2015年03月23日
【風立ちぬ】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【風立ぬ】
言わずと知れた、宮崎駿監督作品。
【出演者】
堀越二郎:庵野秀明
里見菜穂子:瀧本美織
カプローニ:野村萬斎
本庄:西島秀俊
黒川:西村雅彦
黒川夫人:大竹しのぶ
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【感想】
先日地上波初登場!
2回目ですが見ました。
深い映画です。
もうアニメの領域を越えてます。
1回目より2回目のほうが良かった。
宮崎駿ファン。ジブリファン。
賛否両論いろいろあった作品です。
個人的感想を言います。
宮崎駿さん最後の長編映画。
であればファンタジーが良かった!
この作品は、素晴らしい!!!
でも、トトロ・ラピュタ・ナウシカ・・・・・・・
同じような夢を見せて欲しかった・・・・・
本当に率直な意見です。
映画の感想は一言。
深い!
ジブリでこんなに考えさせられたのは、
初めてだと思います。
始めて見たときは、
少し時間軸が分からなくなってしまいます。
それでも綺麗なまとめ方でした。
必ず見ておきたい作品のひとつですね!
【あらすじ】(ネタバレあり)
飛行機を運転する二郎。
その上には大きな飛行船が・・・
乗っていた飛行機が潰れて空から落ちる二郎。
二郎の夢でした。
学校で飛行機の本を借りる二郎。
その本は飛行機設計家カプローニの本。
その本を必死に和訳しながら読む二郎。
その夜、二郎は屋根の上で夜空を眺めていました。
そして夢を見ます。
二郎は草原にいました。
空を見上げると大量の飛行機が・・・
飛行機から降りて来たのはカプローニ。
カプローニに案内され飛行機に乗る二郎。
二郎はカプローニに、
目が悪く飛行機を運転できないと言います。
それに対してカプローニは、
私も運転はできない。でも運転する者は沢山いる。
私は設計家だ!
そう言われたところで目を覚ます二郎。
設計家になるのを決めた瞬間でした。
時は流れ20歳になった二郎。
電車に乗り東京へ向かっています。
二郎が被っていた帽子が風に飛ばされます。
それをとってくれたのは菜穂子でした。
そのとき関東大震災がおきます。
菜穂子のメイドであるお絹は、
その地震で脚を骨折してしまいます。
二郎はお絹の足を、
自分の持っていた計算尺で固定し、
家に送ってあげるのでした。
それから、2年後。
大学に通ってる二郎22歳。
菜穂子が計算尺を届けに大学を訪ねます。
友人とご飯を食べに行っていた二郎。
菜穂子と会うことはできませんでした。
さらに2年後。
飛行機設計会社に勤めた二郎24歳。
戦闘機の設計に携わっていました。
ドイツに飛行機設計の研修に行く二郎。
ドイツの技術に圧倒されます。
そしてまたカプローニの夢を見ます。
カプローニに対して、
日本は貧乏で技術がないと言います。
それに対してカップローニは、
設計があれば技術はついてくると返します。
美しい飛行機を作りたいという二郎に、
芸術家や設計家の人生は10年。
君の10年を素晴らしいものにしなさい。
と言うのでした。
日本に帰ってきた二郎。
戦闘機の設計を任されられるようになります。
それから6年後。二郎30歳。
二郎の作った戦闘機は耐空実験に成功します。
休暇で軽井沢の別荘に向かった二郎。
そこで偶然菜穂子との再会をはたします。
紙飛行機を飛ばし遊ぶ2人。
徐々に距離を近づけていきます。
そして菜穂子に求婚する二郎。
しかし菜穂子は結核を患っていました。
菜穂子は二郎に結核を必ず治すので、
それまで待っていてくれと言うのでした。
会社に戻った二郎のもとに電報が届きます。
婚約者の菜穂子が吐血したというものでした。
菜穂子のもとに、駆けつける二郎。
菜穂子の結核は悪化していたのです。
