2013年12月13日
今日はビックSQでした・・・
今日はビックSQでしたが、SQについて簡単におさらいして見ましょう
Special Quotationの略称で和訳は特別清算指数。
株式先物取引や株価指数オプション取引の最終決済を行うための価格(=清算指数)
のことをいう。満期日前に反対売買による決済を行わない時の、清算価格として使用される。
機関投資家を始めとする投資家は、株価指数先物取引、株価指数オプション取引
と現物取引を同時におこない、割安になっている方を買い、割高になっている方を
売ることによる価格差で利益を得る取引をおこなう(=裁定取引)。これは、期限満了
になると、株価指数先物取引、株価指数オプション取引が清算指数で清算されると
いう「SQ」の仕組みを利用している。
野村證券HP証券用語解説集より引用
実は私も朝の寄付き前気配値をみるまでは今日がSQであることを忘れていました。
あまりの寄付き前の気配値の異常さをみて、やっと今日がSQであることに気が付き
ました。平気で寄付き前気配値でストップ高・ストップ安の銘柄がありますが、寄付き
寸前に反対の売買ポジションが入り意外に売り気配や買い気配ではじまる銘柄は
少ないです。
以前は7・8年前までくらいかな〜価格のひずみがすごく売り気配で始まる銘柄が
たくさんありこれに買い向かうと大きく稼ぐことができました。
このSQの需給バランスの歪をつくだけでSQの日に一日10万〜100万円の利益
を確保できたよい時代もありましたね。
いまはほとんど大きなひずみはありません(たまにはありますが・・・)
原因はわかりませんが、悲しいですね〜
おそらくSQを利用していた機関投資家たちが歪解消に対策を立てたのでしょう
まあ、いままで通用していた投資手法が突然通用しなくなることはよくある
ことなので驚くほどのことはありません。
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