笑うも人生、泣くも人生

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未曾有の被害をもたらした東日本大震災。
発生直後から復興へのバックアップとして様々な支援活動を行っているアイドルグループたちがいます。
国民的アイドルとなったAKB48もその一つで、姉妹グループとともに定期的な復興支援活動を続けています。

AKBの支援活動
今年の3月6日、岩手県盛岡市を訪れ復興支援ライブを行なったAKB48グループ。
総監督である横山由依さんを筆頭に小島陽菜さんや渡辺麻友さん、柏木由紀さん、SKEから松井珠理奈さん、NMBから山本彩さん、HKTから指原莉乃さん、NGTから北原里英さんなど計26名が参加。
岩手県民会館に集まった地元住民ら1500人の前で『フライングゲット』『ヘビーローテーション』『恋するフォーチュンクッキー』など16曲を歌いました。
オープニングアクトには地元で活動する二人組アイドル「石巻ミルキーガール」が登場し、華を添えました。
2016年3月11日にはAKB,SKE,NMB,HKT,NGTの各グループ拠点劇場で復興支援特別公演を行ないました。

さまざまな批判もうけながら・・それでも続く活動
こうした支援活動には、多くの被災者や地元住民が感謝の意を表し、全国から賛同の声も上がっていますが、その一方で「売名行為」「偽善」「3月11日前後だけ活動しても意味がない」などと批判的な声もあります。
有名著名人の活動に批判が出るのは仕方ない部分ですが、「3月11日前後だけ」というのは違います。
48グループでは東日本大震災直後に“誰かのため”プロジェクトを発足。義援金を募る一方で同年5月から毎月一回、メンバーが交代で被災地を訪問、ふれあいに重点を置く支援活動を行ってきました。
復興支援ライブは59回を数え、東日本大震災だけでなく、新潟県中越地震や阪神淡路大震災、2015年9月の関東・東北豪雨の各被災地にも行っています。
3・11前後と捉えられるのは、そのときしか報道されないからに過ぎません。それに事前に行くことが知れると被災地以外のファンが多数集まってしまうので、事前告知を控えるという現状があります。

事実と異なるバッシングを受けショックを受けるメンバーもいるそうですが、秋元康総合プロデューサーの
「偽善者と思われても、何もやらないよりいい」
という言葉に背中を押され、歌と笑顔を届け続けているのです。


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ももくろは宮城県女川町と交流
AKBグループ以外でも多くのグループがこの5年間、支援活動を行いました。ももいろクローバーZも東日本大震災の被災地である宮城県女川町との交流を続けています。
これは現地の臨時災害放送局『女川さいがいFM』で同世代の高校生がパーソナリティーをつとめていることを知ったメンバーが、自ら「行きたい」とFM局や女川町の小学校を訪れるようになりました。やはり基本は“サプライズ登場”で、被災地以外のファンが駆付けないようにしています。
このような経緯から、ももくろは“被災地”“支援”と言う言葉は使わず、“お友だち”として“また会いにきた”というスタンスを取っています。

つい表ばかりの活動に目が行きますが、アイドルも地道にがんばっているのですね＝



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