JR四国は14日、老朽化が進むローカル気動車の後継として導入するハイブリッド式の新型車両の概要を発表した。ディーゼルエンジンと蓄電池を組み合わせ、電力を使ってモーター走行する方式を初めて採用する。量産先行型の4両2編成を2025年12月に完成させ、26年度からの営業運転を目指す。
新型車両は2両1編成の固定運用となる。最高運転速度は100キロ。計画では、国鉄時代からの古い車両を中心に、1976〜89年に製造された86両を順次置き換えていく。27年度から本格投入し、30年度までに四国全域で最大70両35編成を導入する。非電化区間の今後の主力となる見通しだ。
愛媛新聞ONLINE 2/14(水)