2013年02月28日
群馬県内の浄水場の水から、下痢や腹痛などの原因となる原虫「ジアルジア」が検出
事の発端は2013年2月26日、群馬県庁が、
榛東村の県央第一水道浄水場の水道水からジアルジアが
検出されたと発表したことだ。
■下痢や腹痛の原因となるジアルジア検出
ジアルジア(ランブル鞭毛虫)はほ乳動物の
小腸に広く寄生する原虫で、
体長はおよそ0.010〜15ミリメートルほどに過ぎない。
しかし人間が感染すると6〜15日ほどの潜伏期間を経て、
下痢や腹痛などの症状が2〜4週間にわたって続く
「ジアルジア症」を引き起こすことがある。
群馬県内の浄水場の水から、下痢や腹痛などの
原因となる原虫「ジアルジア」が検出され、
住民が半ばパニックに陥っている。煮沸すればひとまず安全で、
命にかかわるような症状も出ないというが、
県庁では大量の電話が鳴り続けてパンク状態に
Q&Aサイトなどにも、「料理は大丈夫?」「お風呂は?」
などと不安の声が多数投稿されている
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国内では戦後の混乱期こそ蔓延していたが、
衛生環境の改善により減少、近年ではまれな病気だ。
一方で発展途上国などでは今も比較的多く見られ、
旅行先で感染する例は少なくない。
群馬県庁水道課によれば、前述のように多くの
哺乳動物に寄生していることもあって、
その糞便を通じて河川の水などに紛れ込んでいることは
そう珍しくないという。
通常なら浄水場での処理で完全に取り除かれるが、
今回は原因不明ながら、給水前の水道水から
20リットル当たり1個のジアルジアが検出された。
県央第一水道浄水場では、前橋市・高崎市・吉岡町・榛東村の
4自治体に対し水を供給している。県庁では
ただちに厚労省に報告するとともに
、市民に対して告知を行った。特にジアルジアは熱に弱いことから
必ず引用の際には1分以上煮沸するよう求め、
「生水」の状態で水道水を飲まないよう注意を呼びかけた。
.
再検査では検出なし、当面は生水でもOK
県庁所在地である前橋市など、群馬県の中心部が
対象となっただけに、反響は大きく、県庁には住民からは
問い合わせの電話が殺到した。水道課の担当者に尋ねたところ、
「10人ほどの水道課総出で電話の対応に当たりましたが、
1人当たり100件はかかってきたかと思います」
とその対応だけでも大わらわだったようで、
その声にも心なしか疲れが滲んでいた。
ネット上でも混乱が広がった。Q&Aサイト
「Yahoo!知恵袋」を見ると、
「洗い物やお風呂等は大丈夫でしょうか?
昨日作った料理は大丈夫でしょうか?
改善までにどのくらいかかるのでしょうか?」
「刺身を扱う飲食店などはどうしたらよいですか?
手を洗うのに水道水をつかうのもヤバいわけですよね?
まな板洗浄などは?」
「群馬県の水にジアルジアがいるって聞いたんですけど
高崎、前橋、吉岡、榛東以外は飲んでも大丈夫ですか?
生水すごく飲んでたので心配です(>_
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000006-jct-soci
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榛東村の県央第一水道浄水場の水道水からジアルジアが
検出されたと発表したことだ。
■下痢や腹痛の原因となるジアルジア検出
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小腸に広く寄生する原虫で、
体長はおよそ0.010〜15ミリメートルほどに過ぎない。
しかし人間が感染すると6〜15日ほどの潜伏期間を経て、
下痢や腹痛などの症状が2〜4週間にわたって続く
「ジアルジア症」を引き起こすことがある。
群馬県内の浄水場の水から、下痢や腹痛などの
原因となる原虫「ジアルジア」が検出され、
住民が半ばパニックに陥っている。煮沸すればひとまず安全で、
命にかかわるような症状も出ないというが、
県庁では大量の電話が鳴り続けてパンク状態に
Q&Aサイトなどにも、「料理は大丈夫?」「お風呂は?」
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衛生環境の改善により減少、近年ではまれな病気だ。
一方で発展途上国などでは今も比較的多く見られ、
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群馬県庁水道課によれば、前述のように多くの
哺乳動物に寄生していることもあって、
その糞便を通じて河川の水などに紛れ込んでいることは
そう珍しくないという。
通常なら浄水場での処理で完全に取り除かれるが、
今回は原因不明ながら、給水前の水道水から
20リットル当たり1個のジアルジアが検出された。
県央第一水道浄水場では、前橋市・高崎市・吉岡町・榛東村の
4自治体に対し水を供給している。県庁では
ただちに厚労省に報告するとともに
、市民に対して告知を行った。特にジアルジアは熱に弱いことから
必ず引用の際には1分以上煮沸するよう求め、
「生水」の状態で水道水を飲まないよう注意を呼びかけた。
.
再検査では検出なし、当面は生水でもOK
県庁所在地である前橋市など、群馬県の中心部が
対象となっただけに、反響は大きく、県庁には住民からは
問い合わせの電話が殺到した。水道課の担当者に尋ねたところ、
「10人ほどの水道課総出で電話の対応に当たりましたが、
1人当たり100件はかかってきたかと思います」
とその対応だけでも大わらわだったようで、
その声にも心なしか疲れが滲んでいた。
ネット上でも混乱が広がった。Q&Aサイト
「Yahoo!知恵袋」を見ると、
「洗い物やお風呂等は大丈夫でしょうか?
昨日作った料理は大丈夫でしょうか?
改善までにどのくらいかかるのでしょうか?」
「刺身を扱う飲食店などはどうしたらよいですか?
手を洗うのに水道水をつかうのもヤバいわけですよね?
まな板洗浄などは?」
「群馬県の水にジアルジアがいるって聞いたんですけど
高崎、前橋、吉岡、榛東以外は飲んでも大丈夫ですか?
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