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ぱこす
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2012年02月11日
貴金属
昨晩、プラチナ地金のことを書いたところ、
今朝(2012.2.11)の日本経済新聞に関連記事が掲載されていました。

プラチナは、金より好みだとも書きましたが、
白っぽい金属で、貨幣や装飾品に使われているものには、
白銅、洋白、銀、ホワイトゴールド、白金の合金、純プラチナ(白金)など、
色々あります。

白銅は、銅−ニッケル合金で、
100円硬貨が身近でしょう。

洋白は白銅に更に亜鉛が添加されています。
500円硬貨が身近でしょう。

大昔の穴の開いた大きな50円硬貨はニッケル貨で、
磁石につきました。
ご年配の方は覚えているでしょう。

銀は、合金にして高級な食器などに使われますが、
放っておくと黒ずんでくるので手入れが大変です。

ホワイトゴールドというのは白金(プラチナ)ではなく、
金に別の金属を混ぜて白っぽくしたものです。

白金(プラチナ)には、
低品位からPt850、Pt900、Pt950、Pt1000(純プラチナ)
などの規格があるようです。

重量の千分率(パーミル)表示ですね。

ちなみに、24Kが純金で、18Kは金を75%、16Kは金を2/3含むという意味です。

残りに何を混ぜるかで、色や堅さを変えたりしています。


万年筆のペン先として良いのはどの貴金属でしょうか。


一般に純金属は柔らかいです。

純金インゴットも、爪で簡単に傷つきます。

ですから、貴金属の地金は、透明樹脂などで保護しておきましょう。

金貨とか、食器とかは18Kが多いですが、
24Kでは柔らかいので、混ぜ物をして堅くしているのです。

純度99.99%(4N)の残り0.01%に、
ゲルマニウムとかの元素をごく微量添加することで、
24Kであっても堅い材料が開発されています。

堅いと傷がつきにくくていいのですが、
今度は、
装飾品などに加工するのが難しくなってしまいます。

Posted by ぱこす at 16:19 | culture | この記事のURL
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