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2023年02月02日
リメイク/六多いくみ/7巻(完結)までのネタバレあり
こんにちは!
本日はネタバレあり編です。
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)面接に合格し、BA(ビューティーアドバイザー・美容部員)になったかのこ。
同じくBAで、売り場のチーフである嶋田をはじめとする同僚や、百貨店の社員である四十崎などの支えもあり、苦労することも多々ある中、かのこはやりがいを持って仕事をするようになる。
次第に、自分は四十崎のことが好きだと気がついたかのこは告白をする。
その場では返事がもらえなかったが、今まで表面的にしか見てこなかった四十崎の内面を深く知りたいと思う出来事があり、付き合うことになる。
しばらくしたのち、かのこが世話になってきた嶋田が結婚を機に退職することになり、悲しい気持ちにはなったが、彼女に祝福の気持ちをこめてメイクをする。
嶋田が去ったあとも、かのこはBAとして活躍する。
★以下、ネタバレあり感想
ところどころ主人公補正がかかる部分はあったけど、全体的としてきれいにまとまっていて、また読みたいと思える作品だった。
未経験からいきなりBAになるのって、覚えることだらけで大変だろうなと思うけど、新しいことを知っていくことはわくわくするよね。
百貨店の化粧品コーナーって敷居高くて緊張するけど、かのこみたいな人が接客してくたら嬉しいかも。
ガツガツされても怖いし。笑
嶋田さんはわりとガツガツだったけど、かのこが憧れるくらいの人だからちょっと接客されてみたい。
そんな嶋田さんが退職するのは私もショックだった!
でも春メイクをして送り出すっていう、かのこのBAならではの祝福の仕方が粋でした。
そして、四十崎課長との関係も良かった。
四十崎課長、なんでつかみどころのない雰囲気なのか疑問に思ってたけど、終盤で解決したね。
元婚約者がいたとは!和解できて良かったよ。
この件によって、かのこは四十崎課長ことを今まで勝手に完璧なイメージを作り上げてきたけれど、こんな風に悩んでいて、弱いところもずるいところも含めて知りたいと思った&伝えられたの素敵。
どんなに完璧に思える人でもちゃんと人間なんだよね。
付き合ってから初のクリスマスデート回も好き。
モノクロだから想像するしかないんだけど、普段と違うかのこのメイク、カラーだともっと綺麗に見えるんだろうな。
それに気がついた四十崎課長の「きれいにしてきてくれてありがとう」って言葉もよい。
男性諸君、気がつくの、大事ですよ!
ちなみに、以前「漫画アプリのコメント欄」という記事でレビューで意見が割れていた作品はこちら、リメイクのことでした。
参考:https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/104/0?1675131577
かのこがストーカー行為にあったさい、友達と元彼のコウスケが家に来てくれた件。
コウスケ、かのこと付き合ってた当初はダメ男だったけど、再会後は普通にいい人だよね。
終盤ではきちんと復縁せまってきたし。
かのこがきっぱり断ってたのもかっこよかった。
この作品、メイクの描写が多いから基本大人の女性向けだけど、男性やティーン女子にも読んでほしいな。
男性には女心がわかると思うし、ティーン女子には大人になったときにどういう自分になりたいか考えさせられるんじゃないかな。
というわけで、リメイクでした。
また次回の更新で!
本日はネタバレあり編です。
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)面接に合格し、BA(ビューティーアドバイザー・美容部員)になったかのこ。
同じくBAで、売り場のチーフである嶋田をはじめとする同僚や、百貨店の社員である四十崎などの支えもあり、苦労することも多々ある中、かのこはやりがいを持って仕事をするようになる。
次第に、自分は四十崎のことが好きだと気がついたかのこは告白をする。
その場では返事がもらえなかったが、今まで表面的にしか見てこなかった四十崎の内面を深く知りたいと思う出来事があり、付き合うことになる。
しばらくしたのち、かのこが世話になってきた嶋田が結婚を機に退職することになり、悲しい気持ちにはなったが、彼女に祝福の気持ちをこめてメイクをする。
嶋田が去ったあとも、かのこはBAとして活躍する。
★以下、ネタバレあり感想
ところどころ主人公補正がかかる部分はあったけど、全体的としてきれいにまとまっていて、また読みたいと思える作品だった。
未経験からいきなりBAになるのって、覚えることだらけで大変だろうなと思うけど、新しいことを知っていくことはわくわくするよね。
百貨店の化粧品コーナーって敷居高くて緊張するけど、かのこみたいな人が接客してくたら嬉しいかも。
ガツガツされても怖いし。笑
嶋田さんはわりとガツガツだったけど、かのこが憧れるくらいの人だからちょっと接客されてみたい。
そんな嶋田さんが退職するのは私もショックだった!
でも春メイクをして送り出すっていう、かのこのBAならではの祝福の仕方が粋でした。
そして、四十崎課長との関係も良かった。
四十崎課長、なんでつかみどころのない雰囲気なのか疑問に思ってたけど、終盤で解決したね。
元婚約者がいたとは!和解できて良かったよ。
この件によって、かのこは四十崎課長ことを今まで勝手に完璧なイメージを作り上げてきたけれど、こんな風に悩んでいて、弱いところもずるいところも含めて知りたいと思った&伝えられたの素敵。
どんなに完璧に思える人でもちゃんと人間なんだよね。
付き合ってから初のクリスマスデート回も好き。
モノクロだから想像するしかないんだけど、普段と違うかのこのメイク、カラーだともっと綺麗に見えるんだろうな。
それに気がついた四十崎課長の「きれいにしてきてくれてありがとう」って言葉もよい。
男性諸君、気がつくの、大事ですよ!
ちなみに、以前「漫画アプリのコメント欄」という記事でレビューで意見が割れていた作品はこちら、リメイクのことでした。
参考:https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/104/0?1675131577
かのこがストーカー行為にあったさい、友達と元彼のコウスケが家に来てくれた件。
コウスケ、かのこと付き合ってた当初はダメ男だったけど、再会後は普通にいい人だよね。
終盤ではきちんと復縁せまってきたし。
かのこがきっぱり断ってたのもかっこよかった。
この作品、メイクの描写が多いから基本大人の女性向けだけど、男性やティーン女子にも読んでほしいな。
男性には女心がわかると思うし、ティーン女子には大人になったときにどういう自分になりたいか考えさせられるんじゃないかな。
というわけで、リメイクでした。
また次回の更新で!
2023年01月25日
リメイク/六多いくみ/ネタバレなし
こんにちは!
