北海道地震の影響、市場でも顕在化 新商品の発売中止
ヤクルト本社は21日、10月1日から発売を予定していたチルドデザート「カップde ヤクルト」の発売を中止すると発表した。9月6日に発生した北海道胆振(いぶり)東部地震の影響で生乳の供給が逼迫。原料として使用している北海道産生クリームの十分な調達が厳しい状況となったことを受けた措置。
北海道胆振東部地震の影響により新商品の発売が中止になった形。乳業メーカーからは「牛乳など白物飲料や北海道工場産の乳製品を使用するヨーグルトのアイテム減なども検討している」という声も聞かれるが、クリームなど原料乳製品の生産の影響が出るものと見られるため、北海道産乳製品を原料として使用する加工食品への影響拡大も懸念される状況だ。
電力の安定供給再開を受け、生乳生産は徐々に回復している模様だが、乳牛の乳房炎などもあり、現時点で地震前の生乳生産量まで回復していない。もともと生乳需給がタイトだったところに、北海道の生乳生産減が追い打ちを掛け、結果、メーカーを直撃する形となった。
地震により稼働停止していた道内39の乳業工場(生乳処理量2万t以上/日)は、電力の供給再開に伴い、10日までに全工場が稼働を再開(農水省10日発表)しているが、原料となる生乳生産低下もあり、生乳やメーカーの生産量が地震前の状態に戻るまでには相当程度の時間を要する見通しとなってきた。
今回の地震で酪農家は、ブラックアウトに伴う乳業工場の生乳受け入れ停止などにより、生乳廃棄などを余儀なくされたが、酪農家の生乳廃棄に伴う損失補填や経営支援については、熊本地震の際に実施された「とも補償」のような支援は「熊本と北海道では(生産量の)規模が違う。果たしてどれだけできるか」(業界関係者)という状況。こうした事態を受け、中央酪農会議では、北海道胆振東部地震、豪雨・台風災害にかかる酪農経営復興支援のための義援金の募集を開始している。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180924-00010000-shokuhin-bus_all
北海道胆振東部地震の影響により新商品の発売が中止になった形。乳業メーカーからは「牛乳など白物飲料や北海道工場産の乳製品を使用するヨーグルトのアイテム減なども検討している」という声も聞かれるが、クリームなど原料乳製品の生産の影響が出るものと見られるため、北海道産乳製品を原料として使用する加工食品への影響拡大も懸念される状況だ。
電力の安定供給再開を受け、生乳生産は徐々に回復している模様だが、乳牛の乳房炎などもあり、現時点で地震前の生乳生産量まで回復していない。もともと生乳需給がタイトだったところに、北海道の生乳生産減が追い打ちを掛け、結果、メーカーを直撃する形となった。
地震により稼働停止していた道内39の乳業工場(生乳処理量2万t以上/日)は、電力の供給再開に伴い、10日までに全工場が稼働を再開(農水省10日発表)しているが、原料となる生乳生産低下もあり、生乳やメーカーの生産量が地震前の状態に戻るまでには相当程度の時間を要する見通しとなってきた。
今回の地震で酪農家は、ブラックアウトに伴う乳業工場の生乳受け入れ停止などにより、生乳廃棄などを余儀なくされたが、酪農家の生乳廃棄に伴う損失補填や経営支援については、熊本地震の際に実施された「とも補償」のような支援は「熊本と北海道では(生産量の)規模が違う。果たしてどれだけできるか」(業界関係者)という状況。こうした事態を受け、中央酪農会議では、北海道胆振東部地震、豪雨・台風災害にかかる酪農経営復興支援のための義援金の募集を開始している。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180924-00010000-shokuhin-bus_all
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