オススメ漫画　〜スポーツ青春漫画や不良漫画の紹介〜

どーも！
あつしです！！

高橋ヒロシ先生の
『クローズ』と『WORST』
武装戦線を締めくくるのは【初代】です。





長々と武装戦線を書いてきましたが
【初代】を書いて終了とします。

前回まで武装戦線を書いてきましたが
『WORST外伝』で初代が登場しました。


『クローズ』〜『WORST』
と活躍してきた武装戦線...

いかにして武装戦線が誕生したのか...



『クローズ』と『WORST』を
一気に読みたい方はこちら!!



高橋ヒロシ先生の
『WORST外伝』から
初代武装戦線「THE FRONT OF ARMAMENT」（通称：ＴＦＯＡ）
を書きます。


今回も一言
　　心を武装し我ら最前線に立つ 自由をこの手に！！



ある日、
七代目武装戦線 小林一善（こばやし いちぜん）と円城数正（えんじょう かずまさ）は
六代目武装戦線 頭 河内鉄生（かわち てっしょう）の墓参りに行く途中
四代目武装戦線 鮫島義一（さめじま ぎいち）が頭を下げて話しているのを目撃します。

鮫島に
「誰ですか？」と尋ね
鮫島は
「長谷川定政（はせがわ さだまさ）・・・
　お前らも名前ぐらい聞いたことあるべーよ！」
と答えます。

初代武装戦線のメンバーです。

長谷川定政に話を聞きに行きます。

そして・・・
伝説となっている初代の誕生を聞きます。



―――高校一年

焚八商業高 長谷川定政
焚八商業高 門田陽一（かどた よういち）通称：モンタ
は西田昌平（にしだ しょうへい）のバイト先に顔を出します。

鈴木恵三（すずき けいぞう）【初代武装戦線 頭になる男】
が中免を取り得意顔で見せに来たと西田昌平は語ります。

その当時・・・
街の不良どもは１６歳になったら中免を取り
どこぞのチームに入り抗争で名を上げるのが主流でした。

鈴木恵三にも
狂屋やスケルトンの幹部が誘いに来ています。

そんな夜
百鬼のセンパイが鈴木恵三をスカウトしに来ましたが
返り討ちにしてしまいます。

長谷川定政はそれを見て
「どこかに決めたのか？狂屋か？」と尋ねます。
鈴木恵三は
「どこのチームにも誰の下にもつかねーんだよ！」
「オレはオレのチームを作ることに決めたのよ！」
と伝えます。

さらに
「今のこの街じゃ どこぞのチームに入っていないと外を出歩くことすらままならない」
「俺は俺の自由のために戦うと決めた」
と伝え
「定政 モンタ 俺と一緒にやってみねーか？」
と２人を誘い加担します。

鈴木恵三は心当たりのあるヤツに声をかけ
密かに集めますが
いくら待っても集合しません。

そこに
鈴蘭男子高校一年 大島永三（おおしま えいぞう）
が現れます。

大島永三は中学時代から鈴木恵三のライバルで
西のＡ三 東のＫ三と呼ばれ
中三の夏に戦い大島永三が勝ちました。
七代目にも大島永三の事は伝わっており
小林一善が絶対かなわないと思っていたのが
難波のアニキと鉄生のアニキ・・・
その２人が絶対勝てないといったのが
鮫島さん・・・
その鮫島さんがこの世で一番おっかないって言ったのが
大島永三さん・・・
武装結成から引退までサシの勝負で一度も負けなかった人でした。



大島永三は３人に
「ついてこい」と
移動します。

ある倉庫に
４人と同い年の百鬼の兵隊が集まっています。

大島永三は
「三人でぶっとばして来い」
「お前らがやろーとしていることは そーいうことなんじゃねーか？」
「お前らの覚悟と根性 見せてみろ！！」
と言い
長谷川とモンタは
「上等だ やってやるわ！」と向かっていき
鈴木恵三は大島永三に紙切れを手渡し
「俺が考えたチームの名前だ！」と言い
長谷川とモンタと乗り込みます。

百鬼 大人数 vs ３人
の戦いが始まります。

大島永三は紙切れを見ます。
そこには
【心を武装し我ら最前線に立つ 自由をこの手に！！武装戦線】と
チーム名が書いてありました。

大島永三は遅れて戦いに乗り込み
「武装戦線じゃー」と参加します。

戦いの後、ボロボロになりながらの帰り道
「お決まりの特攻服はやめて、俺らの戦闘服はライダースにしよう」
「チームの頭は恵三だ 最後まで責任もて」
と
ライダースジャケット着用と初代頭が決まりました。


倉庫に乗り込んだ日から
一ヶ月間は本当に地獄の日々だったそうです。

学校に行けばボコられ
道を歩けば囲まれ
家にまで押しかけられ・・・
血を流さない日は一日もないぐらい凄惨な日々でしたが
「それでもオレたちの心は折れなかった」と話します。

やられても
また武装戦線の旗を持ち立ち上がり
４人で戦いズタボロになる！


そんなある日―――

西田昌平が鈴木恵三に
「オレを武装に入れろ！」と言います。
夢を追いかけている西田昌平を誘わなかったのですが
仲間がボカスカやられていることを見過ごせなく
「うんこくさいただれた友情の方が大事だ！」と加わります。

そこから
鈴蘭高校 宮本と小沢が
焚八商業 平間が加わり
４人で始まった初代武装戦線は
倍の８人になります。


いつもの週末
百鬼を迎え撃つために
再び武装の旗を立てました。

ところが
やってきたのは一人の男！
その男は
「キミたちが武装戦線？」
と一人ひとりの顔を見て
「なるほどね〜」
「今夜 百鬼は現れないよ〜」と言葉を残し立ち去ります。

次の日
その男が
当時この街最大最強の百鬼１５０人をたばねる
百鬼総長 中條アキラだと知ります。

中條アキラは下の者に
「武装って石はすでに転がってしまった」
「あーいう眼をした男が２人でもいればそのチームは大きくなる」
「ところがあの８人は８人ともそんな眼をしていたよ」
「ありゃ〜ふっといチームになるだろーよ」
と武装戦線の存在を認めました。

それから中條アキラは
自分が引退するまで何かと目をかけてくれたそうです。


また一人・・・また一人・・・と男が集まり
一年後には１９人の髑髏を背負うファミリーになります。


そんなある日―――

初代武装戦線 小沢伸吉（おざわ しんきち）が
爆帝利亞 山神から襲われます。

すぐに鈴木恵三から
山神を探し出せと命が下ります。

山神を探すため武装戦線は動き
居場所を突き止め乗り込みます。
山神は思っていた以上にヘタレで
一発くらっただけで泣いてワビをいれます。

・・・そこからすぐに爆帝利亞の本体が出てきて抗争
そのあとはスケルトンともめ・・・
「連続花火みたいな青春だった」と話します。

今でも
長谷川定政の家には
額に入った
【心を武装し我ら最前線に立つ 自由をこの手に！！武装戦線】
の鈴木恵三が書いた紙切れが大切に保管されています。




考察―――

初代武装戦線が認知されるまで
戦いに戦った日々だったんですね。
何かを立ち上げるためには
相当な覚悟と怯まない心が必要なことがわかりました。
男の中の男が集まるのは
初代がそうだったから脈々と受け継がれているんですね！
　（三代目は除きますがww）
カッコいいチームでした！！




これで『WORST』は終わります。


次回からは
スポーツ漫画でも書こうかな？


では、またーーー