2009年08月14日
N700系に乗りました。
7月21日は仕事お休み。
嫁ハンは仕事。
息子は保育園。
おお!一人で自由に動ける!
サウナでまったりマッサージを受けるか…
そうだ!岡山へ行こう!
早速、岡山在住の友人に電話してみた。
「遊びに行っていい?」
「いいよ」
「到着時刻はわかり次第連絡するから」
よし、友達と岡山でランチだ!
早速折尾駅へ。
「岡山までの乗車券と、今から乗れるレールスターの指定席下さい」
すんなり発券してくれると思ったら…。
「新幹線は今、大雨でダイヤが乱れています。とりあえず小倉駅で確認してください」
指定席は買えないらしい。
とりあえず、岡山まで新幹線経由の乗車券を買った。6,090円だった。
新幹線の自由席特急券を買うか?
小倉までソニックに150円出して乗るか?
改札口の発車案内を見た。
9時33分発、ソニック9号。
時計は9時30分。
間に合わなかった。
9時41分発の門司港行き快速に乗った。
10時01分、小倉に到着。
新幹線乗りかえ口へ。
「ただいま、新下関から新岩国まで大雨のため、運転を見合わせております」 あらま。止まってるよ。
窓口には行列ができていた。
今の所、動く見込みはないらしい。
「ご案内いたします。まもなく、のぞみ4号が発車します」
よし、自由席特急券を買って乗ろう!
一つしかない窓口は列ができている。
少し離れた所に、クレジットカード対応の自動券売機がある!
タッチパネルを操作して、発券。
岡山までの自由席は3,980円だった。
自動改札機に乗車券と自由席特急券を2枚重ねて通過。
とりあえず自由席の3号車を目指す。
のぞみ4号は博多を6時30分に発車する。小倉の定刻は6時47分。
ただいまの時刻は10時45分。
既に2時間以上遅れているではないか。
「のぞみ20号は運転を取りやめます」
かなりの列車が運休のようだ。
指定席を買っていたら、確実に特急料金が払い戻しされる。自由席はどうなのだろう?
とりあえず、4号車に乗った。
座席がまだ、パラパラ空いていた。
10時50分頃発車。
新関門トンネルをぬけると、土砂降りの大雨だった。
途中からスピードが遅くなる。
「開いている席があれば、おかけください」
やったあ!
3列座席の真ん中が開いていた。
「空いてますか?」
「どうぞ」
通路側に座っている男性に声を掛ける。
男性は大阪まで戻る所だった。3連休に実家のある柳川で過ごし、今日の午後から仕事。
「大丈夫ですかね?」
「まあ、どおにかなるんじゃない?」
男性は自由席の切符だった。指定席は満席、と車掌から断られたらしい。
「まあ、これから先、指定席券を持って乗ってくる人もいるかもしれないけど…、確率は低いだろうね」
のんびりと会話を楽しむ。
のろのろ運転でも昼ぐらいには着くだろう。
そのうちに窓ガラスが水で見えなくなった。
そして、トンネルの中で停車。
「ご案内します。この前を走っております、のぞみ2号が大雨のため停車しています。前の列車が進み次第、こちらも発車します。しばらくお待ちください」
この時点では、徳山から新岩国が運転見合わせらしい。
車内の文字放送では、山口県のほとんどの在来線が不通になっていた。
一時間くらい停車。
ああ、飛び乗る前に、ペットボトルの飲み物と、おにぎりかパンの非常食は買っておけばよかったか?
車内販売はやってこない。売店状態で大繁盛しているのか?
「ご案内します。前のこだま号が新山口に到着後、こちらもなんとか新山口まで走らせます。新山口まで進めるよう強く要請しています」
「なんだか、動きそうにないねえ」
「新山口に着いたら、缶ビールでも飲もうか?」
「いいっすね!」
相手には仕事があるので、絶望的になれば、の話だが。
そして、ゆっくりと動き始めた。
トンネルを出ると。大雨。
雨が強くなったり弱くなったりを繰り返していた。
川の堤防が切れて、田んぼに新しく川ができていた。
自動車も半分水没しているのが見えた。
これは、岡山へ行けるだろうか?
下り列車とは1本しか離合していない。
12時ごろ、新山口に到着。
「新山口から新岩国の間、運転を見合わせております」
しばらく動きそうにない。
売店で何か買おう。
仕事も絶望的だった。
「じゃ、売店で買ってきます」
私は荷物番。
かなり、売店は込んでいたのだろう。だいぶ経ってから戻ってきた。
ロング缶と、ポテトチップス。
「なんか、ようわからんけど、旅は道連れ、カンパ〜イ!」
空になったロング缶はドンドン増えていき、一人当たり4本は飲み干していた。
14時過ぎに案内放送が入った。
新山口駅は晴れていた。しかし、徳山は依然大雨らしい。
「雨が弱くなってきたので、係員が徒歩で確認します。運転再開は16時頃を予定しています」
車内にどよめきがおこった。
(続く)
嫁ハンは仕事。
息子は保育園。
おお!一人で自由に動ける!
