2015年05月21日
【寄生獣】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)
本日の映画紹介。
【寄生獣】
![寄生獣.jpg](/rikunohana/file/E5AF84E7949FE78DA3-thumbnail2.jpg)
【出演者】
泉新一:染谷将太
ミギー:声・阿部サダヲ
田宮良子:深津絵里
村野里美:橋本愛
島田秀雄:東出昌大
A:池内万作(余貴美子)
泉信子(新一の母):余貴美子
平間(刑事):國村隼
辻(刑事):山中崇
広川剛志(政治家寄生獣):北村一輝
後藤:浅野忠信
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【感想】
これは凄い!
何が?
染谷くん!!!
これ完全に演技力ですよね~
まるでミギーがいるみたいです。
これ系の映画ってあんまり・・・
みたいな感じだったのですが、
食わず嫌いでしたね~
面白いです。
完結篇を見たい!
と思わせる映画でした。
見てない方は、
私と同じような考えなのでは?
だまされたと思って一度見てください。
【あらすじ】(ネタバレあり)
~~~~~~~~~~~~~~~
人間の数が半分になったら。
燃やされる森の数も半分になるのだろうか?
人間の数が100分の1になったら。
垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか?
地球上の誰かがふと思った。
みんなの命を守らなければ。
~~~~~~~~~~~~~~~
ミギーが運転する車。
車はバイクに体当たりした。
バイクに乗っていたは寄生獣、後藤。
しかし後藤は生きていた。
森に逃げ込んだ後藤を追いかける。
「銃も効かない相手に槍かよ。」
そう言って木の棒を持つ新一。
しかし後藤は強かった。
一気にミギーを追い詰める後藤。
ミギーは言う。
「2人とも死ぬことはない。」
「どちらかが助かれば合格点だ。」
そう言って新一を守ったミギー。
「走れ新一。」
「私がいなければもう見つかることもない。」
「出会ったとき君の脳を奪わなくて良かった・・・」
「正確には君の脳を奪うのに失敗したんだったな。」
「あの時失敗しなければ、
君と会う事もなかったんだな。」
~~数ヶ月前~~
変な虫が新一の部屋に入ってきた。
その虫を倒そうと雑誌を丸めるシンイチ。
その虫は新一に飛び掛り、新一の右腕に入った。
「蛇が腕の中に。」
そう言って自分の腕を縛る新一。
幻覚と思いその日はそのまま寝た新一。
次に朝目覚めた新一の右腕は痺れていた。
「コードで締めるからでしょ。」
「壮絶に寝ぼけていたもんね。」
そういう母。
その日、学校に向かった新一。
声を掛けた同級生の里美。
その時、新一の右腕が勝手に動き、
里美の顔と胸を触った。
「何してんの。信じられない。」
そう言って里美は立ち去った。
体育でバスケをやっても右手が勝手に動き、
超ロングシュート成功。
その日の学校は不思議な事ばかり。
学校から新一は右手を見ていた。
そして右手にカッターナイフを当てた。
その時、右手が化け物に変わった。
「失敗。失敗。」
新一はビックリして言う。
「俺の右手。」
右手は話す。
「俺の右手食べた。言葉教えろ新一。」
そして右手は新一の部屋の書物を読み漁った。
そんな右手に新一は言った。
「病院って知っている?」
「そこ行って右手ぶった切ってもらうからな。」
右手は答えた。
「右手を切られると死んでしまう。」
「君も右手を失う。」
「お互い損だ。」
「僕は君の脳を奪うのを失敗して、
ザンネンと言う気持ちだ。」
そして化け物呼ばわりする新一に言った。
「名前が必要ならミギーって呼べ。」
翌日の学校。
放課後にミギーと高校を回る新一。
ミギーはあらゆる知識を吸収した。
新一は美術部。里美も一緒だ。
里美を見たミギーは新一に言う。
「新一あの娘と交尾したいんだろ。」
一方全国各地では、
不審な殺人事件が相次いで起きていた。
それは人間の脳に寄生した寄生獣の仕業。
ある日の下校途中。
突然ミギーは話し出す。
「相手との距離5メートル。」