そしてあけましておめでとうございます(今更)
前回より約1カ月空いての更新です。
本日は、六多いくみさんの「リメイク」(マッグガーデン)を紹介します。
-----------------------
出典:「リメイク」コミックス1巻より
-----------------------
★あらすじ
派遣社員として働く奥村かのこ(25歳)は、自分の働き方や生き方についてこのままよいのか悩む日々を送っていた。
ある日、友人に誘われて行った百貨店の化粧品コーナーで何気なくマニキュアを見ていると、そのコーナーにいたBA(ビューティーアドバイザー・美容部員)から声をかけられる。
マニキュアの試し塗りのほかにメイクも直してもらうことになり、顔の雰囲気が変わったことを実感する。
その百貨店でBAを募集していることを知ったかのこは、当初は自信のなさから募集をためらうが、今の自分を変えたいと決意。派遣社員の更新の延長を断り、BAの面接を受けることにした。
★ネタバレなし感想
こちら、「メイクの話か〜楽しそう〜」とLINEマンガで読み始めたのですが、結末が気になって最後まで読みました。
実際に使えるメイクのテクニック的な描写もありますが、主人公・かのこの成長物語と言っても過言ではないでしょう。
第一話のかのこは、毎日その日その日をなんとなく過ごしていて楽しくなさそうでしたが、まず、派遣社員を辞めBAに応募しようという決断だけでも十分な行動力だと思います。
「決断」というのは人生において何度もこなさないといけないタスクの1つですが、一歩間違えば後悔してしまうかもしれません。
それが怖くて現状維持を保ってしまう(それはそれで悪いことばかりではないけれど)ことが多いのではないでしょうか。
だから、まずかのこの決断力は立派ですね。
BAになってからのかのこは、もちろん順風満帆イェーイ!というわけではなく、仕事面でもプライベート面でも思い悩むことはたくさん出てきます。
でも、職場の仲間や友人に支えられ、悩みを乗り越えていきます。
そんなかのこの成長を見守る読者である私も勇気をもらえました。
また、この漫画では、メイクの力も大きいなと実感させられました。
外見をよくするだけではなく、辛いときでもメイクによって気分転換ができたり、いつもの違う自分の演出ができたり、メイクする相手を応援できたりと、いろいろな力があるもんだなと。
かのこの成長物語がメインテーマであるとはいえ、それならかのこの職業はなんだって良かったわけですが、メイクの力を伝えたいという作者さんの願いもあるのかな?と思いました。
今はコロナ禍=マスク生活で、アイメイクくらいしか気合を入れてできないですが(私はね。ちゃんとリップやチークをしてる人すごい!)、これを読んで、たまには丁寧にベースを作って、リップもチークも塗ったメイクをしてみたくなりました。
そして、かのこの成長、メイク以外に、かのこの恋愛事情も興味深かったです。
百貨店の社員である四十崎(あいさき)課長は物腰穏やかで優しい人ですが、どこか謎めいた雰囲気を持っている不思議な魅力を持つ人です。
リアルでいそうないない感じの。
そんな四十崎課長への気持ちの変化も注目ポイントです。
というわけで、久しぶりの投稿でした。
7巻完結でそんなに長くないので、読んでみてください
そしてあけましておめでとうございます(今更)
前回より約1カ月空いての更新です。
本日は、六多いくみさんの「リメイク」(マッグガーデン)を紹介します。
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出典:「リメイク」コミックス1巻より
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★あらすじ
派遣社員として働く奥村かのこ(25歳)は、自分の働き方や生き方についてこのままよいのか悩む日々を送っていた。
ある日、友人に誘われて行った百貨店の化粧品コーナーで何気なくマニキュアを見ていると、そのコーナーにいたBA(ビューティーアドバイザー・美容部員)から声をかけられる。
マニキュアの試し塗りのほかにメイクも直してもらうことになり、顔の雰囲気が変わったことを実感する。
その百貨店でBAを募集していることを知ったかのこは、当初は自信のなさから募集をためらうが、今の自分を変えたいと決意。派遣社員の更新の延長を断り、BAの面接を受けることにした。
★ネタバレなし感想
こちら、「メイクの話か〜楽しそう〜」とLINEマンガで読み始めたのですが、結末が気になって最後まで読みました。
実際に使えるメイクのテクニック的な描写もありますが、主人公・かのこの成長物語と言っても過言ではないでしょう。
第一話のかのこは、毎日その日その日をなんとなく過ごしていて楽しくなさそうでしたが、まず、派遣社員を辞めBAに応募しようという決断だけでも十分な行動力だと思います。
「決断」というのは人生において何度もこなさないといけないタスクの1つですが、一歩間違えば後悔してしまうかもしれません。
それが怖くて現状維持を保ってしまう(それはそれで悪いことばかりではないけれど)ことが多いのではないでしょうか。
だから、まずかのこの決断力は立派ですね。
BAになってからのかのこは、もちろん順風満帆イェーイ!というわけではなく、仕事面でもプライベート面でも思い悩むことはたくさん出てきます。
でも、職場の仲間や友人に支えられ、悩みを乗り越えていきます。
そんなかのこの成長を見守る読者である私も勇気をもらえました。
また、この漫画では、メイクの力も大きいなと実感させられました。
外見をよくするだけではなく、辛いときでもメイクによって気分転換ができたり、いつもの違う自分の演出ができたり、メイクする相手を応援できたりと、いろいろな力があるもんだなと。
かのこの成長物語がメインテーマであるとはいえ、それならかのこの職業はなんだって良かったわけですが、メイクの力を伝えたいという作者さんの願いもあるのかな?と思いました。
今はコロナ禍=マスク生活で、アイメイクくらいしか気合を入れてできないですが(私はね。ちゃんとリップやチークをしてる人すごい!)、これを読んで、たまには丁寧にベースを作って、リップもチークも塗ったメイクをしてみたくなりました。
そして、かのこの成長、メイク以外に、かのこの恋愛事情も興味深かったです。
百貨店の社員である四十崎(あいさき)課長は物腰穏やかで優しい人ですが、どこか謎めいた雰囲気を持っている不思議な魅力を持つ人です。
リアルでいそうないない感じの。
そんな四十崎課長への気持ちの変化も注目ポイントです。
というわけで、久しぶりの投稿でした。
7巻完結でそんなに長くないので、読んでみてください
2022年09月12日
凪のお暇/コナリミサト/9巻までのネタバレあり
こんにちは!
本日はネタバレあり編です。
★以下、ネタバレあり感想
9巻の時点で、凪が会社を辞めてから半年が経っているという時系列だったけど、なんて怒涛の日々だったんでしょう。
転職活動、ゴンさんへの恋、慎二とのあれこれ、北海道への帰省etc……。
帰省編、すぐ終わるかと思ったら長くてヤキモキさせられる〜!
この漫画って「こういう風になるかと思ったら逆にこうだった」っていうパターンが多い気がする。
・凪がゴンさんへの気持ちをどうかしたくて海へ行くシーン
・凪の北海道滞在が長引くことになるシーン
・凪のおばあちゃんの入院騒動
・慎二とまどかの関係
など。
「じゃないんかーいっ」ってそのたびに驚かされるけど、その表現方法には病みつきになる。笑
慎二とまどかの関係と言えば、なんだろう、私、なぜか慎二と凪にはヨリを戻してほしいって常々思ってるんだよねぇ。
でも私の願いとは裏腹に、9巻ではゴンがやっと凪に気持ちを伝え、慎二とまどかは一度別れるもヨリを戻し、さらにはプロポーズ。
慎二と凪の最後(であろう)ビデオ通話、あっけなく終わって切なかったな。
凪が最後っていうことに気がつかず、電話を終わるっていうことかと勘違いしているのもまたひと味。
(ただ、慎二はまどかの父が仕事の鬼、母が家庭の仏って思っていたらその逆で、まどかもやはり実は仕事ができる人だとわかって、10巻ではこの件で一波乱ありそう!?)
