました。
娘は一度、1時間目だけ教室へ戻り授業を受け、復活できるんじゃないかと思ってたけど、あれからは教室に戻ることはなく、宿題や先生との交換ノートを届けるくらいになってた。
先週は届けることもできなくなり、ここ何日かまったく学校へ行けず。
根本的な解決にはまったくなっていなかった。
私ももう毎朝行く行かないのやりとりに疲れて、娘もストレスだろうと早々に諦め、学校には休むと連絡してた。
今朝も教室には行けないだろうと思ってたので、じゃカウセリングに一緒に行ってみる?先生には宿題を渡してこようか?と言ったら、初めは「うん」と言ったけど、行く時間になったら嫌がって動いてくれなかった。
私は、昨夜娘が言うこと聞かず、夜遅くまでゲームをやっていたこともあり、苛々してゲームを持って私だけ学校へ行こうとすると、「返して!!」と泣いて暴れ、私のバッグを掴んで離さなかったので、力任せに娘の手を掴んで振り払って学校へ行った。
カウセリングでは、病院と同じように今までの経緯とこれからのことを具体的に話した。
まだ病院では伝えきれなかったことも、不思議とカウンセラーには何でも話せた。
娘が入学直前まで私は母の在宅介護をしていて、いちばん甘えたい時期にちゃんと娘と向きあえてなかったこと。
そしてその母が亡くなり娘も一緒に看取ったこと。
その5ヶ月後には私の父も亡くなったこと。
それから1年後には飼っていた猫が天国へ。娘はかなりショックを受けていたこと。
人の目をすごく気にすること。
今まで娘の癇癪が酷かったこと。
待つことができなかったり、欲しいお菓子が家になかったり、服の着心地に神経質になって癇癪を起こし泣いて暴れること。
自分が嫌な体育はやらなかったり、リコーダーが嫌で休んだり、嫌なことからすぐ逃げてきたこと。
絵が上手な子の絵を完璧にコピーして同じ絵を描くこと。
私も娘と同じ頃に不登校の時期があったこと。
そんな話をしたら、カウンセラーから思ってもみなかった言葉が次々返ってきた。
「それは、我儘と思っていたと思うけど、我儘じゃないんです!敏感な体質なだけです!」
私は今までなんて我儘な子なんだろう。私がそんなに甘やかしてきたのかと思っていました。
癇癪を起こすと私も苛ついて怒鳴ったり、叩いたりしたこともあった。
道の真ん中で座り込んで動かず癇癪起こしたり、何でこの子はこんなに困らせるんだろうとずっと思ってた。
カウンセラーは「敏感な体質なだけで、本人もどうしようもないんです。娘が悪いんじゃない。むしろ、他人より敏感な分すごい頑張ってきたと思います。お母さんにわかってもらえず、周りにわかってもらえず、今まですごい頑張ってきたと思います。
周りは甘やかしすぎなんじゃない?とか言うでしょ。全然違いますよ!甘やかしじゃないです。体質なんです。癇癪は癇癪を起こさないようにしてあげれば、だんだん癇癪も起こらなくなってきます。癇癪を起こす度に否定的になってしまうと、癇癪を起こす範囲が広がる。だから最初の癇癪で止めておけば起こらなくなります。癇癪を起こさないようにしてあげてください。娘を認めて受け入れてあげてください。」
なんか妙に納得してしまい、話してて涙が出てきちゃった。
「不登校になった理由がちゃんとあるじゃないですか。2年間のうちに大切な人二人、大切な猫ちゃんを亡くし、癇癪も誰にも受け入れてもらえず、学校のこともあってずっと消化しきれずに頑張ってきたんですよ。それが限界を超えたから不登校になったんです。
人の目を気にするのに、道の真ん中で座り込むとか・・矛盾してると思うでしょ。そうじゃない。いつもなら人の目を気にするくせに限界を超えたからやっちゃうんです。
友達の絵を完璧にコピーできるのも才能です。学校の展示物をみてもこの子は誰よりも優れた観察力がありますよ。褒めるとこたくさんあります!娘を認めてあげて、色んな才能を見つけてあげてください。まずは受け入れること。お母さんが変わること、一度全てリセットさせてあげて。学校のことは考えずちゃんと休んで充電してあげてください。必ず学校へ行けるようになります。楽しいことをしてあげてください。楽しいと思えることが増えると、だんだん母親から離れて自立していきます。ここは思い切って休ませて、このまま春休みに突入してもいいと思います。」