ミギーは同種に会いたかったのだ。
寄生獣は同種との距離を感じる事が出来る。
新一はミギーの言う場所へ向かった。
そこはラーメン屋だった。
店の中では寄生獣が人間を喰らっていた。
新一とミギーに気がついた寄生獣。
「仲間か?」
新一は逃げ出した。
追いかける寄生獣は自分の腕を切り、
ミギーに話しかけてきた。
「こっちに移って来いよ。」
「腕から腕なら簡単だろ?」
戸惑っているミギーを見た寄生獣。
「そいつの首をはねれば否応なしだ。」
そう言って新一に襲い掛かった。
絶体絶命の危機。
そのときミギーは新一を守った。
右手を刃物に変えたミギー。
寄生獣を瞬時に切り倒した。
連日ニュースでは殺人事件のニュース。
新一は悩んでいた。
真実を皆に伝えるべきかどうか。
その時ミギーは新一に言った。
「私はシンイチから養分をもらって生きている。」
「他の同種は自分で養分を確保するしかない。」
「人間はありとあらゆる種を食べる。」
「人間のみ食べる行為は慎ましいではないか。」
そう言って新一を脅すミギー。
方や警察は事件を追っていた。
ミギーが倒した寄生獣。
体内から人間の指が出てきた事を知り、
人間を食べていたことが分かる。
しかしその人物が首なし死体で見つかったのだ。
刑事の平賀は困惑していた・・・
ある日の全校集会。
ミギーは急に話し出した。
「その中に同種がいる。」
「目をあわすな。」
同種は新たに赴任してきた田宮良子。
壇上で全校生徒に挨拶する田宮。
しかし目線は新一を見ていた。
ミギーは最強の寄生生物と呼んだ。
田宮は体を共用するミギーに興味を持った。
ミギーも田宮に興味を持った。
普通の人間生活をしている寄生獣に・・・
そんな田宮に新一は言った。
「何をたくらんで学校の中にいるんだよ。」
すると田宮は言う。
「放課後時間を頂戴。じっくり話し合いましょう。」
シンイチとミギーは指定された場所に行った。
すると田宮以外に2人の寄生獣。
学生の島田秀雄と警察官のA。
Aはミギーを見ていった。
「出来損ないをネットワークに入れるつもりか?」
田宮はAに返した。
「貴重なデータだわ。」
そして新一とミギーに話しかける田宮。
「生き残るためには助け合う必要がある。」
最近は惨殺死体が減っていることを告げた。
田宮の言うように、最近は殺人が減った。
その代わり行方不明者が増えている。
つまり隠れて人間を喰らっている。
新一はその事を田宮に問いただすが、
それに答えたのはAだった。
「一応必要ない人間を、
処理しているはずなんだけど。」
ネットワークに入る事に抵抗がある新一。
「俺を化け物の仲間にしないで欲しい。」
それに返す田宮。
「私たちはいったい何のために、
この世界に生まれてきたんだろう?」
「私たちは自分の身を守りたい。」
「私たちと連結する事を考えて。」
「全校生徒が人質と思いなさい。」
「あなたのガールフレンドもね・・・」
そう言って立ち去った3人。
立ち去った後にミギーは言う。
「新一Aには気をつけろ。」
「私たちに殺意を抱いていた。」
田宮たちは同じ家で暮らしていた。
田宮だけは実験中と言って普通に食事をしている。
また田宮はAとSEXし妊娠していた。
これも田宮の研究であった。
新一の母親は新一の異変に気がついていた。
「何があったの?」
「母さんさ、あんたの力になりたいんだよ。」
そんな母に新一は言い返す。
「いくつだと思ってんの。そういうの重いんだよ。」
「俺のことほっといてくれよ。」
そう言って学校へ向かった。
そんな感情に興味を持つミギー。
特に新一が母の火傷跡を見ると感情に変化がある。
その理由を聞きだすミギー。
4歳のころに鍋の油をひっくり返した新一。
それを母がかばって火傷したと話した。
「自分を傷つけても他者を守る。」
そんな人間に興味を持つミギー。
その日の帰宅中の。
「前方20メートル。いるぞ。」
「昨日のAだ。すごい殺気だ。」
Aは新一とミギーを待ち構えていた。
戦闘能力は当然ミギーより上。
ミギーの指示で魚市場に逃げ込んだシンイチ。
追いかけてきたA。
Aはラーメン屋の同種を殺したことを知っていた。
ミギーを危険と見なしたAは新一を襲ってきた。