なんで慎二と凪がヨリを戻してほしいのか考えたところ、凪は慎二のことを誤解したままだからかな。
そりゃあモラハラっぽい発言はあったけど、本当は凪のこと好きだっていうことを読者は知っているのに凪は知らないのがモヤモヤポイント。
まぁ、知ったところで凪は慎二がどうとかより、ゴンのことが好きだからあんまり関係ないか。
あと、この漫画でたびたび描かれているのは親子関係。
凪とお母さん、お母さんとおばあちゃん。
リアルですっごく刺さる!
おばあちゃんの入院騒動のあと、お母さんはおばあちゃんと物理的に距離を置いたほうがいいよという凪の提案、かっこいい。
私だったら気がつかないか、気がついたとしても、じゃあ東京にって言葉が出てこないと思う。
ただ、気がかりなのは、お母さんが一時的にとはいえいなくなったことで、凪が実家やクリーニング店に「なくてはならない存在」になりつつあること。
恐怖でしかない。
しかもお母さん、東京生活エンジョイしてるけど、まさかゴンのこと好きにならないよね……?さすがにね?
そしたら修羅場過ぎるからね。
だから東京休暇って素敵な提案も、ちょいちょい闇が見えだして不安な気持ち。
10巻ももう出てるから早く読みたいな〜
慎二とまどかどうなる!?
お母さんどうなる!?
そしてもちろん凪自身、幸せを見出してほしいな。
★別件
このブログのアクセス解析をしていると、日付ごとに何の記事が見られたかがわかるんだけど、たいてい上位が「来世ではちゃんとします」の記事なんだよね。不思議。
新しい記事書いてもそれよりも「来世では〜」のほうが上位。ほぼ毎回。
「来世では〜」が好きな人は「凪のお暇」も好きなんじゃないかなーと思ったので、別件として書いておきます。
ではまた!
本日はネタバレあり編です。
★以下、ネタバレあり感想
9巻の時点で、凪が会社を辞めてから半年が経っているという時系列だったけど、なんて怒涛の日々だったんでしょう。
転職活動、ゴンさんへの恋、慎二とのあれこれ、北海道への帰省etc……。
帰省編、すぐ終わるかと思ったら長くてヤキモキさせられる〜!
この漫画って「こういう風になるかと思ったら逆にこうだった」っていうパターンが多い気がする。
・凪がゴンさんへの気持ちをどうかしたくて海へ行くシーン
・凪の北海道滞在が長引くことになるシーン
・凪のおばあちゃんの入院騒動
・慎二とまどかの関係
など。
「じゃないんかーいっ」ってそのたびに驚かされるけど、その表現方法には病みつきになる。笑
慎二とまどかの関係と言えば、なんだろう、私、なぜか慎二と凪にはヨリを戻してほしいって常々思ってるんだよねぇ。
でも私の願いとは裏腹に、9巻ではゴンがやっと凪に気持ちを伝え、慎二とまどかは一度別れるもヨリを戻し、さらにはプロポーズ。
慎二と凪の最後(であろう)ビデオ通話、あっけなく終わって切なかったな。
凪が最後っていうことに気がつかず、電話を終わるっていうことかと勘違いしているのもまたひと味。
(ただ、慎二はまどかの父が仕事の鬼、母が家庭の仏って思っていたらその逆で、まどかもやはり実は仕事ができる人だとわかって、10巻ではこの件で一波乱ありそう!?)
なんで慎二と凪がヨリを戻してほしいのか考えたところ、凪は慎二のことを誤解したままだからかな。
そりゃあモラハラっぽい発言はあったけど、本当は凪のこと好きだっていうことを読者は知っているのに凪は知らないのがモヤモヤポイント。
まぁ、知ったところで凪は慎二がどうとかより、ゴンのことが好きだからあんまり関係ないか。
あと、この漫画でたびたび描かれているのは親子関係。
凪とお母さん、お母さんとおばあちゃん。
リアルですっごく刺さる!
おばあちゃんの入院騒動のあと、お母さんはおばあちゃんと物理的に距離を置いたほうがいいよという凪の提案、かっこいい。
私だったら気がつかないか、気がついたとしても、じゃあ東京にって言葉が出てこないと思う。
ただ、気がかりなのは、お母さんが一時的にとはいえいなくなったことで、凪が実家やクリーニング店に「なくてはならない存在」になりつつあること。
恐怖でしかない。
しかもお母さん、東京生活エンジョイしてるけど、まさかゴンのこと好きにならないよね……?さすがにね?
そしたら修羅場過ぎるからね。
だから東京休暇って素敵な提案も、ちょいちょい闇が見えだして不安な気持ち。
10巻ももう出てるから早く読みたいな〜
慎二とまどかどうなる!?
お母さんどうなる!?
そしてもちろん凪自身、幸せを見出してほしいな。
★別件
このブログのアクセス解析をしていると、日付ごとに何の記事が見られたかがわかるんだけど、たいてい上位が「来世ではちゃんとします」の記事なんだよね。不思議。
新しい記事書いてもそれよりも「来世では〜」のほうが上位。ほぼ毎回。
「来世では〜」が好きな人は「凪のお暇」も好きなんじゃないかなーと思ったので、別件として書いておきます。
ではまた!
2022年09月05日
凪のお暇/コナリミサト/ネタバレなし
こんにちは!
本日は、コナリミサトさんの「凪のお暇」(月刊エレガンスイブ)を紹介します。
コナリミサトさんの作品は、以前に「珈琲いかがでしょう」を紹介したので、2回目ですね。
珈琲いかがでしょうに引き続き、この「凪のお暇」もかなり好きです!
