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2020年08月03日

コロナと残留塩素

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 BCG仮説が否定され、ではなぜ日本がこれほど新型コロナに強かったか?という命題が世界的に話題になってるけど、ここに来てとある学術雑誌に「日本の水道水の残留塩素の高さ」が指摘されている。コロナウイルスは塩素に弱いということで、日本の水道水で手を洗うだけでウイルスの失活効果はあるらしい。


 まずは、「日本の水道水」は、世界に比べてどうなんだろうという 基本知識の共有から。



日本の水道法で、

水道水の消毒は水道法第22条に基づく水道法施行規則(厚生労働省令)第17条3号により「給水栓(俗に言う蛇口)における水が、遊離残留塩素を0.1mg/L(結合残留塩素の場合は0.4mg/L)以上保持するように塩素消毒をすること。

という規定があります。

 よって、いかに清浄な水源地を持っていても、この基準の残留塩素を入れなくてはなりません。

 個人的経験の範囲では、神奈川の水より、長野あたりの湧水が多い地域に水のほうが、残留塩素が少ないと感じます。

 さて、この残留塩素で ウィルス(今回は特にコロナやインフルエンザ)を 破壊できているか? という疑問にぶち当たります。

この根拠のウィルスに特化した記述を発見できていません。

 Wiki では、「 クリプトスポリジウムなど一部の原虫 」 以外には効果があると記載されていると読解している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%8B%E7%95%99%E5%A1%A9%E7%B4%A0?fbclid=IwAR2jnoCfGK1L67TRnaFu0oIo2TWRT2-xrWTZSPQUouV3mWm2mo5vFpvhano

では、他国ではどうか?


 まず日本の水道の水源を知る必要がある。

東京都の水源は、利根川と言い切って良いと思う。
神奈川県の水源は、3つの河川系から得ている。
 これらは、安全管理のためか情報が非常に少なかったが、3.11 の際に調べまくって、ほぼ理解したと私は思っている。

 つまり、表層水である。

 これに対して 地下から自噴 あるいは組み上げたのが地下水、あるいは井戸水である。

 名水とか湧水を数年追っかけていた湧水マニアの私としては、直接地下から湧き出ている水は、そのまま(煮沸せずに) 味見をする。
明らかに、地表面を流れてきたものは野生動物の糞尿に汚染されている可能性が高いので、手を出さない。

 大地で数百年濾過された湧水 というのは、あながち嘘ではない。


軟水と硬水は、ご存知だと思うが、日本の水はほぼ全てが軟水である。
地下に深く浸透した水は、途中で岩石を溶かし、ミネラル(ってなんだ?)を 多く含んだものになる。

 軟水に慣れている日本人が、硬水を飲むと お腹を壊す。
硬水は、石鹸の泡がたたない ・・ など。 違いがある。




 いきなり現実に戻るが、水道水で一番厄介なのはおそらく大腸菌で、これは、塩素でもオゾンでも紫外線でも除去できる。

 日本の水道網は優秀で、漏水も少ないし、基本加圧されているので、地面の下の水道管に多少ヒビが入っても、水が漏れるだけで、そこから外の水が水道管に侵入する可能性はほぼない。

 そして、浄水場の浄水過程で残ったか、最終的に加えられた 塩素が、家庭の水道の蛇口で測定して、最低これだけよ・・というのが 上に書いた水道法の規定値だ。


ここで 利根川を考えてみよう。まず Wiki で確認する。


流路延長は約322kmで信濃川に次いで日本第2位、流域面積は約1万6840km2で日本第1位


東京都ばかりを引き合いに出すが、それより上流の県の下水処理場の処理水も加えられて流れてきている。一度処理された水が混ざったものを東京都は、水道用として取水している。

 上流の下水を処理した水が混じっているものを再度処理して飲んでいるのが、東京だ。 この汚染は過去にかなり問題になり、処理してから流すようになったり、東京の浄水場の性能がどんどん上がったりしている。

 つまり、何度も使ってから 海にたどり着く。

 一方、地下水が主な水源の国は、上に書いたように地層の濾過がほぼ完璧であるためにろくな消毒をしない、義務付けもない国は EU辺りには多いらしい。当然だが、蛇口で大腸菌が出てはだめだ。

 ここは、配水網の整備されている日本は有利で、浄水場から出た水はほぼ汚染されずに家庭の蛇口に届く。最も不安なものは、マンションなどに有る貯水タンクだが、これも毎年点検清掃が義務付けられている。

 余談だが、現在はマンションでも 直結という方法が認められていて、真夏にタンクの水を温めて雑菌を繁殖させるという愚な配水から逃れることができる。10年以上提案して数年前うちのマンションも直結に切り替えた。タンクに貯水はしない。

 表層水=川 と 地下水=井戸 と 正確とは思えないがざっくり分けるが、どちらも 浄水場から出た時点では、ほぼ無菌状態だと思われる。

 違いはここからだ、ほぼだが わずかに雑菌が混入していた場合、残留塩素での殺菌作用が期待できる。

 原水がきれいだからと、何も付加しない 国に比べれば、カルキ臭さは安全の証明なのかもしれない。


コロナが、便から検出されているのはどうやら明白なので、
 利根川の下流で取水している東京都は、浄水場の性能が高くなければ、相当な規模での感染拡大が有ってもおかしくない。

 が、水源あるいは、浄水場からの配水エリアに限った統計は出てこない。水道水を疑っていないから当然だが。

自宅の水道の水源はどこかと、調べたことが有る。当然近い相模川水系だと思っていた。 ちょっと事情があって 神奈川県企業庁(水道局の親玉)を呼びつけて事情説明をしてもらった際に、雑談的に確認した。私の家は、神奈川の東側の 相模川に一番近いのだが、

「 このあたりは微妙に入り組んでいて 酒匂川の可能性も高い 」と

酒匂川とは、神奈川の西の川。

 神奈川県は3つの河川系をもっていて それぞれにダムを持ち、有る水系の川の下流から、その隣の水系のダムの上流へポンプアップする仕組みを完成させた。

 どこかが余ってどこかが足りない時、これをフル回転させると、県内の水不足は調整できる。

今探したので最適ではないが、こんな感じ。
https://www.pref.kanagawa.jp/.../cnt/f8018/sougouunyou.html


上の解説を探してる段階でこんなアラートが有った。

「水道管にコロナウイルスが入っている」という詐欺にご注意ください!

https://www.pref.kanagawa.jp/.../okyakusamacc/husinsya.html


どうやら、この残留塩素でウイルスの被害はないという見解らしい。

オリンピックの、トライアスロンで トイレの水で泳がせるのか? 
 と 大差ない水から、水道水を生成している。



東京都は、優秀な浄水システムを海外にもっと売るべきだ。









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posted by ozawajun at 11:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | コロナ
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