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2022年11月30日

不登校をチャンスに変える

ママ友、「不登校って、進路の悪影響になるのですか?」
聞いて来たのは、30代の若いママさん。
私、「大人次第ね」
ママ友、「不登校って子供の問題ではないの?」
私、「不登校は大人の問題。なぜなら、義務教育の義務は大人にあるのだから」
※義務教育で子供にあるのは、教育を受ける権利だけ、無理やり教育を受けさせられるものではない。

ママ友、「その場合の大人って、学校の先生も含まれるよね?」
私、「建前上はね」
建前上は学校にも不登校の原因はあるとされるが、学校の先生はしょせん他人。
先生からすれば生徒の不登校は、他人事に過ぎません。
担当する生徒が不登校になると、厄介な生徒を受け持って迷惑だな、これが先生の本音。
厄介な生徒を受け持った担任の先生は、同僚の先生から同情されることはあっても、責められることはない。なぜなら、担任の先生は、厄介な生徒を受け持った被害者だから。
教頭先生や校長先生からは、厄介な生徒を押し付けて「ごめんね」。

不登校になった生徒は、親に言われてイヤイヤ学校に行くのだが、担任の先生からすれば、「無理して出て来なくても良いのに」。
先生が不登校の生徒を色眼鏡で見るのだから、クラスの生徒も不登校のクラスメイトを色眼鏡で見る。

義務教育なんて、学校に行かなくても卒業できるでしょ!
小学校や中学校を、留年した子はいる?いないでしょ!
学校からすれば、不登校になる厄介者は、とっとと卒業させたい。

勉強なら、学校でなくても学習塾で出来るでしょ!
学習塾に行かなくても、教科書があれば自宅でも勉強出来るでしょ!
毎朝、無理やり学校に行かせようとする保護者と、行きたくないと駄々をこねる子供、どちらも辛いでしょ!

親が子供の敵になってどうするの!
学校に行かなくても、社会性は身に付けられる。
無理やり学校に行かせるほうが、社会性を損なうのよ!

不登校かどうかは、近所の人も知っている。中には、その子とその親を色眼鏡で見る者もいるだろう。
そんな世間体を気にするより、我が子のことを最も優先して考えてあげて。

高校も大学も通信制で学べる、ネットを活かして働くことも出来る時代なのだから、不登校は生き方を変えてみるチャンスと受け止めて欲しい。
posted by owariasahi at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言
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