「こちらに勝算があるとすればキミだけだ。」
そう言ってミギーはAと戦った。
隙を見て新一自身がAに棒パイプを刺した。
大量出血で倒れこむA。
そんなAにミギーは言った。
「キミもいずれ朽ち果てる。」
「人間独自が攻撃してくると、
思わなかったのが敗因だ。」
勝利した新一とミギーは帰宅した。
そのころ仕事を終え帰宅中の母。
母は倒れているAを見つけていた・・・
帰宅した新一。直ぐにミギーは言う。
「新一起きろ来るぞ。」
「またかよ。」
そう言って、包丁を持ち待機する新一。
家の鍵が開く。
Aは生きていた。新一の母に寄生して。
新一は現実を受け入れられないでいた。
「新一こいつはAだ。」
叫ぶが新一は信じられないでいた。
警戒をとき、朝のことを誤る新一。
「凄い感謝しているんだよ。」
「だから嘘だって言ってよ母さん。」
その瞬間Aは新一を攻撃した。
倒れこむ新一。
Aはミギーに言う。
「心臓を破壊した。即死だ。」
「お前ももうすぐ死ぬ。」
そしてAは去った。
ミギーはすぐに新一の心臓に入り込んだ。
間一髪で新一の心臓は再生した。
ミギーは自らの細胞を使って修復したのだ。
ミギーの一か八かの大冒険。
それが成功したのでった。
体力が回復した2日後。
新一とミギーは田宮のもとに向かった。
Aの居場所を聞こうとしたが答えない田宮。
全てを実験と話す田宮。
新一は実験のために母を奪った田宮を怒った。
田宮は新一の殺意に気付き対抗としようとした。
その時田宮は気がついた。
新一の中にミギーの細胞が入ったと・・・
刑事の平間は引き続き事件を追っていた。
そしてラーメン屋とAに刺さった鉄パイプ。
両方に同じ指紋がついていることを知った。
そして寄生獣の噂も気がついていた・・・
翌日新一はAを追った。
当てもないが適当に歩いた。
すると政治活動を行う選挙カー。
その選挙カーの上で演説する広川。
その周りの人間全てが寄生獣。
その存在に喜ぶミギー。
「数ヶ月の間にとてつもない進化をとげている。」
「寄生生物が支配する時代が来るかもしれない。」
数日振りに学校へ行った新一。
同じクラスには新しく転校生が着ていた。
以前田宮に紹介された寄生獣の島田だった。
これは田宮が新一の監視役として仕向けたもの。
島田は田宮に新一の日常を報告する。
新一の肉体はミギーの細胞によって、
この数日で異常発達をしていた。
同時にミギーにも異変があった。
1日に4時間ほど眠くなる。
しかも突然・・・
記憶がなくなるように機能しなくなる。
世間では噂が広まっていた。
それは寄生獣の見分けかたであった。
寄生獣の髪の毛を抜くと、
抜いた髪の毛がウネウネ動くというもの。
数日後新一の変化はより大きくなっていた。
それは肉体的にも精神的にも。
里美との下校途中。
「何かが聞こえる。」
そう言って道路で倒れた動物を見つけた。
車が走りかう道路。ためらいなく歩いて犬のもとに。
まるで車が避けて要るような状態。
そして犬を抱きかかえる新一。
「あっ。死んだ。」
そうして抱きかかえた犬をそのままゴミ箱へ。
それを見た里美。
「何しているの?何しているか分かってる?」
新一は返した。
「死んでんだよ。死んだ犬は犬じゃない。」
「犬の形をした肉だよ。」
人間と言うよりも寄生獣に近くなっていた。
一方で田宮のお腹も大きくなっていた。
学校でも話題となっていた。
校長に呼ばれた田宮。
その夜家に帰ると田宮の両親がいた。
学校から連絡があったと。
「本当だったのね。」
そう言って田宮のお腹を見た。
すると田宮の母は言った。
「涼子じゃない。お父さん警察を呼んで。」
田宮はすぐに両親を殺害した。
そして田宮は学校を辞めることにした。
田宮のもとへ行った新一。
「島田は?一緒に連れて行けばいいのに。」
そんな新一に田宮は言った。
「私も島田も人間の食事をとっている。」
「そうなれば何も問題ないでしょ?」
島田は美術部のモデルを頼まれていた。
島田に美術部の生徒が言った、
「日本人離れしたスタイル。」
「人間じゃなかったりして。」
そう言って不意に島田の髪の毛を抜いた。
島田の抜かれた髪の毛はウネウネと動いた。
悲鳴を上げた生徒。
それを尻目に島田は言った。
