2024年08月24日
令和の零戦
秋の新作発表はファインモールドさんが口火を切りました。
まずはまさかの1/48A6M5零式艦上戦闘機52型
零戦52型と言えば、日本一有名な飛行機
零戦と言えばグリーンと白!それに白ブチの日の丸
と言うくらいにメジャーなアイテム
故に国内外問わずに数多のキット化され出し尽くされた感すらある、アイテムです。
そんなアイテム選択をあえてして来たと言うのは、かなり、博打と言うか
余程自身勝算あっての事だと思われます。
まず今回の目玉は、三菱零式艦上戦闘機 通称零戦は三菱が示す通りに三菱が設計製造した戦闘機
しかし実は製造に感じでは中島飛行機でも行なっており総生産数は中島飛行機の方が多かった位でして、当然キット化された零戦も中島飛行機製が元になっています。
タミヤやハセガワは当然として、古のバンダイ24も中島機です。
そこを明確に【三菱】の特徴を備えてキット化するのは史上初なのでは?
そして目を引くのがCGですが、かなり特徴的な分割になっている事
実機通り前後分割が再現された所に注目が集まりますが、操縦席付近の分割もかなり特殊で
円筒形の中に操縦席は、入るので従来は左右分割でその辺りの整合性をとって来たのを、まさかのスライド金型で一体化!
72隼で既にやっていると言え、この辺りはかなり攻めて来てる印象
少し気になるのは座席から後ろの空間
ほぼ、完成後は見えなくなるところですが、酸素ボンベなどありタミヤ48はかなり力を入れて再現した箇所なのでファインモールドさんはどう料理したのか?興味深いです。
ゼロ戦11型から64型まで存在し、バリエーション展開しやすそうなイメージありますけど
同世代の他の航空機
例えばスピットファイアやメッサーシュミット109なんかもですけど
名前は同じでも、至る所が型ごとに違って
バリエーション展開🟰ほぼ新規金型なんてなる訳で零戦も似た所があります。
とは言え52型に関して言えば
極初期から甲乙丙とこの辺りのバリエーションは一部パネルを別パーツにする事で対応出来るの。
金潟マスターの画像見ると、なんとなくあーこれやるなと言うのは感じ取れます。
実際どうだったのか?は知りませんけど
よく三菱と中島だと濃緑色の色味とカウルブラックの色味に差異があると言われていますが、事前発表のイラストからは特に明確にわけてないのかな?
まぁ10年ほど前にタミヤさんが満を持して新規金型で零戦を送り出し
傑作キットと言われてる訳ですが、そんな王様に挑む!今回の新作
モデラーとしても売りてとしても本当に楽しみです。
願わくば48零戦は21型が実は手薄で、今の所ハセガワさん一択なので
いずれこの牙城にも挑んで欲しいですね。
(何故か21型はタミヤさんリニューアルしない)