菜穂子は二郎と一緒に暮らすためにも、
結核を治そうと専門病院への入院を決意します。
そこは山の上にある、寂しいところ。
二郎は最新の戦闘機を作るために全力を注ぎます。
どうしても二郎に会いたくなった菜穂子。
病院を抜け出し、二郎のもとに。
そんな菜穂子の姿を見た二郎は、
今すぐ一緒に暮らそうというのでした。
結婚式はその日に行われました。
二郎の上司黒川夫婦のもとで。
黒川は二郎に対して、
菜穂子のことを考えるのであれば、
早いうちに病院へ戻すべきだと言います。
しかし二郎は、
病院に戻すのであれば、
飛行機を捨てなければいけない。
自分達には時間がない。
1日1日を大切に生きている。
と言い返すのでした。
それから数日後、
いよいよ二郎の造った最新戦闘機の耐空実験。
その日菜穂子は手紙だけを残して山に戻ります。
菜穂子の病状の悪化は、
菜穂子自身が一番知っていたのでした。
美しいところを二郎に見てもらいたかった、
その一心で二郎のもとに来ていたのでした。
それから数年後、またもや夢を見る二郎。
カプローニが草原に立っています。
「君の10年はどうだった?」
二郎は答えます。
「後半はズタズタでしたが。」
「そうだね。国を滅ぼしたんだから。」
そう言ったカプローニの上を零戦が飛びます。
「あれだね君のゼロ。
綺麗だね。いい仕事だ。」
寂しそうに空を眺める二郎。
「一騎も戻ってきませんでしたが・・・」
遠くをみたカプローニは
「君を待っている人がいる。」
菜穂子が草原で手を振っています。
「菜穂子!」
二郎は叫びます。
「あなた生きて!生きて!」
そう言った菜穂子は去っていきます。
カプローニはつづけます。
「行ってしまったな。
美しい風のような人だ。
君は生きなければいけない。」
「それより寄っていかないかね?
いいワインがあるんだ!」
(終わり)
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言わずと知れた、宮崎駿監督作品。
【出演者】
堀越二郎:庵野秀明
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黒川:西村雅彦
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【感想】
先日地上波初登場!
2回目ですが見ました。
深い映画です。
もうアニメの領域を越えてます。
1回目より2回目のほうが良かった。
宮崎駿ファン。ジブリファン。
賛否両論いろいろあった作品です。
個人的感想を言います。
宮崎駿さん最後の長編映画。
であればファンタジーが良かった!
この作品は、素晴らしい!!!
でも、トトロ・ラピュタ・ナウシカ・・・・・・・
同じような夢を見せて欲しかった・・・・・
本当に率直な意見です。
映画の感想は一言。
深い!
ジブリでこんなに考えさせられたのは、
初めてだと思います。
始めて見たときは、
少し時間軸が分からなくなってしまいます。
それでも綺麗なまとめ方でした。
必ず見ておきたい作品のひとつですね!
【あらすじ】(ネタバレあり)
飛行機を運転する二郎。
その上には大きな飛行船が・・・
乗っていた飛行機が潰れて空から落ちる二郎。
二郎の夢でした。
学校で飛行機の本を借りる二郎。
その本は飛行機設計家カプローニの本。
その本を必死に和訳しながら読む二郎。
その夜、二郎は屋根の上で夜空を眺めていました。
そして夢を見ます。
二郎は草原にいました。
空を見上げると大量の飛行機が・・・
飛行機から降りて来たのはカプローニ。
カプローニに案内され飛行機に乗る二郎。
二郎はカプローニに、
目が悪く飛行機を運転できないと言います。
それに対してカプローニは、
私も運転はできない。でも運転する者は沢山いる。
私は設計家だ!