「なんて事してくれるんだよ。」
「せっかくここまでうまくやって来たのに。」
「すぐ済むよ。お願いだからじっとしておいて。」
そう言って攻撃を始めた島田。
田宮と一緒にいた新一。
島田の発する殺意を感じ取ったミギー。
新一は島田のもとへ急いだ。
島田は里美を殺そうとしていた。
間一髪でそれを助けた新一。
そこに現われた田宮。
「騒ぎを起こす仲間は嫌いだ。」
そう言い即興で作った火炎瓶を島田に投げた。
新一は里美を抱きかかえ3階から飛び降りた。
火炎瓶で爆発した3階。
しかし島田は生きていた。
屋上に向かった島田。
新一は近くのビルの屋上に上り、
学校の屋上に上がる島田を見張る。
そしてミギーを弓に変えて、
鉄パイプを撃ちはなった。
「やっぱり共存なんて無理なんだよ。」
島田を撃ち殺した新一。
その帰りを待ち構えたいた田宮。
「しばらく消える。」
そう言った田宮に新一は言った。
「もっと早く殺しておけばよかった。」
「島田もお前も。」
田宮は答えた。
「私を殺したらお腹の子も死ぬ。」
ミギーは田宮に聞いた。
「本当に人間の子を産み育てるつもりか?」
田宮はミギーの質問に答えた。
「これもまた実験だ。」
「母親になれば理論を超越した、
特殊な能力を備えるものなのか?」
「それを知りたい。」
そしてAの居場所を教えて田宮は消えた。
Aのもとを訪れた新一。
Aに連れられ人気がない場所へ向かった。
Aは戦闘モードになる。
そのときミギーに睡魔が。
「私にできることはこれだけだ。」
そう言ってミギーは剣に変わった。
「がんばってくれ。」
ミギーは眠りに着いた・・・
身体能力が向上している新一。
剣となったミギーを使い対等に戦った。
そして新一がAを殺そうとしたとき、
「やめて新一。母さんよ。」
新一の手は一瞬止まった。
その瞬間をAは見逃さず新一を襲った。
しかしその攻撃はA自身の手で止まった。
母さんの残留思念がAの行動をとめたのだ。
新一は意を決してAを殺した・・・
目覚めたミギーに新一は話した。
「母さんが助けてくれた。」
「でもミギー。やっぱり俺、
心もお前たちと同じになってしまった。」
「母さんが奪われたときも今も。」
「出ないんだよ。涙。」
その頃・・・
寄生獣の政治家広川は見事当選した。
警察本部に呼ばれた刑事平賀。
特殊部隊SATに呼ばれていた。
広川に会っていた宮田。
宮田は広川に言った。
「人間の数が半分になったら。
燃やされる森の数も半分になるのだろうか?
人間の数が100分の1になったら。
垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか?
地球上の誰かがふと思った。
みんなの命を守らなければ。」
そこにいた後藤。宮田に言う。
「蝿は教わりをしないのに、
飛び方を知っている。
蜘蛛は教わりもしないのに、
巣の張り方を知っている。
生物はみな、
命令に従っているだけなんだ。
脳を奪ったとき私も命令を受けた。
この種を食い殺せ。」
Aを殺した新一は決意を固めた。
「俺わかったよ。やるべきこと」
「どんなやつだろうと関係ない。」
「寄生生物を見つけて、
一匹一匹殺していく。」
「それが俺のやるべきことだ。」
~そして冒頭のシーンに戻る~
後藤に追い詰められたミギー。
「走れ新一。」
「私がいなければもう見つかることもない。」
「どこまででも走れ。」
「キミだけでも生き残れば合格点だ。」
(終わり)
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【寄生獣】
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【出演者】
泉新一:染谷将太
ミギー:声・阿部サダヲ
田宮良子:深津絵里
村野里美:橋本愛
島田秀雄:東出昌大
A:池内万作(余貴美子)
泉信子(新一の母):余貴美子
平間(刑事):國村隼
辻(刑事):山中崇
広川剛志(政治家寄生獣):北村一輝
後藤:浅野忠信
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【感想】
これは凄い!
