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燃える闘魂っ!アントニオ猪木っ!だぁぁぁっっ!!!


皆さんは「のどごし生」のCMを見たことがあるだろか?

僕はCM放映前に総武線で2枚の車内刷を見ていた。

1枚は痩せたレスラーとは思えない男性が長州にドロップキックをしている。
もう1枚は後楽園ホールのリング上で長州が彼の手を高らかに挙げている。
キャッチコピー。
「のどごし 夢のドリーム」
寺島 力(37歳 会社員)とある。

それを見た瞬間、すべてを理解した。

CMのロングバージョンでは、長州の前に小力が登場する。
粋な演出と長州の想いを考えるとグッと来た。


そして、プロレスは「いいな」と思うのだ。


プロレスはファンの想像力とレスラーの試合運びが交差するガチなバトルである。

試合がある時(マッチメイクに関して)ファンは事前に展開や決め技をイメージする。
そのイメージ通りで予定調和で終わってしまうと
所謂「しょっぱい」(つまらない)試合と言われてしまう。

かといってお約束な技やキメポーズをしなければファンからはクレームとなる。
そして、ファンはどんどん進化していく。

レスラーはベビーフェイス(善玉)からヒール(悪玉)へポジションを変えたり
新しいキャラを立ててファンに応えるのだ。


どんでもないレスラーがいた。

本名 猪木寛至
言わずと知れたアントニオ猪木選手である。

今回は「アントニオ猪木自伝」を解体する。

とにかく猪木さんは破天荒である。
存在自体が事件である。

先日、逝った大島渚監督同様にタブーを好む。
(二人とも好むというか生き様がタブーとの戦いだったと思う)

猪木さんを初めて見たのは小学校4年生の時。

僕は床屋さんにいた。
目の前にテレビがあり猪木さんが外人レスラー(タイガー・ジェット・シン)の腕をひねって
何回も自分の肩にぶつけていた。(ショルダー・アームブリカー)

試合というより喧嘩のようだった。
後日、「シン腕折り事件」といわれる試合である。
(実際シンは肩の亜脱臼のみで骨折はしていない)

正直、ショックだった。
本当は子供心に見たくなかった。
床屋のオヤジさんは興奮しており、チャンネルを替えて欲しいと言える空気はなかった。
とにかく、あの試合は残酷過ぎて怖かったのだ。

しかし、怖いモノ見たさという言葉がある。
既にテレビアニメの「タイガーマスク」に陶酔してた僕はプロレスの基礎知識は得ていた。
「タイガーマスク」に猪木さんや馬場さんも登場していたことから親近感もあり、
すんなりと禁断のプロレスの世界の入っていった。

本題へ戻る。

本書は燃える闘魂「アントニオ猪木 自伝」である。
生い立ちからブラジル移住、力道山・プロレス入門、新日本プロレス旗揚げ、
政治家としてイラクの人質事件解放の経緯や北朝鮮外交、引退まで語られている。

特筆すべきはボクシング世界チャンピオンのモハメド・アリとの「異種格闘技戦」だ。
今でこそ知れ渡る「異種格闘技」という言葉であるがアリ戦からメジャーになったのではないか?

時は1975年アリの「ボクシングこそ地上最強の格闘技だ」という発言を受け猪木さんが挑戦状を渡す。
アリ側はマネージャーであるドン・キングらの反対もあって試合はとん挫しそうになるが、
ミュンヘン・オリンピックの柔道金メダリストだったウィリアム・ルスカの一言が流れを変える。

彼は猪木さんへ「アリと戦う前に俺とやれ」と言った。

これには世界中のマスコミが食いついた。

ルスカ戦はリング形式で行われ猪木さんが勝った。
(ルスカは初の「異種格闘技戦」でしかもリング形式。かなり不利だったと思う。)

そして1976年3月25日N.Y.バブル経済の発端と言われるプラザ合意で有名な
プラザホテルに於いて猪木さんとアリは調印式を行う。
その時アリが猪木さんのあごを見て「ペリカン」と揶揄する名言が飛び出した。

同年6月25日「格闘技世界一決定戦」が武道館で行われた。
アメリカ170か所、カナダ15か所、イギリスで6か所でも同時放映された。

猪木さんはパンチを食ったら目が潰れる恐怖と戦いながら15ランドを終えた。
アリも当時はWBA・WBC世界統一ヘビー級チャンピオンだ。
わけのわからぬ東洋人に恥をかくわけにはいかない。

結果はドロー。
「今世紀最大のスーパー・ファイト」は「世紀の凡戦」と評された。

本当に、そうなのか?

試合後、アリを蹴り続けた猪木さんの右足は剥離骨折をし、
アリは左足血栓症で1か月入院し次期防衛戦のケン・ノートンとの試合を延期している。

猪木さんは転がりながらキックしか(通称:アリキック)しない15ラウンドは、
本当に「世紀の凡戦」だったのか?

立ち技では圧倒的にアリであり、寝技なら秒殺で猪木さんだ。

この水と油は混ざらない。
混ざらない異分子が武道館という箱の中でカオスを生み出した。

この戦いが猪木さんの売名行為であるならば大成功を収めた。

猪木さんはヨーロッパで一気に有名になり「ワールドプロレスリング」の放映も始まった。
そして特にイスラム圏での知名度はずば抜けて高くなった。

アリ戦から半年後にパキスタン政府から猪木さんは招聘される。
アリと戦った男とイスラムでは最強の男の称号を持つ「ペールワン」アクラム選手に
試合を行って欲しいとのことだった。

猪木さんは壮絶な試合を行い試合に勝利し「猪木ペールワン」の呼称を手に入れる。

イスラム圏で「ペールワン」の称号を得ることは大変なことである。
これが外務省を敵に回したイラク人質解放や猪木外交のベースとなっていく。

プロレスファンにとって猪木さんの評価はわかれる。

特に90年代後半の新日ファンにとって猪木さんはガンでしかないだろう。

プロレス人気にあぐらをかいて、チケットが売れる現状を嘆く猪木さんの想いは空回りする。
興行のチケットは手売りが基本と豪語する猪木さんに完売するドームはどう映ったか?

そして近年僕にとっては「しょっぱい」空気がドームを埋め尽くした。

でも、明るい兆しもある。
以前の新人達の台頭である。
プロレスは想像力の世界である。
僕は新たな想像力に魅了されることを希望している。

僕のように古き良き時代に縛られずに
ずっと新日を愛し続けるファンに心から敬意を表する。


そして、猪木さんの引退試合。
ドームにはアリの姿があった。

試合後、猪木さんは挨拶をして
最後に一休禅師の詩を叫んだ。


この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ。

危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる

迷わず行けよ
行けばわかるさ。



アントニオ猪木。
破天荒ではあるが憎めない人である。




映画「ストロベリーナイト」ノススメっ!ネタバレあり?!

