2013年03月14日
オリーブオイル 風邪やケガをしたときなどの"薬"にも
今ではすっかり家庭の台所でもおなじみとなったオリーブオイル。
おいしいだけでなく、実は整腸作用などの意外な効果がある、
体にうれしいオイルなんです。
オリーブオイルソムリエの宮田理恵さんに、
その効果やかしこい使い方をお聞きしました
「オリーブオイルは種子ではなく果実からつくられた油で、
その成分のうち70%がオレイン酸。これには抗酸化作用や
悪玉コレステロール値を下げる効果があると
言われているんです」と宮田さん。
オリーブオイルをはじめサラダ油やゴマ油など、
あらゆる油は1グラム当たり9キロカロリーなんだとか。
同じカロリーなら体にいい油を使いたいですよね。
それでは早速、オススメの意外な使い方を紹介しましょう。
■玄米はオリーブオイルを入れて炊く!
オリーブオイルの食べ方といえばパンにつけたり、
ドレッシングに使ったりするのが一般的ですが、
宮田さんのオススメは玄米を炊くときに少し加えること。
「玄米3合あたり15ccのオリーブオイルと塩をひとつまみ入れて、
あとは炊飯器のスイッチを押すだけ。
パサつきが気になる玄米も、もちもちになって
かなり食べやすくなりますよ」とのこと!
■お風呂で使えばつやつや美肌に
オリーブオイルが活躍するのは料理のときだけじゃないんです。
「今日はゆっくり湯船につかろう!」というときには
半身浴のついでに大さじ1杯のオリーブオイルを手のひらにとって、
顔や首をリンパの流れに沿ってマッサージしてみましょう。
しみ込んだなと思ったら、目や鼻の部分に穴を空けた
サランラップで10〜15分パックすればOK。
「後はホットタオルで蒸して最後にすっきりふき取ってあげれば、
つやつやのお肌になれますよ!」と宮田さん。
手軽にできそうなので、ぜひやってみたいです!
■鼻から入れて!? 風邪対策にも
オリーブオイルは古代ギリシャの時代から風邪や
ケガをしたときなどの"薬"として使われていたんだとか。
「オリーブオイルにはオレオカンタールという成分が
含まれているんです。これは風邪薬の中によく入っている
抗炎症作用のあるイブプロフェンに似た働きをしてくれます」
(宮田さん)。綿棒で鼻の中の粘膜につけるほか、
ハーブといっしょに大さじ1杯程度飲むと風邪対策に。
ちょっとしたやけどの傷口に塗るのも効果的なんだそうです。
東京・二子玉川では4月27日、28日に日本で最大級の
オリーブをテーマにしたイベント「OLIVE JAPAN 2013」も
開催予定。世界中のオリーブオイルが集まるマルシェや
ステージイベントも実施されるのだとか。
「オリーブオイルには女性にうれしい効果が
たくさん含まれています。
ぜひライフスタイルの一部に取り入れてみてくださいね」
と宮田さん。オリーブオイルを多用することで
有名な速水もこみちさんに負けないぐらい
フル活用すれば、女子力アップも夢ではなさそうです。
(田代くるみ+プレスラボ)
http://trendnews.yahoo.co.jp/archives/191723/
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image