何が?
染谷くん!!!
これ完全に演技力ですよね~
まるでミギーがいるみたいです。
これ系の映画ってあんまり・・・
みたいな感じだったのですが、
食わず嫌いでしたね~
面白いです。
完結篇を見たい!
と思わせる映画でした。
見てない方は、
私と同じような考えなのでは?
だまされたと思って一度見てください。
【あらすじ】(ネタバレあり)
~~~~~~~~~~~~~~~
人間の数が半分になったら。
燃やされる森の数も半分になるのだろうか?
人間の数が100分の1になったら。
垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか?
地球上の誰かがふと思った。
みんなの命を守らなければ。
~~~~~~~~~~~~~~~
ミギーが運転する車。
車はバイクに体当たりした。
バイクに乗っていたは寄生獣、後藤。
しかし後藤は生きていた。
森に逃げ込んだ後藤を追いかける。
「銃も効かない相手に槍かよ。」
そう言って木の棒を持つ新一。
しかし後藤は強かった。
一気にミギーを追い詰める後藤。
ミギーは言う。
「2人とも死ぬことはない。」
「どちらかが助かれば合格点だ。」
そう言って新一を守ったミギー。
「走れ新一。」
「私がいなければもう見つかることもない。」
「出会ったとき君の脳を奪わなくて良かった・・・」
「正確には君の脳を奪うのに失敗したんだったな。」
「あの時失敗しなければ、
君と会う事もなかったんだな。」
~~数ヶ月前~~
変な虫が新一の部屋に入ってきた。
その虫を倒そうと雑誌を丸めるシンイチ。
その虫は新一に飛び掛り、新一の右腕に入った。
「蛇が腕の中に。」
そう言って自分の腕を縛る新一。
幻覚と思いその日はそのまま寝た新一。
次に朝目覚めた新一の右腕は痺れていた。
「コードで締めるからでしょ。」
「壮絶に寝ぼけていたもんね。」
そういう母。
その日、学校に向かった新一。
声を掛けた同級生の里美。
その時、新一の右腕が勝手に動き、
里美の顔と胸を触った。
「何してんの。信じられない。」
そう言って里美は立ち去った。
体育でバスケをやっても右手が勝手に動き、
超ロングシュート成功。
その日の学校は不思議な事ばかり。
学校から新一は右手を見ていた。
そして右手にカッターナイフを当てた。
その時、右手が化け物に変わった。
「失敗。失敗。」
新一はビックリして言う。
「俺の右手。」
右手は話す。
「俺の右手食べた。言葉教えろ新一。」
そして右手は新一の部屋の書物を読み漁った。
そんな右手に新一は言った。
「病院って知っている?」
「そこ行って右手ぶった切ってもらうからな。」
右手は答えた。
「右手を切られると死んでしまう。」
「君も右手を失う。」
「お互い損だ。」
「僕は君の脳を奪うのを失敗して、
ザンネンと言う気持ちだ。」
そして化け物呼ばわりする新一に言った。
「名前が必要ならミギーって呼べ。」
翌日の学校。
放課後にミギーと高校を回る新一。
ミギーはあらゆる知識を吸収した。
新一は美術部。里美も一緒だ。
里美を見たミギーは新一に言う。
「新一あの娘と交尾したいんだろ。」
一方全国各地では、
不審な殺人事件が相次いで起きていた。
それは人間の脳に寄生した寄生獣の仕業。
ある日の下校途中。
突然ミギーは話し出す。
「相手との距離5メートル。」
ミギーは同種に会いたかったのだ。
寄生獣は同種との距離を感じる事が出来る。
新一はミギーの言う場所へ向かった。
そこはラーメン屋だった。
店の中では寄生獣が人間を喰らっていた。
新一とミギーに気がついた寄生獣。
「仲間か?」
新一は逃げ出した。
追いかける寄生獣は自分の腕を切り、
ミギーに話しかけてきた。
「こっちに移って来いよ。」
「腕から腕なら簡単だろ?」
戸惑っているミギーを見た寄生獣。