「学校は授業が遅れることを気にしたり、毎日電話したり、なんとか学校へ来れるよう施すけど、そんなことしなくていいんですよ。電話も毎日じゃお母さんも娘も気が休まらない。一度学校から離れて、完全に休ませてあげることです。
ゲームでもなんでも好きなことをやらせてあげてください。
寝る前の何時間かやらなければ、ゲームやったっていいんです。
ダラダラ過ごして・・なんて思わなくていいです。
そんなことしたら益々不登校になるんじゃないかと思うだろうけど、心配しないで。必ず行けるようになります」
自信持って言ってもらえると、なんだかそうかもしれないと思えてきて、洗脳されたみたいな(笑)
いやいや、ほんとに今までを振り返ってみて、カウンセラーの言うことに全て納得した。
全て繋がったような気がした。
そして私も周りに惑わされず、これでいいんだとこれから思える気がした。
『周りに惑わされないで。絶対ブレないで!ブレそうになったらいつでも来て。また正してあげるから』
私はきっと娘と同じ頃、不登校だった自分の悲惨な環境と娘を重ねていたかもしれない。
私より恵まれた環境なのにそんなことで弱気になるなんてって思ってきた。
認めてあげられなかった。
消化しきれなかった自分を引きずり、娘にぶつけてたかもしれない。
今は昔とは違う。
しっかり充電することが大事なんだね。
いちばん周りの目を気にしてるのは娘じゃない。ママだよ。
娘はママにいつも気を遣ってる。
そう旦那に言われたこともある。
子供はちゃんと周りをよくみてる。
私の気持ちも娘はきっと見透かしていた。
私の苦悩も苛々も悲しみも喜びも・・
娘は全てちゃんと見ていた。
だからずっと私を気遣って頑張ってきた。
その限界を今超えてしまったんだね・・
私は心にぐっさり刺さったよ・・
帰ったら私が力任せに掴んだ娘の手が傷になって血が出ていた。
それはすごく痛々しく、絆創膏を貼ってあった。
「ママ痛かったよ・・でもいいんだよ。パパに聞かれたら自分が引っ掻いたことにするよ」
ごめんね・・ごめんなさい・・
何度も謝った。
パパにはママからちゃんと話すよ。
ごめんなさい・・
これからは娘を違った角度でみていこう。
娘の頑張りを認め受け入れよう。
娘のいいとこ沢山みつけてあげよう。
才能をみつけて伸ばしてあげよう。
楽しいことをしよう。
娘を信じよう。
もう今は学校なんか行かなくていーじゃん(^^)
なるよーになるよ!
たくさん泣いたらたくさん笑顔になろう!
カウンセラーから話を聞いた担任は、次は金曜に連絡します。
ゆっくり休んでくださいて(*^^*)
読んでくれてありがとうございます(*^^*)
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具体的にどうしたらいいのかを話してくれるので助かりました。
今は待つしかないのはわかったけど、いざ待っているのは・・やっぱり親としては焦りますよね^^;
クラス替えの初日行けなかったら・・
益々行きづらくなって、この子はもう残りの3年間も行けないんじゃないかと思ってしまう・・
待ってるのも辛いですね^^;
引きこもりにならないようなるべく外に出して、できれば人とふれあえるようにしておきたいなぁと思います。
カウンセラーさんって不思議ですよね。
こちらも言うつもりない事も話せるし
涙も出てしまうし。
そういう人間なら娘の中にあるものも聞き出せるのになぁと
いつも羨ましくカウンセリング受けてますが
うちのカウンセラーさんは聞いてくれるだけf^_^;
何だかどうしたらいいか導いてくれそうなカウンセラーさんですね!
気付けば3学期もあと僅か。
焦る気持ち半分。
信じて見守るしかないですね。