黙ってられるか、ボケ！

友達、「かけ流しじゃないと、温泉は怖いわ」
私、「そうね、お湯の入れ替えが問題になってるわね」
友達、「銭湯はどうなの？」
私、「どうだろう」
友達、「24時間営業しているスーパー銭湯は、お湯の入れ替えをしてるのかしら？」
私、「お湯の入れ替え問題とは関係ないことだけど、一番風呂は良くないって言うでしょ」
友達、「なんか聞いたことある」
私、「一番風呂は塩素が抜けてないから、体に良くないらしのよ」
友達、「塩素が抜けるなら、温泉の効能も時間が経てば弱まるんじゃないの？」
私、「でしょうね」
友達、「この頃の入浴施設は災難続きよね？」
私、「そうね。コロナで利用者は減り、盗撮も問題になってるわね」
友達、「盗撮された人は気の毒よね」
私、「そうね、ネットに曝されちゃうからね」
友達、「バイト仲間に聞いたんだけど、〇〇小学校の保護者が、注意をされた腹癒せに、注意をした人を盗撮しているらしいの」
私、「貴方が知ってるってことは、他の人も盗撮している保護者のことを知ってるってことでしょ？」
友達、「たぶん」
私、「ていうことは、盗撮している保護者のことが学校に知られるのは、時間の問題じゃない」
友達、「盗撮が学校に知れたら、どうなるの？」
私、「教職員全員にそのことが共有されるから、小学校を卒業して中学校に進学しても、盗撮していたことは知られちゃうわよ」
友達、「夫婦で盗撮してたら、どうなるの？」
私、「その場合は、家庭が教育環境に適さないと判断され、児童相談所に通告されるんじゃない」
友達、「学校が、そこまでする？」
私、「学校としては穏便に済ませたくても、盗撮された人が問題を大きくするわよ」
友達、「盗撮に加担しているのは、数人いるみたいなの」
私、「そうなると、メディアが飛び付くんじゃない」
友達、「どういうこと？」
私、「盗撮された人は問題を大きくしたいのだから、記者に盗撮した人を取材に行かせるのよ」
友達、「盗撮で取材をする？」
私、「盗撮は社会問題になっているから、取材のネタとしては旬なのよ」
もし、私が盗撮されたなら、その事実を学校に伝える。
すると、学校は事実確認のために、盗撮した者らを学校に集め聞き取りを行う。
聞き取りが終わり学校から出て来たところを、記者に取材させ、その様子をネットに晒す。