「珈琲いかがでしょう」ネタバレなし編はこちらから↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/28/0?1662345110
「珈琲いかがでしょう」ネタバレあり編はこちらから↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/29/0?1662345110
-----------------------
出典:「凪のお暇」コミックス1巻より
-----------------------
★あらすじ
主人公の大島凪(おおしま なぎ)は28歳OL、常に空気を読んで周りに合わせて生きている。
本当はかなりの癖毛だが、毎日ストレートアイロンで髪をまっすぐにしていた。
ある日、凪は同僚たちが自分の悪口を言っているラインを偶然見、さらに同じ会社に勤めている彼氏である我聞慎二(がもん しんじ)が自分のことを都合の良い存在であるかのように同僚に話しているところを目撃し、過呼吸になってしまう。
凪は会社を辞め、家財も処分、スマホも解約し、六畳一間のアパートに引っ越す。
髪も地毛のくるくるヘアーに。
心機一転、凪の新生活が始まる。
★ネタバレなし感想
凪は、物も人間関係も第一話で断捨離します。
まずこの決断力がすごい。もし私だったら悪口なんて知らないフリして、このままズルズルと同じ生活を続けてしまいそうな気がします。ますます空気なんか読んじゃって。
でもここで生活チェンジしてしまうところが、凪の主人公たるゆえんなんじゃないかと思います。
新生活では、お金も物もない中で、凪はどうやったら楽しめるか考えていきていきます。
実際、調理&食事シーンなどは、こっちも真似したくなるくらい、本当においしそうに見えます。
断捨離前の、精神的に抑圧された暮らしから解放されたのも、良かったね〜と思えました。
前の暮らしから解放されて、楽しんで生きていこうとするポジティブさが素敵です。
凪は新しく住み始めたアパートの住人たちや、転職活動中に出会った人など、いろいろな人と関わって仲良くなって、成長していく様も魅力的です。
ですが、ただの「新しい生活に踏み出した私の成長物語☆」なんていうキラキラした話ではありません。
新しい生活でも、また新しい悩みが発生して、病む場面もしばしばあります。
そんな「凪のお暇」の見どころは、人の心の本音や、ドロドロした部分を灰汁をすくうみたいに見せてくれるところだと思います。言語化が秀逸です。
普段思うことがあっても深く考えずにスルーしつつあるようなことや、モヤッとしてもその理由まではっきりわからないことも、言語化してあって、納得感が得られます。
だから、登場人物たちの心情に「あるある」「わかるー」と頷くことも多々あります。
でもポップでゆる〜っとした絵柄や擬音語・擬態語に覆われているので、セリフさえ読まなかったらギャグ漫画だと思われるかもしれません。(どんな読み方)
この作品は恋愛漫画というくくりではないですが、凪を取り巻く恋愛模様も見ものです。
凪を断捨離させた原因の1人、元彼の慎二は第一話で退場ではなく、今後も出てきます。
また、同じアパートの住人の中で、不思議な雰囲気を持った男性が出てきて、どうなっちゃうの!?と思わされます。
2019年にドラマ化したときもどっち派か話題になった気がします。
生き方、仕事、恋愛、家族、故郷など、考えさせられるテーマがたくさんあり、悩める全大人に勧めたい作品です。
では次回はネタバレ編です!
本日は、コナリミサトさんの「凪のお暇」(月刊エレガンスイブ)を紹介します。
コナリミサトさんの作品は、以前に「珈琲いかがでしょう」を紹介したので、2回目ですね。
珈琲いかがでしょうに引き続き、この「凪のお暇」もかなり好きです!
「珈琲いかがでしょう」ネタバレなし編はこちらから↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/28/0?1662345110
「珈琲いかがでしょう」ネタバレあり編はこちらから↓
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/29/0?1662345110
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出典:「凪のお暇」コミックス1巻より
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★あらすじ
主人公の大島凪(おおしま なぎ)は28歳OL、常に空気を読んで周りに合わせて生きている。
本当はかなりの癖毛だが、毎日ストレートアイロンで髪をまっすぐにしていた。
ある日、凪は同僚たちが自分の悪口を言っているラインを偶然見、さらに同じ会社に勤めている彼氏である我聞慎二(がもん しんじ)が自分のことを都合の良い存在であるかのように同僚に話しているところを目撃し、過呼吸になってしまう。
凪は会社を辞め、家財も処分、スマホも解約し、六畳一間のアパートに引っ越す。
髪も地毛のくるくるヘアーに。
心機一転、凪の新生活が始まる。
★ネタバレなし感想
凪は、物も人間関係も第一話で断捨離します。
まずこの決断力がすごい。もし私だったら悪口なんて知らないフリして、このままズルズルと同じ生活を続けてしまいそうな気がします。ますます空気なんか読んじゃって。
でもここで生活チェンジしてしまうところが、凪の主人公たるゆえんなんじゃないかと思います。
新生活では、お金も物もない中で、凪はどうやったら楽しめるか考えていきていきます。
実際、調理&食事シーンなどは、こっちも真似したくなるくらい、本当においしそうに見えます。
断捨離前の、精神的に抑圧された暮らしから解放されたのも、良かったね〜と思えました。
前の暮らしから解放されて、楽しんで生きていこうとするポジティブさが素敵です。
凪は新しく住み始めたアパートの住人たちや、転職活動中に出会った人など、いろいろな人と関わって仲良くなって、成長していく様も魅力的です。
ですが、ただの「新しい生活に踏み出した私の成長物語☆」なんていうキラキラした話ではありません。
新しい生活でも、また新しい悩みが発生して、病む場面もしばしばあります。
そんな「凪のお暇」の見どころは、人の心の本音や、ドロドロした部分を灰汁をすくうみたいに見せてくれるところだと思います。言語化が秀逸です。
普段思うことがあっても深く考えずにスルーしつつあるようなことや、モヤッとしてもその理由まではっきりわからないことも、言語化してあって、納得感が得られます。
だから、登場人物たちの心情に「あるある」「わかるー」と頷くことも多々あります。
でもポップでゆる〜っとした絵柄や擬音語・擬態語に覆われているので、セリフさえ読まなかったらギャグ漫画だと思われるかもしれません。(どんな読み方)
この作品は恋愛漫画というくくりではないですが、凪を取り巻く恋愛模様も見ものです。
凪を断捨離させた原因の1人、元彼の慎二は第一話で退場ではなく、今後も出てきます。
また、同じアパートの住人の中で、不思議な雰囲気を持った男性が出てきて、どうなっちゃうの!?と思わされます。
2019年にドラマ化したときもどっち派か話題になった気がします。
生き方、仕事、恋愛、家族、故郷など、考えさせられるテーマがたくさんあり、悩める全大人に勧めたい作品です。
では次回はネタバレ編です!
2022年05月25日
ミステリと言う勿れ/田村由美/10巻までのネタバレあり
こんにちは!