そう言われたところで目を覚ます二郎。
設計家になるのを決めた瞬間でした。
時は流れ20歳になった二郎。
電車に乗り東京へ向かっています。
二郎が被っていた帽子が風に飛ばされます。
それをとってくれたのは菜穂子でした。
そのとき関東大震災がおきます。
菜穂子のメイドであるお絹は、
その地震で脚を骨折してしまいます。
二郎はお絹の足を、
自分の持っていた計算尺で固定し、
家に送ってあげるのでした。
それから、2年後。
大学に通ってる二郎22歳。
菜穂子が計算尺を届けに大学を訪ねます。
友人とご飯を食べに行っていた二郎。
菜穂子と会うことはできませんでした。
さらに2年後。
飛行機設計会社に勤めた二郎24歳。
戦闘機の設計に携わっていました。
ドイツに飛行機設計の研修に行く二郎。
ドイツの技術に圧倒されます。
そしてまたカプローニの夢を見ます。
カプローニに対して、
日本は貧乏で技術がないと言います。
それに対してカップローニは、
設計があれば技術はついてくると返します。
美しい飛行機を作りたいという二郎に、
芸術家や設計家の人生は10年。
君の10年を素晴らしいものにしなさい。
と言うのでした。
日本に帰ってきた二郎。
戦闘機の設計を任されられるようになります。
それから6年後。二郎30歳。
二郎の作った戦闘機は耐空実験に成功します。
休暇で軽井沢の別荘に向かった二郎。
そこで偶然菜穂子との再会をはたします。
紙飛行機を飛ばし遊ぶ2人。
徐々に距離を近づけていきます。
そして菜穂子に求婚する二郎。
しかし菜穂子は結核を患っていました。
菜穂子は二郎に結核を必ず治すので、
それまで待っていてくれと言うのでした。
会社に戻った二郎のもとに電報が届きます。
婚約者の菜穂子が吐血したというものでした。
菜穂子のもとに、駆けつける二郎。
菜穂子の結核は悪化していたのです。
菜穂子は二郎と一緒に暮らすためにも、
結核を治そうと専門病院への入院を決意します。
そこは山の上にある、寂しいところ。
二郎は最新の戦闘機を作るために全力を注ぎます。
どうしても二郎に会いたくなった菜穂子。
病院を抜け出し、二郎のもとに。
そんな菜穂子の姿を見た二郎は、
今すぐ一緒に暮らそうというのでした。
結婚式はその日に行われました。
二郎の上司黒川夫婦のもとで。
黒川は二郎に対して、
菜穂子のことを考えるのであれば、
早いうちに病院へ戻すべきだと言います。
しかし二郎は、
病院に戻すのであれば、
飛行機を捨てなければいけない。
自分達には時間がない。
1日1日を大切に生きている。
と言い返すのでした。
それから数日後、
いよいよ二郎の造った最新戦闘機の耐空実験。
その日菜穂子は手紙だけを残して山に戻ります。
菜穂子の病状の悪化は、
菜穂子自身が一番知っていたのでした。
美しいところを二郎に見てもらいたかった、
その一心で二郎のもとに来ていたのでした。
それから数年後、またもや夢を見る二郎。
カプローニが草原に立っています。
「君の10年はどうだった?」
二郎は答えます。
「後半はズタズタでしたが。」
「そうだね。国を滅ぼしたんだから。」
そう言ったカプローニの上を零戦が飛びます。
「あれだね君のゼロ。
綺麗だね。いい仕事だ。」
寂しそうに空を眺める二郎。
「一騎も戻ってきませんでしたが・・・」
遠くをみたカプローニは
「君を待っている人がいる。」
菜穂子が草原で手を振っています。
「菜穂子!」
二郎は叫びます。
「あなた生きて!生きて!」
そう言った菜穂子は去っていきます。
カプローニはつづけます。
「行ってしまったな。
美しい風のような人だ。
君は生きなければいけない。」
「それより寄っていかないかね?
いいワインがあるんだ!」
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