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2016年11月03日

菩提寺のはなし(その壱)



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「泣く子と菩提寺さんには勝てない」
(葬祭業者間に伝わることわざ?)

寺院にお墓を持っている方を“檀家”と呼びます。
檀家さんは基本的に葬儀や法事の際はそのお寺(菩提寺)様に来てもらいます。

歴史を紐解きますと・・
江戸幕府が1612年(慶長17年)にキリスト教禁止令を出し、以後キリスト教徒の弾圧を進めました。その際に、転びキリシタン(キリスト教から改宗した人)に寺請証文(寺手形)を書かせたのが、檀家制度の始まりとされています。
当時の政策として武士・町民・農民といった身分を問わず特定の寺院に所属させて(=檀家とさせ)、寺院の住職は彼らが自らの檀家であるという証明として寺請証文を発行しました(これが寺請制度です)



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亡くなったの報を受け我々葬儀屋がご家族と接触し、故人様の状況を聞いたあと、二番目にお聞きすることは菩提寺様の有無です。
菩提寺様がいらっしゃるのならご都合を伺わないといけません。
葬儀屋とご家族だけでこの日にこうやって葬儀をする、なんて勝手に話を進めても、お寺様が「その日は難しい」と言われたら一発アウト・・最初からやり直しです。

菩提寺様に気持ちよく(?)拝んでいただくためにも、そこは念には念を入れて打ち合わせをします。菩提寺様が良くても今度は式場や火葬場の日程が合わなければが葬儀は出来ないのです。このすべてをクリアすべく、葬儀屋は奔走します。
これが葬儀施行における一番最初のヤマとなります。

ご家族と菩提寺様のご都合、そして式場と火葬場の状況が整って、初めて“葬儀へGO!”となるのです。(その弐に続く)



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