「そいつの首をはねれば否応なしだ。」
そう言って新一に襲い掛かった。
絶体絶命の危機。
そのときミギーは新一を守った。
右手を刃物に変えたミギー。
寄生獣を瞬時に切り倒した。
連日ニュースでは殺人事件のニュース。
新一は悩んでいた。
真実を皆に伝えるべきかどうか。
その時ミギーは新一に言った。
「私はシンイチから養分をもらって生きている。」
「他の同種は自分で養分を確保するしかない。」
「人間はありとあらゆる種を食べる。」
「人間のみ食べる行為は慎ましいではないか。」
そう言って新一を脅すミギー。
方や警察は事件を追っていた。
ミギーが倒した寄生獣。
体内から人間の指が出てきた事を知り、
人間を食べていたことが分かる。
しかしその人物が首なし死体で見つかったのだ。
刑事の平賀は困惑していた・・・
ある日の全校集会。
ミギーは急に話し出した。
「その中に同種がいる。」
「目をあわすな。」
同種は新たに赴任してきた田宮良子。
壇上で全校生徒に挨拶する田宮。
しかし目線は新一を見ていた。
ミギーは最強の寄生生物と呼んだ。
田宮は体を共用するミギーに興味を持った。
ミギーも田宮に興味を持った。
普通の人間生活をしている寄生獣に・・・
そんな田宮に新一は言った。
「何をたくらんで学校の中にいるんだよ。」
すると田宮は言う。
「放課後時間を頂戴。じっくり話し合いましょう。」
シンイチとミギーは指定された場所に行った。
すると田宮以外に2人の寄生獣。
学生の島田秀雄と警察官のA。
Aはミギーを見ていった。
「出来損ないをネットワークに入れるつもりか?」
田宮はAに返した。
「貴重なデータだわ。」
そして新一とミギーに話しかける田宮。
「生き残るためには助け合う必要がある。」
最近は惨殺死体が減っていることを告げた。
田宮の言うように、最近は殺人が減った。
その代わり行方不明者が増えている。
つまり隠れて人間を喰らっている。
新一はその事を田宮に問いただすが、
それに答えたのはAだった。
「一応必要ない人間を、
処理しているはずなんだけど。」
ネットワークに入る事に抵抗がある新一。
「俺を化け物の仲間にしないで欲しい。」
それに返す田宮。
「私たちはいったい何のために、
この世界に生まれてきたんだろう?」
「私たちは自分の身を守りたい。」
「私たちと連結する事を考えて。」
「全校生徒が人質と思いなさい。」
「あなたのガールフレンドもね・・・」
そう言って立ち去った3人。
立ち去った後にミギーは言う。
「新一Aには気をつけろ。」
「私たちに殺意を抱いていた。」
田宮たちは同じ家で暮らしていた。
田宮だけは実験中と言って普通に食事をしている。
また田宮はAとSEXし妊娠していた。
これも田宮の研究であった。
新一の母親は新一の異変に気がついていた。
「何があったの?」
「母さんさ、あんたの力になりたいんだよ。」
そんな母に新一は言い返す。
「いくつだと思ってんの。そういうの重いんだよ。」
「俺のことほっといてくれよ。」
そう言って学校へ向かった。
そんな感情に興味を持つミギー。
特に新一が母の火傷跡を見ると感情に変化がある。
その理由を聞きだすミギー。
4歳のころに鍋の油をひっくり返した新一。
それを母がかばって火傷したと話した。
「自分を傷つけても他者を守る。」
そんな人間に興味を持つミギー。
その日の帰宅中の。
「前方20メートル。いるぞ。」
「昨日のAだ。すごい殺気だ。」
Aは新一とミギーを待ち構えていた。
戦闘能力は当然ミギーより上。
ミギーの指示で魚市場に逃げ込んだシンイチ。
追いかけてきたA。
Aはラーメン屋の同種を殺したことを知っていた。
ミギーを危険と見なしたAは新一を襲ってきた。
「こちらに勝算があるとすればキミだけだ。」
そう言ってミギーはAと戦った。
隙を見て新一自身がAに棒パイプを刺した。
