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2024年02月28日
昭和初期の記憶、後世に 八幡浜・保内の旧造り酒屋 ガイド岡崎さんや県建築士会が記録保存や見学会
八幡浜市保内町喜木で造り酒屋を営んだ商家が解体されるのを機に、市内のボランティアガイド「八幡浜みてみん会」顧問の岡崎直司さん(70)=西予市=や県建築士会が昨夏から記録保存に取り組んだ。住民向けに見学会も開き、地域とともに歩んできた古建築の魅力や歴史を紹介した。
商家は旧街道沿いの一角に立つ清水長三郎家。元々は組頭の家で、大正末期から昭和にかけて造り酒屋(寿酒造)を営んだ。数年前に空き家となっており昨年夏、解体を知った岡崎さんが県外在住の親族の了解を得て記録保存を計画した。
見学会は今月17日に実施し、住民ら約20人が参加。岡崎さんや峰岡委員長の説明を聞きながら、往時に思いをはせた。
愛媛新聞ONLINE 2/27(火)
2024年02月27日
3月導入の全国交通系ICカード 伊予鉄グループが利用範囲の拡大を発表(愛媛)
伊予鉄グループ(愛媛県松山市)は26日、伊予鉄道の市内(路面)電車全線と伊予鉄バスの松山空港リムジンバスで3月に導入するJR西日本「ICOCA(イコカ)」やJR東日本「Suica(スイカ)」など全国交通系ICカード10種類について、2025年3月から利用範囲を伊予鉄南予バスを除くグループ内全ての電車、バスに広げると発表した。
範囲拡大に合わせ、25年3月から定期券はイコカのみで販売。同時期にカードの発行を始め、通勤定期券はカードタイプか、スマートフォンアプリ「モバイルICOCA」を選択する。アプリは申し込み時に窓口を訪れる必要がなく、イコカ利用者はカードタイプでも伊予鉄道の公式サイトから定期券の購入・更新ができる。同グループは「来店不要で便利なアプリを活用してほしい」としている。
グループ独自の「ICい〜カード」は25年9月にサービスを廃止する。同カードは04年の試験運用(本格運用は05年)から累計約56万枚が発行された。
愛媛新聞ONLINE 2/26(月)
棚田を照らす幻想的な竹灯籠 西条農高生ら450個制作 西条・千町地区で観賞イベント(愛媛)
愛媛県西条市山間部の千町地区で24日、棚田の石垣に竹灯籠を並べて観賞するイベント(NPO法人うちぬき21プロジェクト主催)が始まった。西条農業高校生らが製作した竹灯籠など約450個を設置。訪れた家族連れらが、竹の中でろうそくの火が幻想的に揺れ、日暮れの山里を温かく照らす様子を楽しんだ。
同校では、地区内の放置竹林から切り出した竹で灯籠を作る活動に取り組んでいる。24日は生徒や卒業生が灯籠を並べ、火をつけるなど準備。棚田の美しさがより伝わるように、市民有志のボランティアが石垣周辺の草刈りを行った。
イベントは3月2、9、16日にも実施。午後5時半〜8時ごろまで竹灯籠を点灯する。
愛媛新聞ONLINE 2/26(月)