雨で濡れている母親の友人を見て
私の子供、「部屋に行ってるね」
私、「悪いね」
友人、「ごめんね」
私、「良いのよ、どうかしたの?」
友人、「前々から騒音トラブルを起こしている家を見て来たの」
私、「大変ね、天気が悪いのに」
友人、「天気が悪い時でないと分からないの」
私、「どういうこと?」
友人、「騒音トラブルを起こしている人は、天気が悪い時に騒音トラブルを起こすの」
私、「天気が悪いと、子供は家の中で遊ぶから、隣の家の人は騒音と受け止めるんでしょ?」
友人、「そう思うでしょ、私もそうだと思ってたの。でも、騒音トラブルを起こす人のことを知っている人から話を聞くと、それだけじゃないのよ」
私、「どういうこと?」
友人、「騒音トラブルを起こす人は、隣人から注意をされたことを根に持つ人らしく、隣人の悪口を言いふらしているらしいの」
私、「悪口を言いふらしたら、自分の評価も悪くなるのに」
友人、「(笑)」
私、「私、変なこと言った?」
友人、「悪口を言いふらしたら、自分の評価も悪くなるって、日本人の考え方よ」
私、「悪口を言いふらしている人、日本人じゃないの」
友人、「外国人」
私、「外国人?」
友人、「在日外国人」
私、「何処の国の人なの?」
友人、「在日〇〇人」
私、「在日〇〇人なら、見た目では日本人と変わらないわね」
友人、「騒音トラブルを起こす人のことを知っている人が言うには、関わらないほうが良いって言うの」
私、「関わらないって言われても、貴方の立場上無理よね」
友人、「そうなのよ」
私、「どうして関わらないほうが良いの?」
友人、「騒音を注意された隣人のことを、知り合いを使って見張っているらしいの」
私、「知り合いって、まさか・・・」
友人、「そうなのよ、同胞の仲間に見張りをさせているの。しかも、見張っていることを分かるように、あからさまにやってるらしいの」
私、「たち悪いわね」
友人、「見張るだけでなく、騒音を注意した人に弁護士を呼ぶと言ってやったわよ、とママ友らに自慢したらしいの」
私、「(笑)」
友人、「オカシイでしょ」
私、「自分が騒音で迷惑を掛けておいて、被害者面するんでしょ(笑)、頭オカシイわね」
友人、「自慢されたママ友らは、その外国人から距離を取るようになったらしいわ」
私、「そりゃそうよね」
学校の先生をしている友人が、生徒の親のことを外国人と呼ぶのは、よほど精神的ストレスが溜まっているのだろう。
友人、「天気が悪い時に騒ぐのは、天気が悪いと、近隣の家は窓を締めるから、家の中でドタバタ騒いで迷惑が被るのは、注意をした隣人だけだから」
私、「かなり悪質な人ね。でも、迷惑を被っている人は、町内会の人に相談するでしょ?」
友人、「そうなの。だから、今日、町内会の人にも話を聞いて来たわ」
私、「なんて言ってた?」
友人、「私が学校の先生だから話してくれたけど、騒音トラブルを起こしている人の近隣には、在日外国人が多いらしいの」
私、「やっかいな所ね」
友人、「顔や名前では外国人とは分からないの」
顔や名前では外国人とは分からなくても、普段の言動で日本人でないことはスグに分かる。
友人、「被害者面するのが得意な国民性なのよ」
私、「・・・」
友人、「日本人が嫌いなら母国に帰れば良いのに」
私、「・・・」
この後も、友人の愚痴は暫く続いた。
翌朝、天気が良かったため、近所に住む幼馴染みのAと日課である維摩池の散歩をした。
私、「昨日、B(先生をしている友人)が来た」
友人、「呼んでくれれば良かったのに」
私、「愚痴を聞かされた」
友人、「先生は大変らしいね」
私、「そうみたい」
散歩をしている維摩池には、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚が多く、在来魚を脅かしている。
生態系が崩壊するのを危惧されている琵琶湖では、外来魚の駆除が行われている。
かつて維摩池周辺には、北アメリカ原産のセイタカアワダチソウが自生していたのだが、行政やボランティア、近隣住民によって駆除された。
魚や植物は、環境に悪影響を及ぼすと駆除されるのに、人間はどうして駆除されないのだろう?
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