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ITパスポート過去問 解説22年春問60

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問題


問60 ある音をコンピュータのファイルにデータとして記録するとき、符号化ビット数を8ビットとしている。符号化ビット数を16ビットに変更し、同じ音を同じサンプリング周波数で記録した時の説明として、適切なものはどれか。

ア 音の振幅をより細かく記録できる。
イ 記録時間が同じ場合、データ量は少なくなる。
ウ 記録したデータの加工に必要なCPUの負担は減る。
エ 記録できる周波数の上限が高くなる。



解説


アナログデータである音をデジタル化してファイルに記録するには次のようにする。
音波を一定の時間間隔でサンプリングし、その時の振幅の大きさを測る。このサンプリング数が1秒間に何回か というのがサンプリング周波数
振幅の大きさを適当なビット数に符号化する。このビット数が4ビットであるなら、16段階の大きさになる。つまり、振幅の最小値を2進数の0000(10進数の0)に変換し、 最大値を2進数の1111(10進数の15)に変換し、途中の振幅はこの16段階に丸めればよい。
符号化ビット数が4ビットであれば、上でみたように16段階に変換され、符号化ビット数が8ビットとすれば256段階に変換されることになる。
つまり、符号化ビット数が大きくなれば、音の振幅をより細かく記録することができる。

ア 正解
イ データ数はサンプリング周波数によって変わり、1つ当たりのデータ量が符号化ビット数によって変わる。符号化ビット数が大きくなれば1つ当たりのデータ量が大きくなるため、データ量は多くなる。
ウ 符号化ビット数が大きくなればデータ量が増えるため、CPUの負担は増える。
エ 記録できる音の周波数の上限を高くするためには、サンプリング周波数を増やさなければいけない。




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