昔、話題になりました「サザエさん症候群」
って言葉覚えていますか?
日曜午後6時半放送のアニメ「サザエさん」の
メロディーを聞くと、明日からの仕事を
思って気持ちがふさぐという
この事を「サザエさん症候群」って
言っていましたが最近では
これとは正反対の症状を訴える人が
増えて来ているようです
正反対の症状、詰り平日元気で働いているのに
週末になると、ふさぎ込んで適当に時間を過ごし
月曜日が来るのを待っている。こんな症状ですが
思い当たる節は有りませんか?
このような症状を「週末うつ」と名付けた先生が
おられます。精神科医で
杏林大名誉教授の古賀良彦さんです
「週末うつ」の場合も
大勢が仕事をしている中にいると
安心するので土日を仕事で潰しても
一向に苦にならず、むしろ、休日に
大勢の中から切り離される事で
不安になってしまうと言うのです
これが「仕事依存」なのです
依存症と言うのはアルコール依存症の人が
お酒をたくさん飲むと毒だと判っていながら
飲まずにいられなくなるのと同様です
「週末うつ」の場合も大勢が仕事を
しているから、辛い仕事の中にいても
むしろ人と上手にコミュニケーションを
とったり、バランスを保った生活を
送ったりしやすい」のだといいます
杏林大名誉教授の古賀良彦さんは
このような見方をされておられます
こうした現象の背景にはスマートフォンの普及
があると。だれもがスマホを持ち、SNSを操る時代
休みの日にもスマホを手に数分おきに
会社からもメールが来ていないか確かめたり
SNSで知り合いの充実した近況を
ながめたりしてしまうが、それで充実した
気持ちになることはあまりないのです
誰かとつながっていたいという欲求が満たされず、
さらにうつうつとしてしまう、という
悪循環に陥りやすいと言います。では一体
「週末うつ」を治す方法は有るのだろうか?
「お酒の場合は、お酒を止めなければ
依存からは抜けられないのですが
仕事の場合はそれが難しい
働かないようにするのではなく
週末の部分をどう充実させていくかが重要です
引きこもっているだけではストレスは
取れません。本来は、
ライフの中にワークがしっかり位置づけられ
それで私生活と一体となって全部充実して
いくべきなのだと思います
ワークとライフが対立関係になってしまっている
ワークがまずあって、別の時間にライフがある
という考え方が、ワークをしていないと
充実していないという考えを生んでいるのです
ここで必要になってくる要素は三つのR
(良い睡眠、リラックス、レクリエーション)
その為には下記の事を試して見ては如何でしょうか
早寝・早起き(金・土曜日の夜に
夜更かしをしない)
規則正しい食事時間
良質の睡眠
深酒の禁止
深酒は脳にダメージを与え
質のいい睡眠の妨げになる
週末は家に引きこもらずに出かけていくこと
そして人に会うこと
ストレッチなどの適度な運動
心地よい音楽を聴く
楽しめる趣味を持つ
手を動かして没頭できることを
することで脳を活性化する
(ぬりえ、あやとり、楽器演奏など)
ぬりえは、脳を広範囲に活性化させるのですよ
ミントガムを噛む
噛むこととミントの香りがストレス緩和に効果的
アロマテラピーで気分転換をはかる
香りは脳によい効果を与える
リラックスしたい時にはラベンダーの香り
集中したい時にはレモンの香りと
TPOに応じて香りを楽しむ
*尚、テレビはストレス解消には向きません!!
貴方の周りにも「週末うつ」で
悩んでる方がおられたら
しっかり、その方に次の事を伝えてあげてください
うつ病と違って、週末うつは病気では有りません
週末うつはストレスが原因なので、ストレスを
軽減できれば必ず治ること
週末うつは、うまくコントロールすれば
深刻な状態にならないこと
誰でも週末うつになる危険性があること
参考にさせて頂きました
https://informationnow.xyz/archives/24135.html
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2018年11月05日
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