大量出血で倒れこむA。
そんなAにミギーは言った。
「キミもいずれ朽ち果てる。」
「人間独自が攻撃してくると、
思わなかったのが敗因だ。」
勝利した新一とミギーは帰宅した。
そのころ仕事を終え帰宅中の母。
母は倒れているAを見つけていた・・・
帰宅した新一。直ぐにミギーは言う。
「新一起きろ来るぞ。」
「またかよ。」
そう言って、包丁を持ち待機する新一。
家の鍵が開く。
Aは生きていた。新一の母に寄生して。
新一は現実を受け入れられないでいた。
「新一こいつはAだ。」
叫ぶが新一は信じられないでいた。
警戒をとき、朝のことを誤る新一。
「凄い感謝しているんだよ。」
「だから嘘だって言ってよ母さん。」
その瞬間Aは新一を攻撃した。
倒れこむ新一。
Aはミギーに言う。
「心臓を破壊した。即死だ。」
「お前ももうすぐ死ぬ。」
そしてAは去った。
ミギーはすぐに新一の心臓に入り込んだ。
間一髪で新一の心臓は再生した。
ミギーは自らの細胞を使って修復したのだ。
ミギーの一か八かの大冒険。
それが成功したのでった。
体力が回復した2日後。
新一とミギーは田宮のもとに向かった。
Aの居場所を聞こうとしたが答えない田宮。
全てを実験と話す田宮。
新一は実験のために母を奪った田宮を怒った。
田宮は新一の殺意に気付き対抗としようとした。
その時田宮は気がついた。
新一の中にミギーの細胞が入ったと・・・
刑事の平間は引き続き事件を追っていた。
そしてラーメン屋とAに刺さった鉄パイプ。
両方に同じ指紋がついていることを知った。
そして寄生獣の噂も気がついていた・・・
翌日新一はAを追った。
当てもないが適当に歩いた。
すると政治活動を行う選挙カー。
その選挙カーの上で演説する広川。
その周りの人間全てが寄生獣。
その存在に喜ぶミギー。
「数ヶ月の間にとてつもない進化をとげている。」
「寄生生物が支配する時代が来るかもしれない。」
数日振りに学校へ行った新一。
同じクラスには新しく転校生が着ていた。
以前田宮に紹介された寄生獣の島田だった。
これは田宮が新一の監視役として仕向けたもの。
島田は田宮に新一の日常を報告する。
新一の肉体はミギーの細胞によって、
この数日で異常発達をしていた。
同時にミギーにも異変があった。
1日に4時間ほど眠くなる。
しかも突然・・・
記憶がなくなるように機能しなくなる。
世間では噂が広まっていた。
それは寄生獣の見分けかたであった。
寄生獣の髪の毛を抜くと、
抜いた髪の毛がウネウネ動くというもの。
数日後新一の変化はより大きくなっていた。
それは肉体的にも精神的にも。
里美との下校途中。
「何かが聞こえる。」
そう言って道路で倒れた動物を見つけた。
車が走りかう道路。ためらいなく歩いて犬のもとに。
まるで車が避けて要るような状態。
そして犬を抱きかかえる新一。
「あっ。死んだ。」
そうして抱きかかえた犬をそのままゴミ箱へ。
それを見た里美。
「何しているの?何しているか分かってる?」
新一は返した。
「死んでんだよ。死んだ犬は犬じゃない。」
「犬の形をした肉だよ。」
人間と言うよりも寄生獣に近くなっていた。
一方で田宮のお腹も大きくなっていた。
学校でも話題となっていた。
校長に呼ばれた田宮。
その夜家に帰ると田宮の両親がいた。
学校から連絡があったと。
「本当だったのね。」
そう言って田宮のお腹を見た。
すると田宮の母は言った。
「涼子じゃない。お父さん警察を呼んで。」
田宮はすぐに両親を殺害した。
そして田宮は学校を辞めることにした。
田宮のもとへ行った新一。
「島田は?一緒に連れて行けばいいのに。」
そんな新一に田宮は言った。
「私も島田も人間の食事をとっている。」
「そうなれば何も問題ないでしょ?」
島田は美術部のモデルを頼まれていた。