本日はネタバレあり編です。
★ネタバレあり感想
まず、最初の事件は、まさかの問い詰めてきた警察官(藪さん)が犯人だったことに衝撃。
そこは盲点だったし驚かされた。
この最初の事件で、これからも関わりのある池本さん、風呂光さん、青砥さんに出会うんだよね〜
10巻まで読んでみて、普通の大学生はこんなちょくちょく警察官と会わないんじゃ……と思うけどそこはつっこまないでおこう。
でもちょくちょく会う関係(結果的に)になったからこそ整くんは青砥刑事の娘の命を救うことになったよね。
あの誘拐事件は、命の天秤がグラグラするのは怖かったし、犯人はサイコパスな感じがして怖かったけどとりあえず娘ちゃん助かって良かった。
でも何人も誘拐させて、プレハブ倉庫に入れて、オンライン会議してって、あんな大掛かりなことしなくてもいいのにね。笑
大変だろうに。
青砥刑事はこの事件のあと泣いてて、好感度爆上がりした。元々嫌いじゃなかったけど。
そしてこの漫画で重要なキーワード、星座。
ガロくんと一見つながりがなさそうな人も星座モチーフのアイテム持ってるの不思議。
完結するまでには明かされるのかな?かなり謎だから気になってる。
あと、タイトルの、ミステリ「と言う勿れ」。
事件の1つ1つに実際生きている(または生きていた)人間が関わっていて、それぞれにドラマがあるから「ミステリー」と一括りにしちゃいけないってことなのかな。
本人たちからしたら必死なんだから。
整くんも結果的に事件を解決していってるから、一見「謎解き」をしているように見えるけど、別に面白がってやっているわけじゃなく(命かかってることもあるし)、目の前の疑問を淡々と考えていってるだけなんだよね。
という解釈だけど実際どうなんだろうか。
そういえば、ドラマでは風呂光がやたらと推されてたね。ドラマで改変はよくあるからなー、と思って見てたけど、あまりに推されすぎて途中でドラマは離脱しちゃった。
女優さんが嫌いなわけじゃないし、風呂光も好きだけどね!なんかね。
…変な終わり方になりましたがそんな感想でした。
ではまた金曜日に
本日はネタバレあり編です。
★ネタバレあり感想
まず、最初の事件は、まさかの問い詰めてきた警察官(藪さん)が犯人だったことに衝撃。
そこは盲点だったし驚かされた。
この最初の事件で、これからも関わりのある池本さん、風呂光さん、青砥さんに出会うんだよね〜
10巻まで読んでみて、普通の大学生はこんなちょくちょく警察官と会わないんじゃ……と思うけどそこはつっこまないでおこう。
でもちょくちょく会う関係(結果的に)になったからこそ整くんは青砥刑事の娘の命を救うことになったよね。
あの誘拐事件は、命の天秤がグラグラするのは怖かったし、犯人はサイコパスな感じがして怖かったけどとりあえず娘ちゃん助かって良かった。
でも何人も誘拐させて、プレハブ倉庫に入れて、オンライン会議してって、あんな大掛かりなことしなくてもいいのにね。笑
大変だろうに。
青砥刑事はこの事件のあと泣いてて、好感度爆上がりした。元々嫌いじゃなかったけど。
そしてこの漫画で重要なキーワード、星座。
ガロくんと一見つながりがなさそうな人も星座モチーフのアイテム持ってるの不思議。
完結するまでには明かされるのかな?かなり謎だから気になってる。
あと、タイトルの、ミステリ「と言う勿れ」。
事件の1つ1つに実際生きている(または生きていた)人間が関わっていて、それぞれにドラマがあるから「ミステリー」と一括りにしちゃいけないってことなのかな。
本人たちからしたら必死なんだから。
整くんも結果的に事件を解決していってるから、一見「謎解き」をしているように見えるけど、別に面白がってやっているわけじゃなく(命かかってることもあるし)、目の前の疑問を淡々と考えていってるだけなんだよね。
という解釈だけど実際どうなんだろうか。
そういえば、ドラマでは風呂光がやたらと推されてたね。ドラマで改変はよくあるからなー、と思って見てたけど、あまりに推されすぎて途中でドラマは離脱しちゃった。
女優さんが嫌いなわけじゃないし、風呂光も好きだけどね!なんかね。
…変な終わり方になりましたがそんな感想でした。
ではまた金曜日に
2022年05月23日
ミステリと言う勿れ/田村由美/ネタバレなし
こんにちは!
本日は、田村由美さんの「ミステリと言う勿れ」(月刊flowers)を紹介します。
こちら、今年1月に菅田将暉さん主演でドラマ化もされており、人気作品の1つとなっております。
鬼滅の刃、呪術廻戦、東京卍リベンジャーズと、少年・青年漫画がよく話題になっていますが、このミステリと言う勿れは女性向け漫画雑誌に掲載されており、良い意味で新鮮です。
カテゴリとしては女性向けですが、性別問わず楽しめる作品です。
-----------------------
出典:「ミステリと言う勿れ」
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★あらすじ
主人公はカレー作りが趣味の大学生・久能 整(くのう ととのう)。
ある日、整がカレーを作っている最中、警察が部屋を訪ねてきて、この近くで殺人事件があったので話を聞かせてほしいという。
被害者は整と同じ大学に通っており、高校も一緒だった。
警察に連れていかれて話をしているうちに、その殺人事件には目撃情報もあったとのことで、整が容疑者の候補になっていることがわかる。
整は事件のあった時間は家にいて、もちろん殺してなどいないので反論するが……。
★ネタバレなし感想
整くん、変わってるけど冷静!頭いい!が最初に読んだときの感想です。
普通警察に連れていかれたら怖くて冷静ではいられない気がしますが、淡々と自分の意見を言っていて、肝が据わってるなと思いました。
この事件以外にも、かわいそうなことに、整くんはさまざまな事件に巻き込まれます。
でも、そこでも持前の冷静さと頭の良さで事件を解決に導いていきます。
人がなかなか気が付かないことに注目していて、その注目したことが実はとても重大なことだということが多々ありました。
ただの大学生であることがもったいないですね。探偵になれそう。
また、「僕は常々思っているのですが」というのは整くんがよく言うセリフで、このセリフに続くのは事件に直接関係のない話が多いのですが、ハッとさせられたり考えさせられたりします。
それは漫画の中で整くんの話している相手だけでなく、読者である私も。
本当にこの「常々思っている」のは作者さんだったりして。
整くんを通じて、作者さんが常々思っていることを発信しているんだとしたら興味深いです。
他の注目ポイントは絵柄ですかね。おそらくデジタルで描かれていると思われますが、どことなくふわふわっとしたタッチが特徴的です。
でもここぞというときはCGみたいに立体感な質感が描いてあって引き込まれます。
それでは今日はこのへんで。
10巻まで読んだので、水曜日は10巻までのネタバレあり感想を書きます!
本日は、田村由美さんの「ミステリと言う勿れ」(月刊flowers)を紹介します。
こちら、今年1月に菅田将暉さん主演でドラマ化もされており、人気作品の1つとなっております。
鬼滅の刃、呪術廻戦、東京卍リベンジャーズと、少年・青年漫画がよく話題になっていますが、このミステリと言う勿れは女性向け漫画雑誌に掲載されており、良い意味で新鮮です。
カテゴリとしては女性向けですが、性別問わず楽しめる作品です。
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出典:「ミステリと言う勿れ」
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★あらすじ
主人公はカレー作りが趣味の大学生・久能 整(くのう ととのう)。
ある日、整がカレーを作っている最中、警察が部屋を訪ねてきて、この近くで殺人事件があったので話を聞かせてほしいという。
被害者は整と同じ大学に通っており、高校も一緒だった。
警察に連れていかれて話をしているうちに、その殺人事件には目撃情報もあったとのことで、整が容疑者の候補になっていることがわかる。
整は事件のあった時間は家にいて、もちろん殺してなどいないので反論するが……。
★ネタバレなし感想
整くん、変わってるけど冷静!頭いい!が最初に読んだときの感想です。
普通警察に連れていかれたら怖くて冷静ではいられない気がしますが、淡々と自分の意見を言っていて、肝が据わってるなと思いました。
この事件以外にも、かわいそうなことに、整くんはさまざまな事件に巻き込まれます。
でも、そこでも持前の冷静さと頭の良さで事件を解決に導いていきます。
人がなかなか気が付かないことに注目していて、その注目したことが実はとても重大なことだということが多々ありました。
ただの大学生であることがもったいないですね。探偵になれそう。
また、「僕は常々思っているのですが」というのは整くんがよく言うセリフで、このセリフに続くのは事件に直接関係のない話が多いのですが、ハッとさせられたり考えさせられたりします。
それは漫画の中で整くんの話している相手だけでなく、読者である私も。
本当にこの「常々思っている」のは作者さんだったりして。
整くんを通じて、作者さんが常々思っていることを発信しているんだとしたら興味深いです。
他の注目ポイントは絵柄ですかね。おそらくデジタルで描かれていると思われますが、どことなくふわふわっとしたタッチが特徴的です。
でもここぞというときはCGみたいに立体感な質感が描いてあって引き込まれます。
それでは今日はこのへんで。
10巻まで読んだので、水曜日は10巻までのネタバレあり感想を書きます!