僕は内閣総理大臣である安倍晋三氏と野田聖子総務会長が好きである。

別にアベノミクスを期待しているわけでもなく、自民党支持者でもない。

二人がインタビューなどで何度も応えているキーワードに共感するのだ。

それは「セカンドチャンス」であり「リベンジ」(KISSのアルバムではない)だ。

日本人は失敗者を色メガネでみる習性が顕著にある。

例えば、会社を倒産させたことがある経営者が起業すると、また倒産させると決めつける。

欧米では決定的にそこが異なる。

欧米のVC(ベンチャー・キャピタル)のThe first questionに典型的な例が窺える。
彼らのインタビューはここから始まる。

「あなたは何社会社を倒産させましたか?」

彼らは失敗も経験として価値を見出すのだ。

僕も資本金2億の会社を破綻させた過去がある。

当然、従業員や株主には申し訳ないと思っている。

従業員に数ある会社から当社を選択したのはあなたでしょ?とか
株主に投資は自己責任ということをご存じないのですか?と開き直るつもりない。

正直、本当に開き直れたらどんなに良かったか。

銀行の追い込みは覚悟していた。
しかし、経営能力に欠如した敗北者と決めつけられた
他者からの圧力は僕のくだらないプライドや見栄をズタズタにした。

強く何度も失敗を跳ね返した経営者であれば多分、失笑するだろう。

しかし20年近く自分で起業して上場する事のみが自己実現だと笑ってしまう
勘違いをし続けた人間にはこの現実は重かった。
(今はそんな時代遅れの考えは全くないと自己弁護しておく)

さて、本題である。

もう一人大好きなヒロインがテレビドラマにいる。
そして、彼女は1月26日に銀幕にデビューするのである。

彼女の名は姫川玲子。
警視庁刑事部捜査第一課の警部補である。

誉田哲也著「ストロベリーナイト」のドラマ化で竹内結子さんが演じた。

2010年11月渋谷駅の巨大なポスターでこのスペシャルドラマがあることを知った。
歴史モノや大河以外は面倒なのでなかなかドラマの継続視聴者になれない
僕が何故か?カレンダーの13日にストロベリーと記入したことを覚えている。

イチゴ好きなので気になっただけなのか?疑問である。

そして、ドラマはオンタイムで見た。
面白かった。

翌日、原作を購入するため本屋へ走ったくらい面白かった。

通常は「のぼうの城」や「悪の教典」、京極堂やラングドン教授達のように
原作を読了後、一抹の不安を抱きながら映像化に挑む。

「ストロベリーナイト」は竹内結子さん演ずる姫川玲子が僕を骨抜きにしてしまった。

それから、2012年1月より続編として火曜21時枠で連続ドラマが始まった。
原作は姫川玲子シリーズとなった以下の3冊。
「ソウルケイジ」
「シンメトリー」
「感染遊戯」(短編でスピンオフ系)

しかしながらドラマは「ストロベリーナイト」のタイトルのままである。

そのドラマの続編が今回映画化され、原作のタイトルは「インビジブルレイン」である。

まず喜ばしいのは原作のタイトルだ。

これはポリスの4作目「Ghost in the Machine」のA面3曲目に収録された
「Invisible Sun 」に由来すると言われている。

時は1981年10月「Every Little Thing She Does Is Magic (邦題:マジック)」
スマッシュヒットが皮切りに世界的なセールスを記録しアルバムは全英1位、全米では2位だった。

そして、この楽曲はアイルランド紛争を扱っているとBBCでの放送が禁じられた曰く付きの歌だ。

僕はこのアルバムで一番好きな楽曲である。

ここで原作と映画が混同しないよう改めていう。

映画のタイトルも「ストロベリーナイト」である。

原作では3つの復讐劇がポリスのようなトリオ編成で奏でられる。

そして姫川の突然すぎる禁断の恋愛も登場する。

ネロとパトラッシュが如く、死を持って完結となすエンディングは悲壮感しかない。

しかし、しかしである。

姫川班は?そして菊田よ、お前は何処にいるのかと不毛な疑問が消化不良を起こす。

映画ではドラマとかなり地続きであるために満腹中枢を満たしてくれるであろう。

注目はヒーローの牧田と舎弟である川上の相関をどこまで描くのか?


ともあれ26日はすぐそこだ。

黒い7cmのヒール&パンツスーツそして赤いエルメスのオータクロアの
戦闘装備を整え壮絶な戦いに挑む姫川玲子。

期待したいと思う。

彼女は「過ぎた正義(5話)」でラストにこう語る。

「どんな間違いを犯しても、必ずやり直すことが出来る。」と。


僕は姫川玲子が大好きである。




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どーやら!ブログとかメルマガとかやらないと!無理らしい?

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そんでぇーっ?????

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何か皆さんと違うっ!違うっ!

えーとっ!縦に3分割されて!
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しかし!これから僕は何処に行くの?????

まだ!左右のカラムに動く広告が貼れないよぉぉぉぉぉっ!

だけどぉーっ!

「逃げちゃダメだぁ!逃げちゃだめだっ!」


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ここで!「知恵の実」を見つけたぞぉーっ!


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僕はマインドを変えなければっ!



「綾波っ!綾なぁぁみぃぃぃぃっ!」

いまぁぁぁ♪わたしのぉぉー♪ねがぁーいっごとがぁぁぁぁー♪
(ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破 参照っ)

つばさぁぁぁぁっ!翼さぁぁぁぁぁっ!を下さい。
(過去ログ 参照っ)



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iPhone mini発売?!

最近っ!紅茶が!MYっ!ぶーむ(死後かぁ?)なのだぁ!
ペットボトル系(TEAS'TEAを筆頭に!伊藤園のまわし者ではない)も
紙パック系も!かなり紅茶がシェアを占めてきたっ!

そんでぇ!今!ジョナサンにいるんだけど!ドリア¥299円の某Sとは!
紅茶の威厳が違うっ!
だって!葉っぱだもん!葉っぱがビンに入って!ゴージャスな装いなのだっ!

ティーバックとは!おねーちゃんのTバックくらい違うのだっ!
あーSAIZERI●のドリンクバーに!Part-time jobのおねーちゃん's Tバックが並んだら!
毎日行くのにっ(汗)
当然!おさわり禁止でっ!さわらねぇーよっ!
でも!店のコンセプトが違っちゃうねぇ!(失敬!失敬っ)

まぁ!コスパが違うので!比べてはいけないのだろが!

正直!最初は紅茶の葉っぱ達に戸惑ったっ!
葉っぱをそのままカップに入れて!大惨事を招くとこだった!(ドキドキしたぞ!)
よく見ると!ドリンク・バーの壁にHow toが掲示されている!

ほぅ!葉っぱを!茶こしに入れて!蓋で蒸すんだっ!
そんでぇーっ!

蒸したら!蓋に!茶こしを!「パイルダーおんっ!!!!」(40年ぶりに!兜甲児な気分だ)

わんだふぉーっ!あめーじんぐっ!!!!!
おいちぃぞっ!
あはっ!

つぅーことで!行ってみよっ!



