2024年02月27日
3月導入の全国交通系ICカード 伊予鉄グループが利用範囲の拡大を発表(愛媛)
伊予鉄グループ(愛媛県松山市)は26日、伊予鉄道の市内(路面)電車全線と伊予鉄バスの松山空港リムジンバスで3月に導入するJR西日本「ICOCA(イコカ)」やJR東日本「Suica(スイカ)」など全国交通系ICカード10種類について、2025年3月から利用範囲を伊予鉄南予バスを除くグループ内全ての電車、バスに広げると発表した。
範囲拡大に合わせ、25年3月から定期券はイコカのみで販売。同時期にカードの発行を始め、通勤定期券はカードタイプか、スマートフォンアプリ「モバイルICOCA」を選択する。アプリは申し込み時に窓口を訪れる必要がなく、イコカ利用者はカードタイプでも伊予鉄道の公式サイトから定期券の購入・更新ができる。同グループは「来店不要で便利なアプリを活用してほしい」としている。
グループ独自の「ICい〜カード」は25年9月にサービスを廃止する。同カードは04年の試験運用(本格運用は05年)から累計約56万枚が発行された。
愛媛新聞ONLINE 2/26(月)