サウナでまったりマッサージを受けるか…
そうだ!岡山へ行こう!
早速、岡山在住の友人に電話してみた。
「遊びに行っていい?」
「いいよ」
「到着時刻はわかり次第連絡するから」
よし、友達と岡山でランチだ!
早速折尾駅へ。
「岡山までの乗車券と、今から乗れるレールスターの指定席下さい」
すんなり発券してくれると思ったら…。
「新幹線は今、大雨でダイヤが乱れています。とりあえず小倉駅で確認してください」
指定席は買えないらしい。
とりあえず、岡山まで新幹線経由の乗車券を買った。6,090円だった。
新幹線の自由席特急券を買うか?
小倉までソニックに150円出して乗るか?
改札口の発車案内を見た。
9時33分発、ソニック9号。
時計は9時30分。
間に合わなかった。
9時41分発の門司港行き快速に乗った。
10時01分、小倉に到着。
新幹線乗りかえ口へ。
「ただいま、新下関から新岩国まで大雨のため、運転を見合わせております」 あらま。止まってるよ。
窓口には行列ができていた。
今の所、動く見込みはないらしい。
「ご案内いたします。まもなく、のぞみ4号が発車します」
よし、自由席特急券を買って乗ろう!
一つしかない窓口は列ができている。
少し離れた所に、クレジットカード対応の自動券売機がある!
タッチパネルを操作して、発券。
岡山までの自由席は3,980円だった。
自動改札機に乗車券と自由席特急券を2枚重ねて通過。
とりあえず自由席の3号車を目指す。
のぞみ4号は博多を6時30分に発車する。小倉の定刻は6時47分。
ただいまの時刻は10時45分。
既に2時間以上遅れているではないか。
「のぞみ20号は運転を取りやめます」
かなりの列車が運休のようだ。
指定席を買っていたら、確実に特急料金が払い戻しされる。自由席はどうなのだろう?
とりあえず、4号車に乗った。
座席がまだ、パラパラ空いていた。
10時50分頃発車。
新関門トンネルをぬけると、土砂降りの大雨だった。
途中からスピードが遅くなる。
「開いている席があれば、おかけください」
やったあ!
3列座席の真ん中が開いていた。
「空いてますか?」
「どうぞ」
通路側に座っている男性に声を掛ける。
男性は大阪まで戻る所だった。3連休に実家のある柳川で過ごし、今日の午後から仕事。
「大丈夫ですかね?」
「まあ、どおにかなるんじゃない?」
男性は自由席の切符だった。指定席は満席、と車掌から断られたらしい。
「まあ、これから先、指定席券を持って乗ってくる人もいるかもしれないけど…、確率は低いだろうね」
のんびりと会話を楽しむ。
のろのろ運転でも昼ぐらいには着くだろう。
そのうちに窓ガラスが水で見えなくなった。
そして、トンネルの中で停車。
「ご案内します。この前を走っております、のぞみ2号が大雨のため停車しています。前の列車が進み次第、こちらも発車します。しばらくお待ちください」
この時点では、徳山から新岩国が運転見合わせらしい。
車内の文字放送では、山口県のほとんどの在来線が不通になっていた。
一時間くらい停車。
ああ、飛び乗る前に、ペットボトルの飲み物と、おにぎりかパンの非常食は買っておけばよかったか?
車内販売はやってこない。売店状態で大繁盛しているのか?
「ご案内します。前のこだま号が新山口に到着後、こちらもなんとか新山口まで走らせます。新山口まで進めるよう強く要請しています」
「なんだか、動きそうにないねえ」
「新山口に着いたら、缶ビールでも飲もうか?」
「いいっすね!」
相手には仕事があるので、絶望的になれば、の話だが。
そして、ゆっくりと動き始めた。
トンネルを出ると。大雨。
雨が強くなったり弱くなったりを繰り返していた。
川の堤防が切れて、田んぼに新しく川ができていた。
自動車も半分水没しているのが見えた。
これは、岡山へ行けるだろうか?
下り列車とは1本しか離合していない。
12時ごろ、新山口に到着。
「新山口から新岩国の間、運転を見合わせております」
しばらく動きそうにない。
売店で何か買おう。
仕事も絶望的だった。
「じゃ、売店で買ってきます」
私は荷物番。
かなり、売店は込んでいたのだろう。だいぶ経ってから戻ってきた。
ロング缶と、ポテトチップス。
「なんか、ようわからんけど、旅は道連れ、カンパ〜イ!」
空になったロング缶はドンドン増えていき、一人当たり4本は飲み干していた。
14時過ぎに案内放送が入った。
新山口駅は晴れていた。しかし、徳山は依然大雨らしい。
「雨が弱くなってきたので、係員が徒歩で確認します。運転再開は16時頃を予定しています」
車内にどよめきがおこった。
(続く)
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