先日、iPhone miniの開発などいう噂が出回った。
スティーブ・ジョブズは草場の影で泣いているのではないか?
モサドなみの秘密主義はどこにいったのだろう?
最近のAppleは話題が欲しいのか?真意はわからないがリークがお好きなようだ。
まさに噂の無いところに何とやらだ。

アジアにおけるiOSのシェアは鈍化している。そして安価なAndroidの侵略は着々と進んでいる。
要はiPhoneは商品価格が高いのだ。
Appleは企業資本を特化した商品開発に投入してきた。
当然、リスク分散するために商品のフルラインナップ化が望ましいが、敢てそうはしなかった。
マーケティングに特化し、ユーザーの認知しないスペックを商品化しマーケットを魅了して来た。
商品が高額であればあるほど企業の利益は増加する。
顧客の満足度もさることながら、ユーザーの選民意識を煽る優越感がApple商品への購買意欲を擽った。

それでこそiPhoneの存在意義があったのではないだろうか?

miniiPadで充分だ。(ジョブズは10inch以下のタブレットは製品化しないと公言していた)

iPhone5ユーザーの僕はiPhone mini開発には反対だ。
天に向かってつばを吐くようなものである。


さて、本題だ。

本書「2022年−これから10年、活躍できる人の条件」に於いて神田昌典先生は2016年にiPhone製造中止と予言している。

まさに今、iPhoneにあらずんばスマホにあらず状態であるが、おごれるiPhoneも久しからずである。

20世紀のビジネスモデルは大量消費・大量生産がスタンダードであり商品のライフサイクルも長期的であった。
しかし、21世紀となった今では商品が持つライフサイクルは短命となった。
企業側の商品開発力もあるだろうが、陳腐化された言い方をすれば
市場の価値観が多様化したために商品の生存率は短命化した。

商品のライフサイクルを神田昌典先生は「導入期」「成長期」「成熟期」の3段階で解りやすく説明されている。

僕はライフサイクルを5段階で説明した「キャズム」(ジェフリー・A・ムーア著)を読んだ時にライフサイクルとは何かを学んだ。
1991年に発刊されたこの本は当初のターゲット産業はハイテク産業であったが、今読み返すとすべての業種に応用できる。

ムーアは普及学の基礎理論として知られるエベレット・M・ロジャーズの5段階モデルに新し解釈を付加した。

新商品が認知されるまで以下の5段階の層を生み出すとしている。

●「イノベーター」(新し物好き 2.5%)

●「アーリーアダプター(中心母体はビジョナリーと呼ぶ)」(変革の手段、差別化の為に新商品を導入検討する層 13.59%)

●「アーリーマジョリティ(実利主義者)」(業務効率化を目的に新商品を導入する層 34%)

●「レイトマジョリティ」(新しいモノへの導入には消極的だが皆に乗り遅れたくないために新商品を導入する保守派 34%)

●「ラガード」(化石のごとく新商品を導入しない石頭達 16%)

そしてこの5層には溝(キャズム)が存在するが、特に「アーリーアダプター」と「アーリーマジョリティ」に大きな「キャズム」があると述べている。

この大きなキャズムこそ、前述の「ヒッティング・ポイント」だ。

神田昌典先生は「導入期」から「成長期」までの到達時間を2倍すれば「成長期」が終焉を迎え
その時間を3倍すれば「成熟期」が終わる。
つまりは商品のライフサイクルが終わると定義している。

「成熟期」の終わりの目安をこう定義している。
一気に他社が参入して廉価版などの商品の低価格化が顕著になっていくと。

iPhoneの「導入期」を2007年6月〜2010年6月の3年間、「成長期」の終わりが2013年6月。
そして「成熟期」の終わりが2016年6月となる。

先日の噂?!の真偽は別にして、iPhoneの「成熟期」の終焉はもっと早まるかもしれない。


そして、大きなワークスタイルの変化も「2022年−これから10年、活躍できる人の条件」は予言している。

本書にはピーター・ドラッカーの「ネクスト・ソサエティ」においてNPOが社会の中核組織になっていくとの説明がある。
ピーター・ドラッカーが誰かわからない人は是非ググって欲しい。
この人を知らないとビジネス要素が高い場では恥をかく事になる。

そして、企業は挙ってNPOを立ち上げ2020年にはNPOによる産業化が始まっていくと予言している。

これから、新しい価値観に対応できない企業はどんどん硬直化し大量の希望退職者によって
経営資源を確保する時代がやって来るのである。

神田昌典先生は「人類史上はじまって以来、最も起業しやすい環境に私たちはいる。」と断言する。
そして起業は再就職して前の給与を確保するよりもハードルが低くなっていくと述べている。

僕は47歳のしがないサラリーマンだ。
給与面ではこれからの昇給は絶望的だ。

しかし、去年同様に会社にしがみ付きぶら下がっている。

なぜなら、住宅ローンの見えない十字架を背負っているからだ。
この十字架は冒険やチャレンジを絵空事に変えるパワーを持っている。

神田昌典先生はこの十字架の呪縛を明快に解いている。

企業のサバイバル化によってNPOの産業化等、価値観の多様化に伴ってサラリーマン(企業人)の意識は変革し
「これは自分の仕事だ思えるプロジェクト」に出会えば
「その瞬間に、リスクという言葉が脳裏から消える」とある。

実に思慮深い言葉である。

この言葉に共感する世代が日本に新しい産業や革新を生み出すのであろう。

そして、企業は在籍してほしい社員を大量に失う時代が来る。
既存の会社というヒエラルキー・コンセプトは重工長大産業のように色を失っていくのである。

会社崩壊のその日が2024年であるのか?ないのか?

皆さんの想像力に委ねる。

次回は「アントニオ猪木自伝」を解体する。


つーかっ!まだ!ジョナサンにいるんだけどぉ!
紅茶はバッチリなんだけど!
テーブルのオーダーする時に鳴る音がさぁっ!
「ピンポーんっ」て音っ!

あのさぁ!音でかくねぇ????

押されるたびにドッキっ!てなるの俺だけっ?????

カランっ!コロンって!入店者が来るたびに!
来るぞぉーっ!来るぞーっ!ピンポンっ!来るぞ!と構えないと!

「ビクっ」となるんだわっ!

まぁ!慣れるのかな?

と思いながらも!「鹿児島深蒸茶」を啜りつつ!

おーっとっぅ(テレ朝時代の古館さん風)
目の前には黒ずくめ男と緑のジャージ上下のおねーちゃんのカップル着席っ!

嫌な予感がする?????



2016年iPhone製造中止っ?!

本書のタイトルは「2022年−これから10年、活躍できる人の条件」である。

著者は日本のNo.1のマーケッターといっても過言ではない
第一人者である神田昌典先生である。

本書は神田昌典先生から贈られた予言の書である。

発売当初から物議を醸し出した。

神田昌典先生は白黒をはっきり述べられる。

行間を読む暇などない。ドミノ倒しにショッキングな悲劇が展開される。
帯には「次世代を担う子供や若者に、」読んでもらいたいと切実さが伝わってくる。

僕のようなオジサン達は日経新聞に毎朝目を通さないと落ち着かない世代だ。
テレビならバラエティも押さえるがニュースを中心にプログラムが繰り返される

そんな世代であれば、以下の諸説もどこかで聞いたフレーズで耳障りではない。

例えば人口ピラミッドによる経済の衰退予測や歴史的70年周期説。
2024年には会社がなくなるという会社の寿命説。
新製品のライフサイクル説。NPOの進化説。
英語と中国語の2か国語の習得と海外留学必修説。
ボランティアとクレバーな人材との交流説等々。

上記、新製品のライフサイクル説に於いて2016年末にはiPhoneは製造中止。
あるいは新しいコンセプトで新製品として進化するか?
いずれかであると述べている。

このライフサイクルは「導入・成長・成熟」の3ステージをあらゆるモノが通り過ぎていく。
それを止めることはできないだろう。

このライフサイクルは次回解体する。

ここでポイントがある。
専門書の壁である。

我々のようにビジネスの場で恥をかかないために無理繰りビジネス用語を強いられた世代は
ビジネス用語や専門書にあまり抵抗はないかもしれないが若い世代はどうであろうか?

