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2018年02月15日
法事について〜おまけ〜
(毎日更新ではなく一日おき更新を目指すことにしました…)
法事についてまとめていたら思い出した話が一つありまして。
それは…お焼香です。
私、高校生の時にお葬式でお焼香のやり方を盛大に間違えたんです。
それを思い出した母と姉に、その法事の時に笑われつつ親戚にバラされまして…。
この時は、小さい頃にとってもお世話になったおばあちゃんのお葬式でした。
言葉で説明するのが難しいのですが、お焼香が2つあり2列に並んでお焼香をあげるタイプだったんです。
それで、右側の列は右側にお焼香の粉・左側に火、左側の列は右側に火・左側に粉という向かい合わせの配置だったのです。
つまり、
祭壇
火 粉 粉 火
人 人
人 人
こんな感じだったんですよね。(上手く表示されてますかね…)
やり方が分からなかった私は焦り、母にすぐに聞きました。が、母は小さな声で「前の人のマネしなさい」と。
なるほど、確かに。でも、前の人の様子が見えない!階段を上る形式だったからです。まずい。左の列に並んだ母は何故かどんどん先に進んでいき話しかけられない…!右の列の人は何してるの!(きちんと拝んでるだけなんですけどね)
仕方なく、斜め前を見たところ、なるほど、ご遺族へ向かってお辞儀をしたら、右側から粉を持ち左側へ移動。それを3回繰り返してからお辞儀。
…いや、ちょっと待って。右側って火がついてるんだけど。え?火に手を突っ込むのこれ??
何も考えずに一度手を出しましたが、熱さにビビり手をひっこめます。アホと言われる私でも。流石に。
えー、ちょっと待て。いや、でもさ。どう見たって、隣の人は右→左に手を移動させてるよね…。
そこで私はなぜか「そうか…故人を無事に天国に送り届けるには、残された者たちがその少しの痛みを持って送り届けなければならないんだ」という謎の超解釈をし、火のつく方に手を突っ込み粉をつかみました!
いけー!私!おばあちゃんのため!
ジューッ!!「アッツー!!なんじゃこれ!熱っ!!!!(心の声)」
しかし、こんな場で声を出すわけにはいきません。
熱さに耐えつつ何とか黒焦げの粉を3回摘まみました。ふふ、やってやった…!これでおばあちゃんは天国へ行ける…!
と、前を見ると遺族の方がこっちを見て噴き出しているじゃありませんか。
そこでようやく、どうやら私は失態をおかしたようだと理解し、赤くなる顔を黄色く燻された親指と人差し指をそのままに深々とお辞儀をし、母のもとへと戻ったのでした…(ご遺族にはその後「きっとおばあちゃんもお空で笑ってるねって話したんだよ!ぽのちゃんはやっぱり面白いねぇ」と言って頂けました…ひぃ…)
母は「あんたは本当に…」(バカなのねという言葉は飲み込み)と言いながら、持っていた冷たいお茶を握らせてくれました。優しい。
ちなみにお焼香はどうして行うのかというと、仏や死者に向けて香を焚いて拝むことなんですね。
お葬式や法要などで、細かくした香を香炉に落として焚き、心と身体の穢れ(けがれ)を取り除いて清浄な心でお参りするための作法…だそうです。清浄…。
この経験は私にトラウマを植え付けつつも、マナー・作法は知らないといかんのだなと心から学ぶきっかけの一つになりました。(バカな間違いはこれ以外にも沢山やってるので…)
きちんと意味を理解したうえで、正しい作法で行っているのは、やはり傍から見ていてもかっこいいですからね。自分もそんな大人になりたいと思います。
法事についてまとめていたら思い出した話が一つありまして。
それは…お焼香です。
私、高校生の時にお葬式でお焼香のやり方を盛大に間違えたんです。
それを思い出した母と姉に、その法事の時に笑われつつ親戚にバラされまして…。
この時は、小さい頃にとってもお世話になったおばあちゃんのお葬式でした。
言葉で説明するのが難しいのですが、お焼香が2つあり2列に並んでお焼香をあげるタイプだったんです。
それで、右側の列は右側にお焼香の粉・左側に火、左側の列は右側に火・左側に粉という向かい合わせの配置だったのです。
つまり、
祭壇
火 粉 粉 火
人 人
人 人
こんな感じだったんですよね。(上手く表示されてますかね…)
やり方が分からなかった私は焦り、母にすぐに聞きました。が、母は小さな声で「前の人のマネしなさい」と。
なるほど、確かに。でも、前の人の様子が見えない!階段を上る形式だったからです。まずい。左の列に並んだ母は何故かどんどん先に進んでいき話しかけられない…!右の列の人は何してるの!(きちんと拝んでるだけなんですけどね)
仕方なく、斜め前を見たところ、なるほど、ご遺族へ向かってお辞儀をしたら、右側から粉を持ち左側へ移動。それを3回繰り返してからお辞儀。
…いや、ちょっと待って。右側って火がついてるんだけど。え?火に手を突っ込むのこれ??
何も考えずに一度手を出しましたが、熱さにビビり手をひっこめます。アホと言われる私でも。流石に。
えー、ちょっと待て。いや、でもさ。どう見たって、隣の人は右→左に手を移動させてるよね…。
そこで私はなぜか「そうか…故人を無事に天国に送り届けるには、残された者たちがその少しの痛みを持って送り届けなければならないんだ」という謎の超解釈をし、火のつく方に手を突っ込み粉をつかみました!
いけー!私!おばあちゃんのため!
ジューッ!!「アッツー!!なんじゃこれ!熱っ!!!!(心の声)」
しかし、こんな場で声を出すわけにはいきません。
熱さに耐えつつ何とか黒焦げの粉を3回摘まみました。ふふ、やってやった…!これでおばあちゃんは天国へ行ける…!
と、前を見ると遺族の方がこっちを見て噴き出しているじゃありませんか。
そこでようやく、どうやら私は失態をおかしたようだと理解し、赤くなる顔を黄色く燻された親指と人差し指をそのままに深々とお辞儀をし、母のもとへと戻ったのでした…(ご遺族にはその後「きっとおばあちゃんもお空で笑ってるねって話したんだよ!ぽのちゃんはやっぱり面白いねぇ」と言って頂けました…ひぃ…)
母は「あんたは本当に…」(バカなのねという言葉は飲み込み)と言いながら、持っていた冷たいお茶を握らせてくれました。優しい。
ちなみにお焼香はどうして行うのかというと、仏や死者に向けて香を焚いて拝むことなんですね。
お葬式や法要などで、細かくした香を香炉に落として焚き、心と身体の穢れ(けがれ)を取り除いて清浄な心でお参りするための作法…だそうです。清浄…。
この経験は私にトラウマを植え付けつつも、マナー・作法は知らないといかんのだなと心から学ぶきっかけの一つになりました。(バカな間違いはこれ以外にも沢山やってるので…)
きちんと意味を理解したうえで、正しい作法で行っているのは、やはり傍から見ていてもかっこいいですからね。自分もそんな大人になりたいと思います。
タグ:お焼香