ITパスポート過去問解説

ITパスポート過去問 28年秋問10

問題

問10　受注生産方式と見込生産方式を比較した場合の受注生産方式の特徴として，適切なものはどれか。

ア　受注時点で製品の出荷はできないが，製品が過剰在庫となるリスクはない。

イ　受注予測の精度を上げて，製品の在庫量を適正に維持することが求められる。

ウ　製品の在庫不足によって，受注機会を損失するリスクを伴う。

エ　製品の受注予測に基づいて立案した生産計画に従って，製品を生産する。

解説

受注生産方式とは、注文をうけてから製品を生産し販売する方式。
見込み生産方式とは、まだ注文を受ける前に製品を生産し、受注があったらそれを販売する方式。

ア　正解
イ　注文を受けてから生産するため、受注の予測をする必要はない。これは、見込み生産方式に関する特徴。
ウ　製品の在庫不足というのは、受注予測を上回って注文があった場合に、品物が売り切れてしまったいて受注機会を損失するということなので、見込み生産方式に関する特徴である。
エ　受注予測に基づいて生産するのは、見込み生産方式の特徴。