例えばあまり読書の機会に恵まれなかった若者に敷居は高くないのであろうか?

結果を述べる。

本書は小説のように読めるであろう。

「2022年−これから10年、活躍できる人の条件」
は4世代に宛てたメッセージでもある。
以下の具体的な年齢も表記されている。

17歳、25歳、35歳、45歳である。

少し脱線する。

日本文学に(当時は付属品的要素が多かった)批評(大意の評論)に独立性を持たせ
確立したのは小林秀雄である。
これは彼の稀有な知性と独創的な文章表現力が織りなす奇跡の連続によって生み出された。
しかし、僕のような凡人には知的好奇心が無い限り、小林秀雄の著作物は読破できないだろう。

要は難解なのである。

そして小林秀雄を以下のようにバッサリ斬った評論家が登場する。

「小林秀雄は江戸の職人である。(中略)小林秀雄は栄養料理の名手である。
只 この料理が必ずしも吾々の美観をまんぞくさせぬ。」

太宰治とも交流があった亀井勝一郎である。
(僕は太宰を愛し、村上春樹に30年間傾倒している)

彼と小林秀雄の決定的な違いは難解な事を簡単に表現することだ。
僕は彼が翻訳してくれた難解ではない明快な文章に中学・高校と酔いしれ
恋愛論には諭された。

僕の初恋は過酷だった。
小学6年生の終わりから大学1年の夏まで約7年間続いた。
不毛な片思いは早く終止符を打つべきだ。失う時間の代償が重荷となり自らを責めるから。

亀井勝一郎は「愛の思索」で叙述している。

「恋愛は美しい誤解である」と。

成就できぬ片思いは醜悪な勘違いといったところか。


閑話休題。

神田昌典先生は難解なる事を読みやすく整理して、ディズニーワールドのような魔法の国のワクワク感で読者を釘づけにする術を持っている。

まさにエンターテインメントなのだ。

例えばランドでもシーでもいいが、遊びに行き荒探しばかりをしていたら楽しめないだろう?

本書は読後、大好きになるか?大嫌いになるか?どちらか白黒がつくような本である。
どちらでもないとか、わからない、などという常套句を言う余裕がないほど切迫した危機感と
未来の日本への希望が共存した真剣勝負の壇上へ読者を誘うのだ。

僕は「2022年−これから10年、活躍できる人の条件」
を圧倒的に支持する。

神田昌典先生への思い入れを差し引いても、恐るべき予言の書である。


9年後、2022年、本書はビジネス黙示録として伝承されるかもしれない。


次回はなぜ2024年に会社はなくなるのか?この謎を解体していく。



あー!あーぁっ!何ドサクサに紛れて初恋まで!カミングアウトしてんの?
そんな身を削らなくていいんだよんっ!
へいっ!めぇんっ!ていくっ!いっと!いーじーっ!

でも!やっぱ!明日の髪型動向!気になるなぁ?

もしかして!僕は!盛フェチ?????

やっべーっ!僕までカミングアウトするとこだったっ!
セーフっ!セーフっ!!!パフっ!ぱふっ!

そんじゃ!明日っ!成人式っ!3連休っ!最終日!
お楽しみはぁ!これからだっ!!!!!



マックにおける卵男と声デカ女の声の恋愛に比例する音量変化に於ける一考察っ!

今ねっ!
マックに居るんだけど!
俺が来た5分後(AM 01:30過ぎにかな)!目の前のシートにカップルが座ったわけ!

そんで!どーでも良かったんだけど!
女が声デカイのよ!
聞こえるじゃんっ!

男はデザイナーの卵みたいな感じで!26〜28歳くらいでぇ!女は24歳なの(女が24と言ったんで!)

このデザイナーの卵男と声デカ女のバトルが面白かったんだぁ!

どーやら二人は合コンか?新年会か?
卵男は声デカ女とは出会ったばかりのようで!
やったら!「運命」だの?「奇跡」だの!アピールタイムなわけ?

お前さぁ!いまどき?使うの?そのワード???

そんで!
声デカ女は!
アパレルの輸入関係の仕事で!
定番な嫌な上司と今後の会社の不安を猛プッシュしてんのっ!

そんで!えらいなぁと思ったのは!

卵男が2時間ちかく!
声デカ女の!危機的自己実現の現状と自社の資金繰り悪化の風評被害の真実を!
回答を出せるわけないないのに!
卵男に聞くわけ?

卵男のやりたい本能が勝ったのか!

女にひたすら!どーしたの?と解決策を提示することなく!
きいてりゃ良い!見本みたいに!うなずき君に徹してるっ!

ずーとっ!阿川さんの本みたいっ!
声デカ女の話したことをオオム返しに質問し!話させるんだ!

お蔭で!声デカ女の自社レートや!某ブランドの日本撤退等の!
「噂」話が聞けたけど!

さぁー!これから!
攻守逆転っ!

卵男の口撃が始まったっ!

なんでも!卵男は!東南アジアでボランティアをしたいらしく!
NPOを立ち上げる「夢」をジャッブ!ジャッブ!

志はいいのだか?真偽のほどは!わからないっ!
眉唾モノしか感じれないよんっ!
だって!あまりにプレゼンが巧すぎるっ!

でもー!卵男口撃開始!15分で!
声デカ女の目が高級ブランドバックを見るようになっちゃったっ!

最後は!声デカ女が!卵男の手をにぎちゃって!
見つめ合ってるんだわ!

マジか?????
ありかぁ????

先日!NHKの失恋相談所だか何だかの番組で!
今や!中高生のナンパは1%しかないっ!
という!驚愕の数字を目の当たりにしたわけだが!

この卵男は!肉食系と呼んでいいのか!!!!!

最近の男は告白できずに!

「何か?俺たち付き合ってるみたいだよ?どうする?」とか!
「俺が好きだったら!お前!どうする?」みたいな?
歪曲であり且つ断定の無い意思表示及び確認とも思える告白が横行しているらしい?

そのままさぁ!

「好きです!付き合ってくださいっ」て言えばいいのに!

言わねぇらしいっ!


バブルを謳歌したオジサンには理解できないが!

卵男が夢を語り!女から手を握らせる光景は感慨深いものがあった!

そして!注目すべきは!

声デカ女の声のボリューム変化だ!

卵男が促したのかもしれないが!
ヒソヒソ話のボリュームに絞りやがった!
(ミキサー壊れたかと思った)

だったら!最初から!公衆の場なんだから!
調整後!入店しろちゅーのっ!

卵男の両手をニギニギしてからは!
急に!音量を公衆モードにしやがって!
まさに!「あんた!バカぁ!」だ!

こっちだって!中途半端に!
地上波の洋画劇場を見ちゃった状態で!