島田に美術部の生徒が言った、
「日本人離れしたスタイル。」
「人間じゃなかったりして。」
そう言って不意に島田の髪の毛を抜いた。
島田の抜かれた髪の毛はウネウネと動いた。
悲鳴を上げた生徒。
それを尻目に島田は言った。
「なんて事してくれるんだよ。」
「せっかくここまでうまくやって来たのに。」
「すぐ済むよ。お願いだからじっとしておいて。」
そう言って攻撃を始めた島田。
田宮と一緒にいた新一。
島田の発する殺意を感じ取ったミギー。
新一は島田のもとへ急いだ。
島田は里美を殺そうとしていた。
間一髪でそれを助けた新一。
そこに現われた田宮。
「騒ぎを起こす仲間は嫌いだ。」
そう言い即興で作った火炎瓶を島田に投げた。
新一は里美を抱きかかえ3階から飛び降りた。
火炎瓶で爆発した3階。
しかし島田は生きていた。
屋上に向かった島田。
新一は近くのビルの屋上に上り、
学校の屋上に上がる島田を見張る。
そしてミギーを弓に変えて、
鉄パイプを撃ちはなった。
「やっぱり共存なんて無理なんだよ。」
島田を撃ち殺した新一。
その帰りを待ち構えたいた田宮。
「しばらく消える。」
そう言った田宮に新一は言った。
「もっと早く殺しておけばよかった。」
「島田もお前も。」
田宮は答えた。
「私を殺したらお腹の子も死ぬ。」
ミギーは田宮に聞いた。
「本当に人間の子を産み育てるつもりか?」
田宮はミギーの質問に答えた。
「これもまた実験だ。」
「母親になれば理論を超越した、
特殊な能力を備えるものなのか?」
「それを知りたい。」
そしてAの居場所を教えて田宮は消えた。
Aのもとを訪れた新一。
Aに連れられ人気がない場所へ向かった。
Aは戦闘モードになる。
そのときミギーに睡魔が。
「私にできることはこれだけだ。」
そう言ってミギーは剣に変わった。
「がんばってくれ。」
ミギーは眠りに着いた・・・
身体能力が向上している新一。
剣となったミギーを使い対等に戦った。
そして新一がAを殺そうとしたとき、
「やめて新一。母さんよ。」
新一の手は一瞬止まった。
その瞬間をAは見逃さず新一を襲った。
しかしその攻撃はA自身の手で止まった。
母さんの残留思念がAの行動をとめたのだ。
新一は意を決してAを殺した・・・
目覚めたミギーに新一は話した。
「母さんが助けてくれた。」
「でもミギー。やっぱり俺、
心もお前たちと同じになってしまった。」
「母さんが奪われたときも今も。」
「出ないんだよ。涙。」
その頃・・・
寄生獣の政治家広川は見事当選した。
警察本部に呼ばれた刑事平賀。
特殊部隊SATに呼ばれていた。
広川に会っていた宮田。
宮田は広川に言った。
「人間の数が半分になったら。
燃やされる森の数も半分になるのだろうか?
人間の数が100分の1になったら。
垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか?
地球上の誰かがふと思った。
みんなの命を守らなければ。」
そこにいた後藤。宮田に言う。
「蝿は教わりをしないのに、
飛び方を知っている。
蜘蛛は教わりもしないのに、
巣の張り方を知っている。
生物はみな、
命令に従っているだけなんだ。
脳を奪ったとき私も命令を受けた。
この種を食い殺せ。」
Aを殺した新一は決意を固めた。
「俺わかったよ。やるべきこと」
「どんなやつだろうと関係ない。」
「寄生生物を見つけて、
一匹一匹殺していく。」
「それが俺のやるべきことだ。」
~そして冒頭のシーンに戻る~
後藤に追い詰められたミギー。
「走れ新一。」
「私がいなければもう見つかることもない。」
「どこまででも走れ。」
「キミだけでも生き残れば合格点だ。」
(終わり)
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