2022年10月01日
子宝・安産・子育ての神様「宇美八幡宮」へ
情報
名前:宇美八幡宮
住所:糟屋郡宇美町宇美1丁目1−1
創始:敏達天皇の御代(572年−585年)
社格:県社
御祭神:應神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
住吉大神(すみよしおおかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
御神徳:安産祈願、子育大願、海上交通、海外防護、事業繁栄、商売繁盛、出世開運、武運長久、延命長寿、厄除開運
御朱印:有
由緒
三韓征伐より御帰還された神功皇后が、應神天皇を安産にて御産になられた地です。
産所を蚊田邑(蚊田は宇美の古名)に定めた神功皇后は、側に生出る槐の木の枝に取りすがって、軽い御産で應神天皇を御産みになったと伝えられ、この産所を名づけて「宇瀰(うみ)」。その後に「宇美(うみ)」と称されました。
御産所の四辺に八つの幡を立てて兵士に守らせた故事が後世、八幡大神と称する由縁となったとも伝えられています。
八幡大神御降誕の聖地として、敏達天皇の御宇(西暦570年頃)に創建され、先ず神功皇后と應神天皇の母子神をお祀り致し、後世に至りて住吉大神、宝満山の御祭神の玉依姫命、若杉山の御祭神の伊弉諾尊を合祀し、五座としてお祀りされました。
散策
国道沿いの鳥居から境内に入ります。
神門が見えます。
神門手前右手に手水舎があり、身を清めます。
立派な神門です。
入り口横には、七夕の季節ということもあり、多数の願いが書かれている短冊がありました。
拝殿です。
ここに来れた感謝と、日本国民全員の安産を祈願しました。
ちょうど祈願者の方の祝詞があがっており、拝殿の中を映しませんでした。
参拝中に祝詞を聞くのはラッキーですね。
夫婦の木 (めおとのき)
招魂(おがたま)の木と槐(えんじゅ)の木、種の違う縁起の良い二本の御神木が、あたかも仲睦まじい夫婦が寄り添うように一体となり、皆様のお参りを見守っています。
子安の木 槐(えんじゅ)
神功皇后、産所を蚊田の邑(蚊田は宇美の古名)に定め、側に生出づる槐(えんじゅ)の木の枝に取りすがり、應神天皇を安産にてお産みになられました。
その木は今もその種を絶やさず、「宇美宮の槐」として、皇后皇女を始め、産平安の衣木(みそぎ)には、必ずこの槐を用いたとされています。
「平産の幸ある木」という意味で、「子安の木」と称されています。槐は中国の本草学によれば、解毒、補精に効果があり、その枝にすがれば安産するという信仰があります。
山神社の石祠と御神木です。
御祭神として大山祇命を祀っています。
湯蓋(ゆぶた)の森
応神天皇がこの地で出産され産湯(うぶゆ)を使われたとき、その上にこの木の枝葉が覆いかぶさっていたので「湯蓋」の名がついたと伝えられています。
産湯の水
社殿後方の左奥で、衣掛の森の左に祀まつられています。「應神天皇御降誕の時、此の水を産湯に用い給いしより今に至るまで妊婦拝受して安産を祈る」と伝えられています。
子安の石
湯方社を囲むように、玉垣を築きづき、こぶしくらいの石が山ほど積まれています。
安産祈願を終えた妊婦が「御産の鎮」として此処の石を預かって持ち帰り、めでたくご出産の暁には、別の新しい石にお子様の名前等を記して健やかなる成長を願い、安産御礼(初宮詣)の御祈願にてお祓いの後に、預かった石と一緒お納めするのが慣しとなっています。
隣には聖母子像が祀まつられています。
聖母宮(しょうもぐう)
主祭神應神天皇の安産に因む信仰から、その「母后・神功皇后」に対する特別の崇敬を以って、宝永3年(1706)当時の藩主・黒田綱政公により寄進されました。
福岡県指定文化財(民俗資料)聖母宮御神像が奉安されており、「二十五年に一度」御開帳の神事が斎行されています。
衣掛の森
樹齢二千年以上とも推定されている巨大な御神木です。
神功皇后が御産の時に産衣を掛けた楠とされています。
見るものを圧倒する大きさで、たくさんの方が赤ちゃんを抱いて記念写真を撮ってました。
本殿・拝殿・衣掛の森が一緒に収まる写真が撮れました。
境内にはお茶屋さんがあり、『子安餅』が有名です。
その隣には、隠された御神木があります。
なんとその御神木の中に入ることができ、お参りをすることができました。
二枚目は中から上空を撮影した写真となります。
境内の様子です。
由緒書です。
奥宮(胞衣ヶ浦)
胞衣ヶ浦(えながうら)は、境内から後方、北東250m程にある小山に鎮座する宇美八幡宮の奥宮です。
應神天皇を御産みになった神功皇后は、胞衣を産所の北に流れる宇美川で洗い濯ぎ、筥に入れて、奥宮とされる北東250m程にある小山に奉安したとされています。
そのため奥宮は、胞衣ヶ浦(えながうら)とも称されています。
また、宇美八幡宮の奥宮(胞衣ヶ浦)と共に、胞衣を祀つるとされる伝承地が筥崎宮です。
筥崎宮では、筥はこにおさめた胞衣を、白砂青松の葦津ヶ浦に御埋鎮し、御標として松を植えたと伝えています。
「標の松」は「筥松」と名付けられて以後、筥松のある岬(崎)ということで「筥崎」の名が起こったと伝わっています。
宇美川を横切る橋を渡り、奥宮に上がって行けます。
社殿も新しくなっており、社殿周りの木々が伐採されて、光が差し込むようになっていました。
最後に
御朱印を頂いたので、ご紹介しますね。
安産のパワースポットとして有名なので、沢山の夫婦や家族が参拝していました。
また、安産祈願の申し込みに並んでる方がいて、ずっと祝詞が境内に響いていました。
赤ちゃんを抱いたお礼参りの方も多数いらっしゃって、幸せを感じる神社です。
幸せのおすそ分けを頂いたありがたい参拝となりました。
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