結論が知りたいんだちゅーのっ!

もーっ!ニギニギ後!
30分くらいかな(AM4:30過ぎで)

マックを出ていきやがったっ!

まぁ!始発の時間とも考えられるし?
でも!出会った後に!声デカ女を送って来て!
「少し!マックでお茶しよーよ?」モードにて!
マックへ同伴したのかぁ?????

卵男は!肉食なのか?
女は!男が「夢」を語ると!昔も今も!
声のボリュームを落とすのかぁ????

そこんとこっ!!!!!

どーなのよっ???


ユーミンなら答えを知っていると思うが!

正直!あの両手ニギニギは羨ましかったぞっ!
がんばれ!卵男っ!

君の!明日は!明るいっ!

ちなみに!僕の!
明日はぁ♪どぉーちだぁ♪

ヨロシクっ!

スーパーフリーエージェントの秘密っ!

明けまして!おめでとうございますっ!
やって参りました!
巳年!って!
僕は!年男で!ございまぁーすっ!
今年も!サービスっ!サービスなのだぁーっ!

つぅー事で!
4部作!本日っ!
「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェントスタイル)堂々の完結っ!

では!行ってみよっ!


前述したようにスーパーフリーエージェントとはフリーエージェントに経済的成功が加わったものだ。
与沢翼氏は一般的に年収2000万円がリッチを体感できる最低限度額と提示している。

僕も年収1400万だった事があるが、おこづかい制度が跳梁跋扈し毎月5万円の範囲でやりくりしていた。
(当時我が家の財務大臣は規制改革には後ろ向きだったのである)
残念ながらリッチさは未経験なのだ。

リッチになるために「常識」として以下の4つを挙げている。
@「先取りの発想」を持つこと。
A「お金の入りと出を増やす」
B「お金によい旅をさせる」
C「毎月1回勝負の日を決める」

@「先取りの発想」に関してはよく言われるが、要は成功したらやりたい事を成功する前に体感する事を推奨している。
買いたい車があればディーラーに見に行き、住みたいマンションがあれば内覧してしまうのだ。
それを先行する事で欲しいモノやサービスを日常化してしまうのだ。

ここで与沢翼氏はフェラーリ458スパイダーを見に行ったら欲しくなり500万円の手付を打ち8ヶ月後の納車時に残金一括キャッシュの契約をして、それを「目標」にして達成したそうだ。
ちょっとチキンハートな僕にはできないと思った。

A「お金の入りと出を増やす」
これもちょっとハードルが高い。お金の入りと出を増やせる術を知っている読者がどのくらいいるのか?

またキャッシュフローの意味を理解している読者がどのくらいいるのだろうか?
キャッシュキャッシュフロー計算書なんて?況やをやだ。
まぁ僕の単なる杞憂ならいいのだが。

一般的なサラリーマンはお金の入りと出は固定化される。
給与が振り込まれ諸経費を支払う。臨時収入は入院時の保険金か決算書賞与くらいだろう?
(今のご時世では無理か?まぁ節税熱心な儲かっている経営者がいればラッキーだろう)
それではどうすればいいのか?

ここからの説明は解りやすい。
グループでビジネスを始めた時に自分の口座をメインとして仲間の売り上げや支払を行うようにするのだ。
そうすればお金の出入りは循環し儲けは少額でもキャッシュフローは出来上がるのだ。

実はこの経験が難解な「買掛金支払いサイクル」を利用した資金調達の真髄に気付く事になるだろう。
与沢翼氏はサラリと述べているがリアルビジネスをやったことがない、あるいは売掛・買掛を自分(経営者として)の財布から出し入れした経験がないと
イメージの実態は捉えにくいと思う。

ある意味、賭けであり根拠なき自信に裏付けされた博打である。

解る人はそれでいいし、解らない人は宿題だ。是非キャッシュフローからググって欲しい。
また本書には「ROI(return on inbestment)」も登場する。株式投資には必要な指標だが、一緒に覚えるとカッコイイ。

B「お金によい旅をさせる」

これもよく言われるがお金に紐をつける出費を推奨している。
無駄な出費は意味がないが、お金を「自由に旅」させることによって、お金が「多くの仲間」を引き寄せてくれるのだ。
なぜなら「お金は自由を好む」からだ。

C「毎月1回勝負の日を決める」
これはちょっとハードルが高い。
要は月1回なんらかの目標を決めて、通常であればレベル30の自分に難問を課することでレベル99まで上げるのだ。
しかし、このレベルアップにはリスクも伴う。
「会社の倒産」「最愛の恋人を失う」や「借金を背負う」ことがそれである。
しかし、人の脳は「苦しいな、難しいな」と感じた時に急激な成長を始めるのだ。


そして、本書は重要な点を述べている。

成功への一番大切なモノは「潜在意識の改革」としている。
「年収2000万円の潜在意識を手にすれば、必ず年収2000万円に近づく」とし
潜在意識は「何よりも強力なもの」と定義する。

これには大賛成だ。
全くその通りである。

僕は成功への内的要因は「潜在意識の改革」であり、外的要因は「パーソナル・ブランディング化のためのヒッティング・ポイント」だと考える。


そして最後に与沢翼氏はこう語る。

「本当になりたいのは起業家だった」そして「大きな会社を作り」たいようだ。

また、こんなことも語っている。
会社のメンバーへ向け

「皆が僕を超えたときが、ここを去るときだよ」と。

ありえない。
それが与沢翼氏の組織および社員教育の限界を見る時だろう。

創業者を超えることができないのが、創業者ヒエラルキーなのだ。

でも、もしかすると21世紀型のカンパニーモデルを創出するかもしれない。

与沢翼氏恐るべし。

新刊本も、本屋へ買いに行こう。

最後に兵法のお勉強。

調べたい人は調べて欲しい。
グっとくる銘文である。

兵に常勢はなく、水に常形なし。よく敵の変化に因りて変化して勝ちを取る者、これを神という
与沢翼
神としてネット界に降臨か?


次回は2012年 Amazon ビジネス部門 No1「2022−これから10年、活躍できる人の条件」(神田 昌典先生著)
を解体する。


いやーっ!やっと終わった四部作っ!
お付き合い下さった。皆様っ!ローソン(じゃなっかた)サンクスっ!

今年は!年男なもんで!
レベル99目指して!アクセル全開だぜっ!

ヨロシクっ!


フリーエージェント成功の秘訣っ!

さぁ!やって参りましたぁーっ!おぅーとっ!今回で本書は完結し!マトリックスかぁ?
羊(鼠男)のよーにっ!三部作となるのか?

それとも!序!破!Q!?!の四部作となるのか?
僕も!わっかりましぇーんっ!だって!「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェント)は!深いぃーっ!

あまりの深さに溺れそーなんだわっ!これがっ!秩父市は!とんでもない怪物を育てたもんだっ!


そんじゃ!行ってみよっ!



来たるべきフリーエージェント社会での成功の要因はなんであろうか?
ポイントは「名前を売る」「共感力」の2つである。

まず、個人のブランド化であるが与沢翼氏から解説はあるものの一般ピープルの我々にとって
パーソナルブランディング戦略の立案は難しい。

彼は稀有な存在であり、バズマーケティングを始め「与沢翼」だから可能であるメッセージは伝わるが学問と同じで王道は無いと云った感じだろうか?

