2014年08月14日
Review7. 関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 上肢
一般的に関節を曲げたり
伸ばしたりすると、それにともない、
周辺の筋肉・靭帯・神経・皮膚も、
緩んだり緊張したりするかと思います。
関節を動かせば、
周辺の軟部組織に影響が
でることはわかったが、
もう少し踏み込んで、
「 解剖学や運動学、手術方式、
組織の治癒過程と運動療法など、
詳しく説明されているものはないか? 」
と日々思いながら、
各雑誌などで特集される記事を、
読むことをしていました。
解剖学、運動学、
損傷組織の治癒過程、手術方式、運動療法...
多くの知見を頭の中で
整理しようとするには、
知見がまとまった書籍が
必要だと感じていました。
しかし、その当時は、
自分の思い描くような書籍は
見つかりませんでした。
気がつけば
コピーや、
印刷した雑誌の断片など紙の山...
体系立てて、人に説明しようとする際に、
感覚的には自分の頭で
つながっているものの、
上手く説明できないことがありました。
また、疑問を感じた際に、
その都度確認できるものが
あればいいなとも思うようになっていました。
個人の意見としては、
この書籍が出版された当時、
書店ではじめて内容を見た時には、
正直おどろきました。
どうやったら、
このようなことを調べることができるのか?
わかるようになるのか...
自分で調べようとしたら、
果たして何年かかるのか...
そのような感想をいだいたことを、
思い出します。
自分の場合は、
この書籍の内容を、
一度に覚えようとするとことは困難でした。
その都度、
確認しながら関連した雑誌や書籍の知見も取り入れる。
(注:運動療法のプロトコルは施設間に
差異があると思いますので、
臨機応変な対応が必要だと思います)
そのような方法で、悪戦苦闘しながら、
読み進めていっていたことを思い出します。
その過程の中で、
少しずつ内容の理解しようとつとめています。
「もう少し、掘り下げて解剖学・運動学の
知見を考慮しながら、
運動療法を実施したい」
と疑問が浮かび始めた方には、
向いている書籍なのかもしれません。
それぞれの個人によって、
学びやすい方法
(書籍・動画などの視覚的情報、実技、座学など)
は違うと思いますが、
初学者の場合には、
まずは、
運動療法の実践的な
概略がわかるような書籍、
例えば、
2005年版
2010年版
などからはいり、
学んでいけば、
今回書評させていただいた書籍の内容を
理解する補助となりやすいのもしれません。
書評させていただいた書籍
2014年に上肢・体幹編として新たに出版されているようでしたので載せておきます。
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[ その他の関連書籍 ]
@ 今回取り上げさせていた書籍の「下肢・体幹」編
2014年に改訂第2版も出版されているようです。
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A 「 機能解剖学と生理学の知識 」 の重要性をときながら、説明を試みている書籍
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B 豊富なイラスト・写真とともに、触診技術の学習の補助となる。
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