2022年03月31日
1122/渡辺ペコ/7巻(完結)までのネタバレあり
こんばんは!
今回はネタバレあり編です〜
今日で3月も終わり!また1カ月続けられました
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)女性向け風俗に初めて行ってみたいちこ。
最初は相手の男の子・礼を「利用」しかけたところで偶然おとやから連絡が入り、未遂に終わる。
だが、次に会ったときに最後まで「利用」してしまう。
美月は夫におとやとの関係がほぼバレており、夫がシンガポールへの転勤が決まったのを機におとやと別れることになる。
が、おとやとの別れ話の際に、「自分以外の人とはしないでほしい」と言って、華道用剣山(2人はお花の教室で知り合った)でおとやの局部を刺す。
病院でケガはいずれ治ると言われ、体には大きな異常はないものの、メンタル面に傷を負ってしまった。
(のちに謝罪される)
いちこは礼と別れ、おとやとの関係を再構築するために、子どもを作ったらどうかと提案する。
すんなりとはできず、不妊治療を始めることになるが、なかなかうまくいかない。
結果、子どもをかすがいにしようとしていたことに気がつき、2人は離婚する。
その直後、いちこの母が亡くなり、おとやに連絡して、おとやは一緒に葬儀をとりおこない、そばにいた。
2人は住んでいたマンションの売却が決まりかけたところでそれをキャンセルし、また一緒にいることを決めた。
※ざっくりじゃなくてすみません。
★ネタバレあり感想
はぁ〜〜〜。(いきなりため息)
感無量。完全にハッピーエンド!いぇーい!っていう物語ではないけれど、落ち着くところに落ち着いた印象。なんとも2人らしい……
いちことおとやは離婚したけれど、再びそばにいる、という選択。このあとまた再婚するのかな?
今まで読んだ少女漫画や女性向け漫画にはたいてい「きゅん」と思うシーンはあるんだけど、これにはそういうトキメキはない。
けど、じわっと温かみを感じられるのが良かった。愛、なんだよねぇ。
美月と夫との関係も、最初は夫モラハラか?愛ないんか?って思ってたけど、最終的にはいい方向へ向いていって安心した。
シンガポールでも2人でがんばって!
今回はネタバレあり編です〜
今日で3月も終わり!また1カ月続けられました
★完結までのざっくりあらすじ
(ネタバレなし編の続き)女性向け風俗に初めて行ってみたいちこ。
最初は相手の男の子・礼を「利用」しかけたところで偶然おとやから連絡が入り、未遂に終わる。
だが、次に会ったときに最後まで「利用」してしまう。
美月は夫におとやとの関係がほぼバレており、夫がシンガポールへの転勤が決まったのを機におとやと別れることになる。
が、おとやとの別れ話の際に、「自分以外の人とはしないでほしい」と言って、華道用剣山(2人はお花の教室で知り合った)でおとやの局部を刺す。
病院でケガはいずれ治ると言われ、体には大きな異常はないものの、メンタル面に傷を負ってしまった。
(のちに謝罪される)
いちこは礼と別れ、おとやとの関係を再構築するために、子どもを作ったらどうかと提案する。
すんなりとはできず、不妊治療を始めることになるが、なかなかうまくいかない。
結果、子どもをかすがいにしようとしていたことに気がつき、2人は離婚する。
その直後、いちこの母が亡くなり、おとやに連絡して、おとやは一緒に葬儀をとりおこない、そばにいた。
2人は住んでいたマンションの売却が決まりかけたところでそれをキャンセルし、また一緒にいることを決めた。
※ざっくりじゃなくてすみません。
★ネタバレあり感想
はぁ〜〜〜。(いきなりため息)
感無量。完全にハッピーエンド!いぇーい!っていう物語ではないけれど、落ち着くところに落ち着いた印象。なんとも2人らしい……
いちことおとやは離婚したけれど、再びそばにいる、という選択。このあとまた再婚するのかな?
今まで読んだ少女漫画や女性向け漫画にはたいてい「きゅん」と思うシーンはあるんだけど、これにはそういうトキメキはない。
けど、じわっと温かみを感じられるのが良かった。愛、なんだよねぇ。
美月と夫との関係も、最初は夫モラハラか?愛ないんか?って思ってたけど、最終的にはいい方向へ向いていって安心した。
シンガポールでも2人でがんばって!
2022年03月30日
1122/渡辺ペコ/ネタバレなし
こんばんは!本日は渡辺ペコさんの「1122」(モーニング)を紹介します。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「1122」コミックス1巻より
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★あらすじ
相原一子(あいはら いちこ)と二也(おとや)は30代の夫婦。
2人で仲良く暮らしている。
だが、2人はもう長く夜の生活はしておらず、おとやにはいちこ公認(公認といってもいちこは直接会ったこともないし名前も知らない相手)の彼女がいる。
彼女の存在を認識しているものの、どこかもやもやした気持ちを抱えたいちこは、女性向けの風俗を利用してみようと思い立つ。
★ネタバレなし感想
なんてセンセーショナルなテーマなんでしょう!
レスを扱った漫画や、不倫を扱った漫画もよくありますが、そこに公認の彼女という存在がプラスされるという要素は新しいのでは!?
LINEマンガで読み始めたのですが、どうなっちゃうんだろうと気になって最後まで読んでしまいました。
レスだけどお互いに愛情はあって、性的なことだけ外注(?)するっていうのは不思議な関係だと思います。
愛情あるなら行為もできるんじゃないかって思うけど、違うのかな……
それに他の人と関係を持っていることを教える&知っているって、なかなかないんじゃないかなと。
そして、おとやの彼女の美月も、なかなかの存在感です。
彼女は家庭に悩みを抱えていて、おとやが癒しなのかなと思うけれど、こっちは夫に内緒でおとやと付き合っているからちょっとどうなの?って感じです。
まぁ公認でも普通じゃないですが。
この漫画を読んでいくと、人によって意見が分かれるだろうなと思う部分がたくさんあり、考えさせられます。
夫婦のあり方や家族のあり方とか、恋愛って何なんだろうとか。
じっくり、ゆっくり考えたい日におすすめの大人向け作品です。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
出典:「1122」コミックス1巻より
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★あらすじ
相原一子(あいはら いちこ)と二也(おとや)は30代の夫婦。
2人で仲良く暮らしている。
だが、2人はもう長く夜の生活はしておらず、おとやにはいちこ公認(公認といってもいちこは直接会ったこともないし名前も知らない相手)の彼女がいる。
彼女の存在を認識しているものの、どこかもやもやした気持ちを抱えたいちこは、女性向けの風俗を利用してみようと思い立つ。
★ネタバレなし感想
なんてセンセーショナルなテーマなんでしょう!