苦言として瞬間風速で名前が売れてもブランドにはならず、他者(顧客や読者)からの「リスペクトと興味」を維持し続けて初めてそこに口コミが加わりブレイクする。

ところで、物事には、80対20の法則(パレートの法則)がある。
この法則はわずかな投資や努力が大きな収益や報酬をもたらすという法則である。

例えば得られた報酬の80%は全体の20%の時間しか費やしていない。
営業マンの営業成績を分析すれば20%の営業マンが全体の利益80%を生み出している。
また利益全体の80%は20%の顧客から生み出されている。

言い換えるなら、20%の努力で80%の報酬を得ることができるのだ。

この概念は50対50の平等感覚に反している。
しかし、現実に努力と報酬は不均等であり、その比率はほぼ80対20となる。

パレートはこの現状(人間の行動と社会現象の不均等なルールの謎)を立証すべく生涯をかけて研究したが、答えは20世紀後半、力学系としてのカオス理論が原因と結果をグラフ化すれば非線形となる事を不均衡の問題として立証した。

このカオス理論は80対20の法則に酷似している。

フィードバックループがこれにあたる。(メールのやり取りではない)
回路理論の一つであるが、初めは小さい処理系の変化が大きな変化を生み出し最終的には想定外の巨大な現象となる。

ロックバンドの大ブレイクやインフルエンザの流行などが非線形な動きとして分かりやすい。

例えばBON JOVIを事例として挙げてみよう。

1984年「夜明けのランナウェイ」でデビューした彼らはシングルが全米ビルボード76位。
当時、日本ではHR/HMファンしか知られていない存在だった。

HR/HMファンにとってビルボードの100位に入る事(今では当たり前だが)は驚愕であり、
また彼らがソフトな楽曲やビジュアル面でアドバンテージがあったために女性ファンを巻き込んでいった。

そして伝説の西武球場(スタジアムではない)で2間日行われた「SUPER ROCK'84」で初来日を果たす。
オープニングアクトを務めた彼らに多くの男性ファンが熱狂した。(正確にはこの公演のみ男性の野太い声が響き渡った。後はアイドル宛らの黄色い声が会場を支配する)

当時彼らは池袋のプリンスホテルに宿泊し、グルーピーもいない健全な夜をファンと楽しんだ。
そして信じられない事に西武球場へは電車で会場入りしていた。
セキュリティーも無く、単なる新人バンドだった。

その後ファーストアルバムがオリコンチャートを急上昇する。
世界中で日本だけが異常なランクを叩き出した。
これがBON JOVIの親日家を超えた日本贔屓の始まりである。

1985年セカンドアルバム「7800ファーレンファイト」をリリースし、再来日。都内では渋公、サンプラで昼夜のマチネ公演を決行。
チケットはHR/HMを聞かない女性層に圧倒的な支持を受けて即日完売した。(ここからアイドル化していく彼らを男性ファンは静観することとなる)

そして、彼らの運命を変える問題作が1986年リリースされた「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」。

当然オリジナルタイトルとは違った邦題となり発売されることとなる。
オリジナルタイトルは「Slippery When Wet」
Will be known to a person lewd.Translating them into Japanese!
Let's look at those who want to know.
I can not understand why did BON JOVI title this.

そして、このアルバムはタイトルだけの問題では終わらなかった。
ジャケットも変更されたのだ。
現在は「濡れた」ガラスにアルバムタイトルが指で書かれたようになっているが、
発売時は巨乳の女性が黄色のTシャツを着てまさに「濡れている」
胸を強調したジャケとなり回収騒ぎになった。(GUNSよりはマシかもしれない)

World tourは日本からスタートし箱は武道館。プロモーターもウドー音楽事務所に変わり気合が入っていたのだろう。

アルバム発売直後の来日もあってか、チケットは売れず武道館は燦々たる結果だった。
2階(分かり易く表現すると3F)は誰もいない。
アリーナ(ここが通常1F)は辛うじて人が埋まり、1階席(ここが2F)もパラパラ。
惨敗投手のように成田に向った彼らだったが、奇跡はそこから始まった。

少しその時代背景を見てみよう。非常に興味深い変化が起こっていた。
80年代の音楽シーンはMTVが革命を起こしていたのだ。

蛇足であるが、よく80年代革命と言えば論争されやすいCD革命論を僕は支持しない。

なぜなら、メディアが変わっただけでアナログという意味ではカセットテープは現存しているからだ。

例えば、量販店でMDデッキはほぼ駆逐されてしまったが(マトモなものはONKYOのX-N7XXくらいだろう)
所謂ラジカセは昔と変わらず販売されている。

アナログがすべてデジタルに変換したとは言えないのでCDによるメディア革命論は僕の中では受入れがたい。

また、MTVを音楽と映像の融合とよく言うが、MTVのインパクトは、炊飯器でパンも作れますといった融合論ではない。

これも論争ネタになるが一番古いPVはQUEENの1975年の「ボヘミアン・ラプソディー」と言われている。
アーティストが試みれば音楽と映像と融合などMTVが無くとも制作できるのだ。

僕はQUEENの芸術性や差別化の意識レベルの高さが1975年にPVを作った理由と思っている。
(この「ボヘミアン・ラプソディー」をカラオケで歌える人がもしいれば脱帽する。僕には習得できない。)

そろそろ答えを言おう、MTV革命の革命たる所以は音楽セールスのメインストーリムがラジオからMTVに変わった事である。(あくまで当時の話であるが)
逆に言うとLIVE活動をしていないバンドやアルバムすらリリースしていないアーティストでさえMTVでの人気が出ると売れる世となった。

ラジオの音楽論は後日書きたいと思うので割愛する。

80年代アーティストは必死になりPVを作った。(MICHL JACKSONの「Thriller」など枚挙にいとまがない。)

そのムーブメントの潮流にBON JOVIは乗ったのだ。
ファースト・インパクトは「禁じられた愛」
セカンド・インパクトは「リヴィン・オン・ア・プレーヤー」

そして、全米だけでなく世界中のチャートを塗り替えた。

満を持して1987年「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」TOURとしては異例の2度目の来日を果たし、
追加公演を含む武道館5Daysを完売。
その時のキャッチコピーを僕は一生忘れないだろう。

「BON JOVI 凱旋来日決定!」

ガラガラだった武道館を経験したファンは祝杯を上げた。

本題へ戻る。

なぜ?BON JOVIは売れたのか?時系列で見れば「禁じられた愛」がきっかけだ。
でも、なぜ「禁じられた愛」がスマッシュ・ヒットになったのか?

