ナースデッセイ開発秘話#4
とその前に！
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ツブイマに入ろう！！
#4
本題を忘れるな
※ネタバレとツブイマの営業の邪魔にならないようにアレンジを加えてます。
会議室に呼び出されたマルゥルとテルミ。
何やら重々しい空気。
今日もまた、怪獣災害を止める為の開発がなされるだろう。
ホッタ「集まってもらったのは他でも無い！我々の任務を再確認する為だ！」
マル「だから、怪獣災害を止める為に結成されるチームの装備とか戦闘機の開発だろ？」
ホッタ「そうだ！なのに気づいてみたら！#4にまで！その手の話全くしてない！ユッケジャンとか、経費がとか、変な奴が来たり…そろそろ見ている側もクレームが来るだろう。」
テルミ「誰からです？」
ホッタ「どうせダラダラやって時間稼ぎしてるだけのコント番組なんだろ？製作費安そうで草とか言う奴だ！」
マル「誰が言ってんだよ…しらねぇよ…」
ホッタ「とにかく本題を忘れない為にも集まってもらったのだ！」
テルミ「あの？私経費事務ですけど？」
ホッタ「テルミちゃんの一般の声も聞いてだね、そう言う声が案外いいアイディアに繋がるもんだから！」
マル「本当にそんなもんかねぇ？とにかく色々アイディアを出せばいいんだな！」
ホッタ「そうだ！まずは対怪獣災害用戦闘艇のアイディアから行こう！」
マル「そうだな！まず母艦から決めなぁーとな！一般的なマザーシップに1番必要なのはなんと言っても戦闘力！戦闘力が戦力の決定的さを生み出す！だからいろんな装備を収納できなぁとなぁ！」
ホッタ「なるほど戦闘力ね…」
ホワイトボードに戦闘力と書き留めるホッタ。
マル「戦闘力を上げればその分機動力は下がる。装備の重量故に小回りが効かなくなっちまう！機動力も必要…」
ホッタ「機動力…ねぇ…」
ホッタはホワイトボードに機動力と書き足された…
マル「戦闘力を上げたら機動力は下がる、機動力上げたら戦闘力は下がるは永遠の課題だからな…」
両立と追加で書き足された…
テルミ「あの？乗り心地とかどうですか？」
ホッタ「はっ？」
テルミ「やっぱり乗り心地も大事でしょう。私枕変わると寝れないタイプなんで…」
ホッタ「いや…その辺は後でもよくねぇ？」
マル「そんな事ないだろ？作戦がすぐ終わると思ったら意外とヤベー奴で、2日3日かかるかも知んねーし」
ホッタ「まぁ…」
乗り心地と書き足された…
テルミ「後内装も統一感出したほうがいいと思います！外装も内装も白を基調にして馬がイメージとか。」
マル「うんうん！いいじゃん！いいじゃん！」
乗り心地…内装…白…
ホッタ「いやいや！想像してるやつ形にしたら怒られる様な物になったぞ！親父にも打たれた事ない私が初めて2度も打たれるかも知れない！」
テルミ「やっぱり食事のメニューも豊富にしないと、食べ盛りの子供を乗せるかも知れないし！」
ホッタ「完全にあれだよね？燃え上がれってやつだよね？緑色の玉見たいなのも出てくる。」
マル「そうだよなぁー中にはラーメンしか食わないやつもいるかもしれないしなぁ〜」
ホッタ「あれは、そもそもそもそもバトル漫画じゃないでしょ！小池さん！？」
テルミ「でもあの人が食べてるラーメン何ラーメン？」
ホッタ「イヤイヤ！完全に話が脱線しとる！」
マル「あっさりか？こってりか？難しいな…」
頭を抱えるホッタ…
…
待てよ…
何か閃いた様子！ホワイトボードに「あっさり・こってり」と書き足される！！
ホッタ「閃いたぞ！」
ホッタが眼鏡を上げて熱く語る！
ホッタ「戦闘力と、機動力！！その両立を可能にする為に！あっさりか！？こってりか！？その日の気分で変えれる様に変形する！！」
マル「なるほど！トランスフォームするんだな！車になったりロボットになったり！」
テルミ「ほら言ったでしょ！案外私の意見役に立ったでしょ！これから忙しくなるわね！」
マル「やりますかっ！」
ホッタ「じゃあさぁ！忙しくなる前に打ち上げ先にしよう！」
マル「いいねぇー！！」テルミ「今回は私もプロジェクトに参加したので、経費から落とせる様にします！」
ホッタ・マル「よっしゃあー！！」
そして会議室を軽やかな足取りで去っていった…
一同は、この時…まだ何も決まっていない事に気づく余地もなかった。
振り出しに戻る…
続く…