レスを扱った漫画や、不倫を扱った漫画もよくありますが、そこに公認の彼女という存在がプラスされるという要素は新しいのでは!?
LINEマンガで読み始めたのですが、どうなっちゃうんだろうと気になって最後まで読んでしまいました。
レスだけどお互いに愛情はあって、性的なことだけ外注(?)するっていうのは不思議な関係だと思います。
愛情あるなら行為もできるんじゃないかって思うけど、違うのかな……
それに他の人と関係を持っていることを教える&知っているって、なかなかないんじゃないかなと。
そして、おとやの彼女の美月も、なかなかの存在感です。
彼女は家庭に悩みを抱えていて、おとやが癒しなのかなと思うけれど、こっちは夫に内緒でおとやと付き合っているからちょっとどうなの?って感じです。
まぁ公認でも普通じゃないですが。
この漫画を読んでいくと、人によって意見が分かれるだろうなと思う部分がたくさんあり、考えさせられます。
夫婦のあり方や家族のあり方とか、恋愛って何なんだろうとか。
じっくり、ゆっくり考えたい日におすすめの大人向け作品です。
2022年02月14日
liar/袴田十莉・もぁらす/16巻(完結)までのネタバレあり
こんばんは。
昨日紹介した、「liar」のネタバレあり編です。
タイトルに16巻までと書きましたが、本編は14巻までで、15巻以降はスピンオフです。
バッドエンドじゃなければ、美紗緒とイチは最終的には結ばれるんだろうなって思ってたし、ちゃんと結ばれてハッピーエンドになったけど……
も ど か し か っ た ー !
何回イチをビンタしたくなったか!
思ってることは口に出して言いなさい!
美紗緒もだよ!それちゃんとイチに伝えて!
ってちゃちゃ入れたくて仕方なかった。
ストーリーを3つに分けると田所編、再就職編、妊娠編かなと思うんだけど、それぞれの感想をダラダラ書きます。
・序盤、田所ちゃん編
田所、好きな人が結婚することになって泣いてたところにイチに付き合おうと提案されて付き合う時点で、誰でも良かったんじゃないの?って思ったけど、イチに対して即メンヘラ化。
まぁ取引相手の前で失恋で泣く時点でメンヘラの片鱗が見えてたけど、立派なメンヘラに成長しちゃったよね。
好きじゃないのに付き合おうとか言っちゃうイチがまず悪いけどね!
田所はイチに見切りをつけて一見落着ではあったけれど、これがのちのちイチパパが美紗緒に辛くあたる原因になっちゃうのから今思うと全然安心できない要素。書きながらも「あれ?イチパパは美紗緒にじゃなくて原因作ったイチに怒れよ」と思えてくる。
・中盤、美紗緒の東洋コーポレーションへの再就職編
美紗緒は田所編の最後で、イチへの思いを断ち切るために新卒で入った東洋コーポレーションをやめて別に会社に転職したわけだけど、転職先の会社をやめようとした矢先、東洋〜の上司だった出野さんから戻ってこないかと連絡がくる。
まず、1つ気になる。辞めた会社の上司から、戻ってこないかと声がかかるなんてことあるの!?
美紗緒はめちゃくちゃ優秀な人材だったのかな?でもずば抜けて素晴らしい描写はなかった気が。
ってここにツッコんでたらイチと再会できなかったからスルーしよ。
で、東洋〜に戻って配属された部署で、イチと再会するわけですが。
もう1つ気になるのがここ。
出張先のビジネスホテルで再びキス、からの……でした。
正直ちょっとときめくけど、けども!
仕事中にそんなことしたらだめでしょ!っていう正論。しかも出野さんからの電話出ないし。
いや、上司からの電話出なさいな。
……ここもツッコみをぐっとこらえると、やっと2人は正式に付き合い始めます!
ここまで長かった
でもなんだかんだ言って読者の私も嬉しかった。
終盤、美紗緒妊娠編
ラスボス、イチパパ登場。イチパパ、田所のことを引き合いに出して美紗緒にイチと別れるようにせまる。
しかも、美紗緒の妊娠を知って、それをなくすようにせまる。
最低かっ!
美紗緒もなんで変なウソをついてイチと別れようとした?正直に言えば良かったのに。
だけど、イチが産婦人科の前でイチパパに連れられて泣いている美紗緒を発見できて、なんとか間に合った。
しかもちゃんと自分の親と向き合って、美紗緒のことを守る。→結婚。
序盤〜中盤では私はイチに文句たれたれだったけど、終盤でめっちゃ株が上がった!笑
ちゃんとかっこいいよ!
諸問題が解決してからのイチも、家事をやったり美紗緒の体を気遣ったりして、愛を感じるよね。
2人のこと、最初は心配だったけど、これなら安心して完結後の世界を想像できる。
丸くおさまって良かった〜〜
お幸せに
昨日紹介した、「liar」のネタバレあり編です。
タイトルに16巻までと書きましたが、本編は14巻までで、15巻以降はスピンオフです。
バッドエンドじゃなければ、美紗緒とイチは最終的には結ばれるんだろうなって思ってたし、ちゃんと結ばれてハッピーエンドになったけど……
も ど か し か っ た ー !
何回イチをビンタしたくなったか!
思ってることは口に出して言いなさい!
美紗緒もだよ!それちゃんとイチに伝えて!
ってちゃちゃ入れたくて仕方なかった。
ストーリーを3つに分けると田所編、再就職編、妊娠編かなと思うんだけど、それぞれの感想をダラダラ書きます。
・序盤、田所ちゃん編
田所、好きな人が結婚することになって泣いてたところにイチに付き合おうと提案されて付き合う時点で、誰でも良かったんじゃないの?って思ったけど、イチに対して即メンヘラ化。
まぁ取引相手の前で失恋で泣く時点でメンヘラの片鱗が見えてたけど、立派なメンヘラに成長しちゃったよね。
好きじゃないのに付き合おうとか言っちゃうイチがまず悪いけどね!
田所はイチに見切りをつけて一見落着ではあったけれど、これがのちのちイチパパが美紗緒に辛くあたる原因になっちゃうのから今思うと全然安心できない要素。書きながらも「あれ?イチパパは美紗緒にじゃなくて原因作ったイチに怒れよ」と思えてくる。
・中盤、美紗緒の東洋コーポレーションへの再就職編
美紗緒は田所編の最後で、イチへの思いを断ち切るために新卒で入った東洋コーポレーションをやめて別に会社に転職したわけだけど、転職先の会社をやめようとした矢先、東洋〜の上司だった出野さんから戻ってこないかと連絡がくる。
まず、1つ気になる。辞めた会社の上司から、戻ってこないかと声がかかるなんてことあるの!?