媒体がMTVであったことは間違いない。
結果、このアルバム「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」はたった2曲のシングルヒットで全世界で3000万枚のセールスを生み出した。

BON JOVIの「禁じられた愛」が80対20の法則、カオス理論の指摘する「発火点」(ヒッティング・ポイント)である。
理由は分からないが見えない神の手によって、手繰り寄せられたかのように、その前と後では景色が全く違うのだ。

インフルエンザの流行もそうである。緩やかな増加グラフがある日を境に激増し、インフルエンザ危機となって猛威を振るう。

これにも根拠のない「発火点」が振り返れば見えてくる。

もし、この理論に興味ある人はリチャード・コッチの「人生を変える 80対20の法則」をお勧めする。

長々と説明したが成功者はこのビジネスの「発火点」を自ら作り、ブランド化を実現した人々である。

ところが何冊の本を読んでも、DVDを見ても、セミナーに参加しても「発火点」の作り方を
明確で普遍的な確固たるモノとして提示された事はない。

当然である。

起業や営業や勉強と同じで、こうすれば結果が出ると約束してくれるマニュアルなど無いのだ。

コツが掴めるまでは先人のやり方を言われるがままやり続ける勇気と素直さを持って、愚直に行うのだ。
いずれ、こうすれば良いという答えは自ずと解る時が来る。

僕は永ちゃんのインタビューで開眼した。

「矢沢は思うわけよ。やらない奴は周りがいくらバックアップしても結局やらないわけ。
やる奴はさぁ、周りが敵だらけでもやるわけね。で、どっち選ぶかよ。どっちの人生を取るのか?てこと」

この発言がいつかやろう思考を今すぐ動かねばと思わせてくれた。

成功者達は大同小異同じことを言っている。

「今日やることは必ず今日中にやること」

今日の宿題を明日に延期すべきだなどという人に出会ったことはない。

僕は個人のブランド化に必ず「発火点」が必要だと思っている。
いつでも「発火」していいように準備すべきだろう。

そしてもう一つが「共感力」である。
社会現象や物事に敏感に反応し「未来のビジョンに共感できない人は、伝道者になることができない。」と斬って捨てる。

例としてスティーブ・ジョブスのスタンフォード大学でのスピーチを上げ「点と点が線になり、線と線が面になる」という発言に雷に打たれた衝撃が大いなる原動力になったと振り返っている。

まるで松本清張のような名言だ。

僕であれば人口に膾炙した「Stay Hungry.Stay Foolish.」を選択してしまうだろう。
このチョイスも与沢翼氏の「共感力」の高さの表れである。

「共感力」アップのポイントして「脳のトレーニング」を推奨している。

要はあらゆることに興味を持って、「why」と「how」を繰り返し、
「なぜこうなるのか?」という原因の追究と「これをうまくやるためにはどうしたらよいのか?」をクセにすべきと説いている。

根拠は成功者は「尋常ではないほど脳が鍛えられている」からである。

ぼーとしている時間は悪であり、常に思考しているクセを習得すべきであると提唱する。

残念ながら僕はその境地には達していないが、問題意識の感度は高くしようと思っている。

例えば、新刊本をAmazonでは買わない。
本屋へ行くのだ。

なぜなら、何が売れているのか?ということが直接体感できAmazonに比べ圧倒的に立ち読みができるからだ。

僕はかなり活字中毒なので自分にとって、この本を買うべきか?図書館で借りるか?文庫本まで待つのか?買わないか?の判断が瞬時にできる。

また、季節ごとで棚本が変わる。今の旬は百人一首やカルタ系だ。
12月以外であれば一段くらいの冊数しかないが今なら全面埋まっている。
当然であろうが行って気付く事は大きいのだ。

後日kindleを始め来年ブレイクする電子書籍に関して触れたいと思う。

次回はスーパーフリーエージェントの秘密を解体する。



マジかぁ?なんだよぉーっ!四部作なの????
まぁ!大晦日な今夜は!TOHOシネマズで序!破!Q!のオールナイトっ!いぇいっ!

そんでぇー!原宿のエヴァショップから!LIVE中継で!108回!「あんたぁ!バカぁ!」
ひーはぁーっ!もー待てないぜっ!綾波っ!!!!!!!!

つぅー事で!良いお年をっ!
C-ya next yearっ!


来年もぉ!サービス!サービスっ!

フリーエージェント・インパクトの警告っ!

いやーぁ!また!お会いしましたねっ!(by淀川長治っ!)

さぁー「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェント)の続きですよんっ!

与沢翼氏の武勇伝は!リサーチしましたかぁ???やってない方は!与沢翼氏を!ちぇけらぁっ!

では!行ってみよっ!

フリーエージェントの定義とはなんであろうか?

「会社などの組織に属さず、個人が単独でビジネスを展開するローリスク・ハイリターンの手法」とあり、例えばセミナー講師やアフィリエイター(大意としてネット業界での販売代行者)などが該当職種となる。

また、共通の3定義として、「組織に縛られていない」「好きな仕事だけをやっている」「学ぶことに意欲的であること」を挙げている。

そして、スーパーフリーエージェントとは上記定義に経済的成功が加わったものとし、個人がリッチさを享受できる年収を2000万と具体的に提示している。

デフレ脱却が叫ばれる中、安倍ノミクスがどう景気浮揚を実現化できるか未知数であるが与沢翼氏は既存の企業のヒエラルキーにアンチテーゼを鋭く主張する。

事業とは経営者が利益を享受するための組織であり社員が代表取締役よりも多くのサラリーを受取る事はできない。
よって、組織に縛れている限りリッチになる事は困難である。

また、今後はJALの再建のように赤字会社のリストラが加速する。
なぜなら生き残りをかけて固定費(人件費や家賃など)の削減が企業の命題となっていくからである。
そのため企業は人件費をアウトソースする事によって変動費へ豹変させるのである。それが出来ずに膨大な固定費を維持する会社は自ら足枷を付け倒産して行くだろうと経営者へ冷水を浴びせるのである。

ではどうすればいいのか?与沢翼氏は問題提起だけではなく「自由」と「裁量権」というキーワードで「進化」する企業の在り方(by大久保秀雄会長)を以下のように示している。

社員は時間の拘束に対する対価としての報酬を得るのではなく、経営者と「基本的な価値観を共有」して「裁量権」を保持し信頼関係をベースに「自由」に仕事を行う。

経営者は社員の副業を認め、社員に「副業以上に魅力的な事業を提供」する必要があると重責を負わす。

そして「信頼をベースとして相互が全力で業務を進化させていく」べきだと説いているのだ。

これを経営者目線で見ると理解はできるが現実化するにはハードルが高すぎる理想論と映る事かもしれない。
地方での兼業農家を除き副業を認めている会社を僕は知らない。業界によっての副業の考え方も一様ではないと思うが、一般的な会社で始業が9時から終業6時のようなオフィスを構えた会社では副業の容認は困難であろう。

副業禁止はある意味、暗黙の了解的な要素が多分にあり、就業規則のテンプレートでも副業禁止を謳っている。

確かに与沢翼氏の副業容認提案は会社側にとってメリットもある。副業容認と引き換えに給与削減が容易にする事が可能となるからだ。

リストラは業績不振と表裏一体であり、社員に不安と動揺を与え取引先へも風評被害となるリスクを持っている。
そのためにリストラの経営判断を先送りさせ、資金繰りの悪化に伴って業績不振という大義名分の元に行われる。

僕は副業容認の波が広がった時に若い世代だけではなく僕のような中高年世代も含めアフィリエイターを筆頭にネット業界へリアルビジネス界からの民族大移動が起こると思っている。

与沢翼氏は30歳である。自分自身の経済的成功がホリエモンのように、若い世代へジャパン・ドリームとして届く事を願っていると推測できる。
僕は47歳の普通のオヤジだ。僕にとって20代は年が離れすぎて身近には感じれない。
ましてや10代となれば独り娘とダブってしまう。

どうしてもイメージするのは30代後半から40代の同世代の動向が気になる。

同世代のほとんどは家庭があり、住宅ローンの呪縛から解放されていない。
よって、会社・組織にぶら下がっている世代とも云える。

出世競争も真っ只中ではなく、同期で部長もいれば係長もおり最後の転職というジョーカーの札を切らなかった世代でもある。
彼ら(彼女ら)はどうするのであろうか?
会社に所属し給与やボーナスカットを受入れ安定を欲した世代にフリーエージェント時代の到来はどう映るのだろう?

