2016年05月25日
舛添氏の別荘近くで再三支出が・・政治資金
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東京都の舛添要一知事の政治団体が、舛添氏の別荘がある神奈川県湯河原町周辺で政治資金を繰り返し使っていたことがわかりました。一連の問題は、政治資金規正法に支出内容に関する規定のないことが背景にありますが、過去には政治家の責任が問われた事例もあります。都議会は25日、実態解明に向けた対応を協議します。
舛添氏が代表の「新党改革比例区第4支部」(2014年に解散)の政治資金収支報告書や総務省に提出した領収書によると、支部は12年と13年に湯河原町の食料品店で、計約2万1千円を「消耗品」代として支出していました。
この店は食料品のほかに棚一つ分のトイレットペーパーやティッシュ、洗剤を置く程度。店側の関係者は「食料品ばかりなのに(舛添氏が)事務所のものを買うわけがない」と話します。舛添氏は土曜日に妻子と来店することが多かったといいます。
12年5月には同町の衣料品店に「消耗品」代として約1万円を支出していた。この店の関係者によると、年2、3回家族と来店し、大人用の下着や子ども服などを買っていたそうです。
支部は11年4月と12年10月、同町につながる有料道路「真鶴道路」の回数券(100回分)を2回、計3万2千円で買っていました。回数券を使えば、本来の通行料金よりも1回あたり40円安く済みます。
12年9月にはJR湯河原駅で「乗車券類代」として1万2120円を支出。舛添氏は当時参院議員で、JRなどの無料乗車パスが支給されていました。
町には舛添氏の別荘があります。別荘周辺の支出も政治活動の一環なのでしょうか?疑惑は深まる一方です。
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タグ:舛添要一 政治資金
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