原作との比較もしていきます。
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<1話>
・アニメが初まってからいきなりリヴィアの活舌が悪く、少し心配になった。が、総じて面白かった。
・リヴィアがアユを食べたことで漁場監視員とモメたシーンなどがカットされ、うまく短くまとめられていた。急ぎ過ぎている感じもなく、良いアニメ化。
・各キャラの声も違和感がなく、うまくハマっているように感じた。
・サラが公園の遊具を爆破したシーンは笑った。映像で見るとより面白かった。
・OP曲の歌詞がビックリするほど卑屈。『喜劇』と銘打っている作品だから、もう少し明るい歌詞の方がよかったのでは。
<2話>
・相変わらずテンポが良い。
・リヴィアと鈴木のやり取りは大幅カットされているが、別れ際の会話で、リヴィアが鈴木に心を許しているのが伝わった。リヴィアが鈴木にとてもお世話になっていたことが推察できる。アニメ化のために省いた部分を、視聴者に想像させるうまいやり方。
・サラの「黒づくめの組織は実在しておったのか!」というセリフにかぶせて、惣助の「クスリ飲まされて子供に戻ったわけじゃねーよー」の返しが面白かった。
<3話>
・リヴィアがバッタを食べるシーン:本来はとても不憫な状況だが、リヴィア自身の前向きさが全面に出ていて、悲壮感がないのが良かった。これぞ『喜劇』!
・リヴィアがいとも簡単に宗教団体に捕まってしまったシーン:人のことを何でも信じてしまうリヴィアにとって、これは最悪の事態のだが、リヴィア自身の魅力と実力には宗教団体も適わなかった。やはり異世界人はチート過ぎる!
どんな困難でも彼女なら乗り越えられそう。応援したい。
<4話>
・相変わらずコナンネタを積極的に出してくる。良い。
(実はこのブログも、しばしば『変人のサラダボウル コナン』などで検索されて見られている)
・ハロウィンに、本物の魔法使いと探偵が、そのまま魔法使いと探偵の仮装をしていたのは愉快だった。
・宗教や転売ヤー、不倫、いじめなど、楽しい雰囲気だが扱っているテーマはずっと暗い物ばかり。にもかかわらず愉快で楽しいアニメになっているのは素晴らしい。
<5話>
・いきなりリヴィアと明日美(プリケツ)がお風呂のサービスシーン。個人的には好きだが、あまり良く思わない人もいるかもしれない。
『「これはプリケツどの。お久しぶりです」』は、音声で聞くとかなりインパクトのあるセリフだった。
・惣助の事務所の下にある喫茶店『らいてう』にて:原作では惣助が米津源治の『Lemon』を歌って、サラが合間に入る『ヴェッ』の部分だけ歌って笑いが起こるシーンが、サラが変な歌を歌うシーンに差し替えられていた。
著作権的に『Lemon』は歌えなかったか。サラの『ヴェッ』を聞いてみたかったので少し残念。
・明日美のバンドが解散したり、今回は悲しい話が多かった。しかしその分、ここから始まる大躍進が楽しみになった。
<6話>
・リヴィアはバッタを食べる悲壮なホームレスから一転、悠々自適の大金持ちに!
しかしリヴィアはホームレスの時から前向きで楽しそうだったため、意外と雰囲気は変わらなかった。
美味しい物を好きなだけ食べられるようになったことは良かったが、パチンコに行ったあたりからリヴィアを素直に祝福できなくなった。
(根は真面目で努力家)
・リヴィアがまた裸になった。サービスシーンが増えてきた気がする。
・リヴィアの前に出た『JOB:ヒモ』の表示が面白かった。
<7話>
・今まで恋愛要素が薄かったが、閨春花(ねや はるか)と愛崎ブレンダが惣助のことが好きだと発覚した。どちらも悪徳な商売をしている反面、惣助は『正義の探偵』を目指しているのが対照的だった。
・閨春花の『「エッチはなんとなく気が向いた時だけです」』という発言がインモラルでドキっとした。
・サラが競馬をしているシーンで、『スゴイテクニシャン』『パイオツカイデー』など、馬の名前や実況解説で遊んでいるのが面白かった。
<8話>
・今までにも増してアクシデントが満載で、見ていて楽しかった。
・惣助に子供ができてしまったことを聞いて、閨春花(ねや はるか)が慌てる様子がかわいらしくて良かった。
・惣助は、普段は母方の姓を使って『鏑矢惣助』と名乗っているが、本名は『草薙惣助』。
アニメしか見てない人は、惣助と父親(草薙勲)で苗字が違ったり、なのにサラの苗字は『草薙』になっていたり。この辺りの説明が少なく、分かりにくかったかもしれない。
<9話>
・学校編。永縄友奈(ながなわ ゆな)とサラ、それぞれの学校生活が中心の回だった。
友奈とサラの学校生活の差が比較強調されていて良かった。
・英語の部分は普通に英語で話して欲しかった。
<10話>
・「増殖する妾」というサブタイトルがすでに面白い
・リヴィアが裸になるシーンが多いのは原作を読んでいる時も感じたが、映像になるとよりインパクトがあった。
・ブレンダが不憫で、やや気の沈む内容だった。
頑張れ!悪徳ロリ弁護士!
<11話>
・お腹をパンパンに膨らませて、苦しそうに「苦しゅうない」と言ったサラが面白かった。
・相変わらず急展開が詰め込まれている。
・鈴切(鈴木)の伏線回収が怒涛の勢いで小気味が良かった。鈴切がポロっと言った、「情報量が多すぎる」という言葉は視聴者の心とシンクロした。
・リヴィア、明日美、望愛の3人は斬新な3Pバンドになりそう。期待!
<12話>
開始早々にサラの靴箱に大量のバレンタインチョコが入っていた。それを見ての「なんじゃこりゃ。いじめか」「たぶんバレンタインの献上品だと思われます」のやり取りが良かった。
・コナンや海物語(パチンコ)など、著作権的に映像化が難しそうな物を意欲的に盛り込まれているのは高評価!
・この12話が最終回。
救世グラスホッパーがどうなるのか、気になるところでアニメが終わってしまい、後ろ髪を引かれる思いになった。
この後の、リヴィアと剣持命(けんもち みこと)という女性のストーリーが感動的なので、アニメ2期もやってほしい。
(ただ、ここから過激なセクシーシーンが増えるので、その辺りを映像化できるかは怪しい)
・最後に車椅子に乗った剣持命(けんもち みこと)が出て来て嬉しかった。
(アニメ、『変人のサラダボウル』各話の感想まとめ)
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