魔法瓶を押し売りするブログ

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フリーランス。水道の蛇口をひねり少し斜めに持った魔法瓶に水をちょろちょろと入れ、水が上まできたところで蛇口を戻し水を止めた

「使うのをためらうほどの変な匂いと味が沸かしたお湯につくときあるって、沈丁花さん言ってたけど、そんなん感じたこと一度もないわぁ。鈍感？慣れで麻痺？てか、あれ？やかんの内側って洗ったことあったっけ？」　

貯まった冷たい水をところどころ黒くくすんだやかんに移し、ガスレンジで火にかける。チリチリ、カタカタ、やかんからの音

「 斜めに持つ理由は、満タンより少なめになるようにするため。少なめやと移したとき沸騰した熱いお湯があふれるのを防げる。それと保温時、魔法瓶の蓋が傷みにくいと思う。自分で言うけど、アイデア天才かよ。しかし、なんで今日残業かな。投稿用記事のストック切れてるいうねん。寝不足やし。スーパーのレジもダダ込みやったし。記事書こうにも頭ボーっとしてもうて冴えんし」

ピュ、シュ、ピュ、シュっ、ピィっ、ピィーーっ。沸騰したお湯を魔法瓶に移し変える

「質は二の次でいいってクチナシさん言ってたし、てかなんか知らんけど書きたいし。書っくでぇ。そや一応やかん洗っとこ」