愛媛県砥部町の「ななおれ梅組合」が特産の「七折小梅」を使ったクラフトビールを開発し、14日に砥部町長に完成を報告した。梅の香りとともに、甘酸っぱく爽やかな味が特長。17日〜3月3日に同町七折の観光梅園で開催の七折梅まつりで販売する。
組合や醸造を担ったKIRI(松山市)によると、梅干しの消費量などが減少する中、町の6次産業化支援を受け、梅の新たな活用策を模索。約1年間かけて商品化に至った。発酵前にピューレを、発酵終盤にペーストを入れることで梅の繊細な香りを残すことができ、温度の違いによる甘さと酸っぱさの変化も楽しめるという。アルコール度数は6・5%。
愛媛新聞ONLINE 2/15(木)