美紗緒はめちゃくちゃ優秀な人材だったのかな?でもずば抜けて素晴らしい描写はなかった気が。
ってここにツッコんでたらイチと再会できなかったからスルーしよ。
で、東洋〜に戻って配属された部署で、イチと再会するわけですが。
もう1つ気になるのがここ。
出張先のビジネスホテルで再びキス、からの……でした。
正直ちょっとときめくけど、けども!
仕事中にそんなことしたらだめでしょ!っていう正論。しかも出野さんからの電話出ないし。
いや、上司からの電話出なさいな。
……ここもツッコみをぐっとこらえると、やっと2人は正式に付き合い始めます!
ここまで長かった
でもなんだかんだ言って読者の私も嬉しかった。
終盤、美紗緒妊娠編
ラスボス、イチパパ登場。イチパパ、田所のことを引き合いに出して美紗緒にイチと別れるようにせまる。
しかも、美紗緒の妊娠を知って、それをなくすようにせまる。
最低かっ!
美紗緒もなんで変なウソをついてイチと別れようとした?正直に言えば良かったのに。
だけど、イチが産婦人科の前でイチパパに連れられて泣いている美紗緒を発見できて、なんとか間に合った。
しかもちゃんと自分の親と向き合って、美紗緒のことを守る。→結婚。
序盤〜中盤では私はイチに文句たれたれだったけど、終盤でめっちゃ株が上がった!笑
ちゃんとかっこいいよ!
諸問題が解決してからのイチも、家事をやったり美紗緒の体を気遣ったりして、愛を感じるよね。
2人のこと、最初は心配だったけど、これなら安心して完結後の世界を想像できる。
丸くおさまって良かった〜〜
お幸せに
2022年02月13日
liar/袴田十莉・もぁらす/ネタバレなし
本日は、作画・袴田十莉さん、原作・もぁらすさんの「liar」(JOURコミックス)を紹介します。
これは少女漫画というよりは大人の女性向けの作品で、前回紹介した「ママレード・ボーイ」とは正反対の雰囲気を醸し出しています。
---------------------------------------------------------------
出典:「liar」コミックス1巻より
---------------------------------------------------------------
★あらすじ
新入社員の美紗緒(みさお)は、配属された部署で、当初上条という男性に片思いをしており、別の同僚である市川(通称・イチ)には態度の悪さなどからあまり良い印象を抱いていなかった。
しかし、その後メッセージのやりとりなどで徐々に惹かれていき、イチには恋人がいると知ったときにショックを受けるまでに好きになっていた。
美紗緒は恋人がいるイチをこれ以上好きになっていけないとはわかっていながらも、ある夜急にイチと家の前で会うことになり、キスをされる。さらに翌日には体の関係をもってしまう。
このことを皮切りに、美紗緒の苦しい恋が始まる。
★ネタバレなし感想
あらすじをお読みいただいた時点で、冒頭に書いた「ママレード・ボーイとは正反対の雰囲気」っていうのはなんとなく伝わったのではないかと思いますが、これはもう、ドロッドロです。
いろんな意味で、小中学生には読ませたくないです
でも、登場人物にイラついたり、展開に納得がいったりするわけではないのに、何回でも読んでしまう漫画ってありますよね。
実話系(家族関係やSNS疲れをテーマにしたような漫画)とか。
それが私にとってこの漫画です。フィクションですが。
フィクションですが、ファンタジー要素もぶっ飛び要素もないので、日本のどこかで似たような境遇の人がいるんじゃないかなって思えるところに親近感が湧きました。だから実話系って人気なのかな?
似たような境遇でなくても(私もないし)、好きな人の言動に一喜一憂する気持ちはとてもリアルに感じます。
漫画アプリで読めるところまで読んで、しばらく時間が経ったあとも最初からまた読めるところまで読んで、結末が気になって最終巻に課金しました。
煮え切らない態度をとる、モラハラっぽい態度をとる、そもそも恋人がいるのに自分にも手を出す、そんなイチのどこがいいの?って思うんですが、恋に苦しむ美紗緒ちゃんを見ていると、絵の可愛さも手伝ってつい結末まで見届けたくなってしまいました。
まぁ、さすがに好みではない漫画には課金しないので、課金してる時点で好きなんでしょうね、私。笑
リアルじゃなさそうでリアルさが面白い、liar、次回ネタバレします〜!
これは少女漫画というよりは大人の女性向けの作品で、前回紹介した「ママレード・ボーイ」とは正反対の雰囲気を醸し出しています。
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出典:「liar」コミックス1巻より
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★あらすじ
新入社員の美紗緒(みさお)は、配属された部署で、当初上条という男性に片思いをしており、別の同僚である市川(通称・イチ)には態度の悪さなどからあまり良い印象を抱いていなかった。
しかし、その後メッセージのやりとりなどで徐々に惹かれていき、イチには恋人がいると知ったときにショックを受けるまでに好きになっていた。
美紗緒は恋人がいるイチをこれ以上好きになっていけないとはわかっていながらも、ある夜急にイチと家の前で会うことになり、キスをされる。さらに翌日には体の関係をもってしまう。
このことを皮切りに、美紗緒の苦しい恋が始まる。
★ネタバレなし感想
あらすじをお読みいただいた時点で、冒頭に書いた「ママレード・ボーイとは正反対の雰囲気」っていうのはなんとなく伝わったのではないかと思いますが、これはもう、ドロッドロです。
いろんな意味で、小中学生には読ませたくないです
でも、登場人物にイラついたり、展開に納得がいったりするわけではないのに、何回でも読んでしまう漫画ってありますよね。
実話系(家族関係やSNS疲れをテーマにしたような漫画)とか。
それが私にとってこの漫画です。フィクションですが。
フィクションですが、ファンタジー要素もぶっ飛び要素もないので、日本のどこかで似たような境遇の人がいるんじゃないかなって思えるところに親近感が湧きました。だから実話系って人気なのかな?
似たような境遇でなくても(私もないし)、好きな人の言動に一喜一憂する気持ちはとてもリアルに感じます。
漫画アプリで読めるところまで読んで、しばらく時間が経ったあとも最初からまた読めるところまで読んで、結末が気になって最終巻に課金しました。
煮え切らない態度をとる、モラハラっぽい態度をとる、そもそも恋人がいるのに自分にも手を出す、そんなイチのどこがいいの?って思うんですが、恋に苦しむ美紗緒ちゃんを見ていると、絵の可愛さも手伝ってつい結末まで見届けたくなってしまいました。
まぁ、さすがに好みではない漫画には課金しないので、課金してる時点で好きなんでしょうね、私。笑
リアルじゃなさそうでリアルさが面白い、liar、次回ネタバレします〜!