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2018年11月19日

脳梗塞の前兆チェック/発症後は?

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<<脳卒中がなぜ怖いのか(発症から1年後の状態)>>



  ・死亡         20%
  ・寝たきり       14%
  ・部分介助       14%
  ・一部不自由だが自立  28%
  ・完全自立       24%

心臓の病気には命に直結する病気が多いのですが、脳卒中の場合はそれほど生命に直接かかわることは少なく、死亡率は心臓の病気に比べて高くありません。

問題になるのは発症後に訪れる寝たきりや介助問題です。生活するのに介助が必要となってしまうことです。

死亡+寝たきり+部分介助を加えると5割になります。脳卒中になってしまうと、5割の人は何らかの不自由な生活を強いられてしまいます。
 

<h2><<くも膜下出血について>>

くも膜下出血とは前頭葉や側頭葉など脳と脳との間にある太い血管が破れて出血した病気です。太い動脈が突然破れるわけではなくて、それにはそれなりの理由があります。それが動脈瘤という病気です。

くも膜下出血を起こしやすい人は、一つには女性は男性に比べてくも膜下出血を起こしやすいのです。

血縁にくも膜下出血の人がいる人はすぐにもでもどこかでMRAを撮ってもらうことをお勧めします。
それから高血圧の人、アルコール過飲の人も確立が高くなります。

くも膜下出血を起こすと、例えようもない激しい頭痛が起こります。


頭痛だけで終わる方は非常に少なく、ほとんどの患者さんは意識もなくなって倒れてしまうので、救急車を呼んでもらって病院に運んでもらいます。


くも膜下出血になって1年後、その転帰に1/3ルールがあります。

1/3の方が死亡、1/3の方が寝たきりなど重症後遺症、1/3の方が軽度の後遺症か完全に回復して社会復帰しています。

2/3の方は死亡するか重症後遺症で悩んでいることを考えれば、脳外科領域では非常に怖い病気です。


くも膜下出血を予防するには、一つにはお酒を飲む方、そして女性は要注意です。

特に血縁者にクモ膜下出血を起こしたことがあること、これは重要な因子となります。

必ず動脈瘤から出血しますので、動脈瘤の有無を調べるために脳ドックをやっている施設でMRA検査をしてください。動脈瘤がなければクモ膜下出血を起こす心配はありません。

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<<脳出血について>>



脳出血は脳の中の細い動脈が破れて出血した病気です。

くも膜下出血は太い動脈ですが、脳出血は細い動脈が原因となります。

この病気を起こしやすい人の一番の危険因子は高血圧です。

ですから高血圧の人はきちんと血圧の薬を飲んで血圧を適切な値まで下げておくことが非常に大事です。
高血圧を放置しておくと、かなりの確率で脳出血を起こします。またお酒をたくさん飲む人も注意が必要です。


脳出血を起こすと、突然片方の手足が動かなくなる、突然言葉がしゃべれなくなる(失語症)、思ったことが口から出てこなくなる、脳出血が大きくなると意識がなくなって回復してこない、そういう症状が出ます。

脳出血を起こしていろいろな治療をした1年後は、死亡が20%、寝たきりか全体介助が35%、何らかの介助を要する人が15%。

ですから6割の患者さんは死亡か何らかの介助を要する悪い状態で、自立できている人はわずか4割しかいません。

脳出血の治療は、出血が小さければまず血圧を下げて、血腫が大きくならないことを確認できれば、あとはリハビリに移っていくことが可能です。


血腫が非常に大きくて生命にも危険が及ぶような場合あるいは意識障害がある場合には、血腫を取り除き、止血しなければならない。その手術が必要になります。

手術をすることで生命の危険を回避できます。また意識障害があってもその回復を早めることができます。
しかし手術前に脳出血で麻痺が出たり言葉が話せなくなってしまった場合には、手術では麻痺と言葉の機能は回復しません。

出血が起こったことによって言葉の機能や手足の動きを司る脳の部分が破壊されていますから。言葉と麻痺を回復させるにはリハビリしかありません。

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<<脳梗塞について>>



脳梗塞は脳の動脈、これは細い動脈であれ太い動脈であれ、それが血栓で詰まったために動脈が養っている部分の脳が死んでしまう病気です。
血管が詰まって脳がだめになってしまうのです。


脳梗塞を起こしやすい危険因子は高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満です。

脳梗塞に限らず、心筋梗塞もこの4つの因子を持っていると起こしやすいのです。それから喫煙。

心筋梗塞、狭心症のかかったことのある人。心房細動のある人。こういう人が脳梗塞を起こしやすいとされます。


脳梗塞を起こすと、突然片方の手足が動かなくなる。これは先ほどの脳出血と同様です。


突然、ろれつがまわらなくなる。突然、片方の視野が見えにくくなる。これらが主な症状です。脳梗塞を起こした後いろいろな治療をした1年後の経過はどうかというと、死亡は5%。脳梗塞の死亡率は脳出血、クモ膜下出血に比べれば低いです。


ただし寝たきりや介助を要する人は35%。トータルすると、4割は障害を残すか命を失っています。

脳梗塞の治療に使われるt-PA(組織プラスミノーゲンアクチベーター)という薬がありますが、このt-PAを使うタイミングは脳梗塞を発症してから3時間以内に限られています。

血栓を溶かす作用ですから出血のリスクも高まるので、3時間以内でないと使えないという制約があります。

発症後3時間以降には使えない、これが非常に大事なポイントとなります。


脳梗塞を起こしたらすぐに救急車を呼んでt-PAを使える病院に運んでもらうことが大事です。


病院に着いても検査などですぐに投薬が行なえない場合も有ります。
着くのが早ければ早いほど、命が助かる確立があがるのです。



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