その衝撃と狼狽ぶりは同世代であるが故に容易に僕は理解できる。

逆に、 「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェント)
は若者ではなく、中高年者の必読の書ではないだろうか?

我々は過去の成功体験に洗脳され、所謂「頭が固い」世代だ。

到来するであろうフリーエージェント時代のパラダイム・シフトをイメージでき且つ行動に移せる柔軟な人はどれくらいいるのだろう?

草食男子やゆとり世代に負ける訳にはいかない。

今なら、まだ世代の先駆者としてアドバンテージが得れるのである。


もう一度繰り返す。

「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェント)
は中高年者の必読の書である。

次回はフリーエージェント社会での成功の秘訣を解体する。


いやーっ!オープニングが短かったもんで!再登場っ!
勢いで!演説しちゃうぞっ!えへんっ(by咳払い)

中高年者よっ!悲しみを怒りに変えて!立てよ!中高年者よっ!
我ら中高年フリーエージェントこそ選ばれた民であることを忘れないでほしいのだぁっ!
優良種である我らこそ日本経済を救い得るのであるっ!(ギレン・ザビの声で)

ジーク!フリーエージェントっ!ジーク!フリーエージェントっ!(ジオン軍国民の声で)

では!さいならっ!さいならっ!さいならぁっ!

フリーエージェント時代!到来っ!

さぁーやって参りましたぁーっ!よーこそっ!べいべーっ!解体心書のLIVEへ!
最後まで楽しんで下さいっ!ヨロシクっ!(by矢沢永吉っ!「BLUE SKY」どんだけぇー!最高ですっ!That's so coollっ!)

つーことでっ!初登場はっ!「成り上がり」「アー・ユー・ハッピー?」の永ちゃん??ではなく!
矢を!与に変え+沢の!与沢翼氏のデビュー作でぇーす!!!!(タイトルコール!かもんっ!)

ジャじゃぁーんっ♪ 「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェント)でーすっ!

与沢翼氏の名前を知らない人と多いと思うけど!既にTVや雑誌で取り上げられたり!ちょっとは有名な方ですよんっ!来年!今年の杉ちゃん!の様に間違いなくブレイクすると「断言」(by伊藤政則大先生っ!)致しますっ!

10年後は経団連の会長くらいのポストに居るやも知れません!(どんだけぇーっ!)
与沢翼が株に変身してくれれば!死ぬ気で資金を調達して買い捲りますよんっ!
塩漬けになる事はないでしょうからっ(笑)

さぁーてっ!この本はまず!ブックカバーが20世紀最後の暴君から繰り出す!強烈なハイキックを凌駕するインパクトを与えるんだわ!

だってー!いきなり!表紙をめくると!「Rich or Die」(「稼ぐか、死ぬか。」)と極論が登場だもんっ!まぁ!読めば!この意味がジーんと胸に突き刺さりますっ!

この本で与沢翼氏は!徹頭徹尾!若い世代に「今すぐ行動して稼いだ方がいい」と熱いメッセージをヤシマ作戦のポジトロンスナイパーの様に放つのだぁーっ!

そのメッセージは草食男子やゆとり世代のATフィールドを破れるか?
オジサンである僕(来年!年男の47歳!)は静観するんだなぁ!これからっ!

それでは!第六使徒(新劇場版にしましたぁ!)ラミエルがジオフロントへシールドを
展開させるが如く!
「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェント)を解体していくよっ!

じゃー!行ってみよっ!!!


まず,特筆すべき事は2つ。与沢翼氏が30歳であり且つ創業した前会社を倒産させた経験者である事。それが僕に大いなる興味と共感を与えた。

僕も自ら会社を経営し、ネットバブル時には8社のVCから出資を受けた会社を破綻させた経験を持っている。僕の経歴はいづれ詳細を述べるが外部株主の筆頭は「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェント)にも登場する当時、新橋にあった某S社である。

僕は直接K社長にお会いし自社株の譲渡契約書を交わした過去がある。K社長は34%のシェアを要求して来たが、それまで外部株主の筆頭であった東京駅近くにある老舗VCの某J社の気持ちを配慮したのと某S社が外部役員を投入して来る事が容易に理解出来たので、結果シェアは18%に抑えた。

しかし、K社長は引き換えに主幹事証券をI証券から、当時S社の案件を多く担当していたS証券に変更する事を要求し、それに応じた。

今まで上場審査でお世話になったI証券に主幹事契約の破棄を伝えに行く時の脚は重かった。その時にI証券の審査部長に言われた一言は今でも忘れない。

「たつまきっ!さん。正しい判断をされましたね。S証券なら初値をうちより高くつけるでしょう。ただ上場は会社存続の手段ですからね。
目的ではありませんよ。経営か上場の二者選択を迫れる事があった時は必ず経営を選択して下さい。会社の目的は上場ではなく存続する事に意義がありますから」
と言っていただいた。

僕は手段と目的を間違った。そして破綻した。

その後、ありがたい事に紙屑となった株を持っている出資者に誘われ渋谷のインテリジェンスビルの草分けである東急・京王・営団の運営するビルにサラリーマンとして勤務する事となる。

このビルに勤務していた個人的な背景も与沢翼氏に親近感を与えたのだ。

さて、枕が長すぎた。本題へ戻ろう。

著者である与沢翼氏とはどんな人物であろうか?本書によれば「ブレーキがない人」とある。
与沢翼氏の経歴は、大学時代に起業したという共通点で株式会社リブセンスの村上社長とは幼少期からの生い立ちが大きく異なる。

これはやんちゃなで波乱万丈な時代と商いの空気で呼吸してきた外的な環境が渋沢栄一を彷彿させる。

ちなみに僕は國學院大學の文学部史学科卒で卒論は井伊直弼がテーマだった。

その時に参考文献した中で一番感銘を受けた著者は童門冬二先生だった。
もし、渋沢栄一に興味ある方は童門冬二先生の作品を読んで欲しい。

その渋沢栄一のごとく育った与沢翼氏の経歴は武勇談を含め割愛する。
「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェント)を読むなりググるなりして欲しい。

「Super Free Agent Style 」(スーパーフリーエージェント)はスーパーフリーエージェントとして再起した与沢翼氏が自らの成功の秘訣と既成概念の危機を警鐘し、
今後は大企業が中心の経済は終焉を迎え一個人がインターネット社会の主役となる時代が
到来し、次々に億万長者を生み出すと予言している。


次回はフリーエージェントの定義から解体する。

ヨロシクっ!
   
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