魔法瓶を押し売りするブログ

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眺めるだけで足を踏み入れることはかなわな
い、いつもの散歩コースの少し先。枯れた葉
のまじる雑草と土で少し汚れたアスファルト。
知らない仲間の残した匂い。その未開の地を
はじめて走る。

ルンルン、クンクンといつにもまして尾を振
り飼い主をひっぱり歩く犬のように、生き生
きはつらつとした空気が机上をゆれる。



あなたは文章という街を地図をわたされ、先
導してもらいながら練り歩いたことがありま
すか？

そこで自分の考え、思考をとりあえずの形に
表現できたときの悦びはいかなるものなのか。


クリエイトの過程、専門用語が並ぶ厚めの本
を片っ端から読破し、まとめ、思いを馳せ、
インスピレーションを乞う、、、

それらは、「やりたい・楽しい」をもつ正規
クリエイターのいろは。

「なんとなくたどり着いた・生活のため」が
根ざす私たち漂着系クリエイターはそもそも
クリエイト体力が非力なのだから、厚めの本
など手にするだけでとたんやる気はしぼみ悶
々とした日々に直帰する。

取材と称しつべ動画をだらだら眺めては飯を
食らうをくり返し数ヶ月の月日がすぎたとし
ても、それは責められることではない。

身の丈をわかっていないのだから仕方がない
が、そんな高いバーをいきなり飛ぼうとする
ほうが間違っている。セルゲイでも鉄棒くら
いの高さから始めるはずだ。

あなたが、もし漂着系の自覚があるのなら本
全体ではなく、まずは装丁などに書かれた＜
読者の皆様へ・はじめに＞あたりに着目する
のが望ましい。

装丁に書かれた数行でも、非力な体力には丁
度よく、それは立派な地図となり文章街をく
まなく案内してくれる。区画が小さいから隅
々まで見渡すことができ、構図の把握も容易
だ。

クリエイト体力がたくましく育ったり、まか
り間違って正規へ転向したりしたときにしぼ
むことなく自然と大きな街を歩けるだろう。

漂着系といえど参考とするべく本の一冊や二
冊は手元に所持していると思う。インスピの
ようなレベルの高いものはおとなしく諦め、
刺激、きっかけ、背中を押してもらうものと
して参考にしようとする本を捉えなおし、と
にかく丸写しで書いてみることだ。

何がいいたいのかというと、何も書けない、
作れないときに動き出すきっかけの一つとし
て、本を読み文章を丸写しすることはとても
よく、全体であれ部分であれとにかく格好を
つけず余計なことも考えず丸写ししてみろと
いうことだ。

ただ、漂着系においては、装丁・冒頭などの
＜読者の皆様へ・はじめに＞など数行の短い
ものがよい。

ここから数行は赤えんぴつなどでアンダーラ
インを引くか、ｈ１タグで囲うかしてもらい
たいのだが、

間違ってもパクろうといっているのではない。
非力な体力に鼓舞、応援により力をもらう。
が、「自身の力で住みよい文章の街をつくる」
ここを目指している。

まずはまるっと書き写し、そこから自分の考
え、思考に合う単語、文に少しづつ置き換え
てみる。＜読者の皆様へ・はじめに＞とはい
え、参考にしようと手にした本の一部なのだ
から、作ろうとしているものと関連したもの
であり意外と自然にできる。あとはそれを趣
くままにこねて伸ばしてごにょごにょすれば
よい。

のんびりやっていればとりあえずの形はでき
ていると思う。最低でもクリエイトの感触は
得られているはずだ。

何かを新しく始めるときやリスタートしたと
きなど、ほったらかしにならず継続していく
手助けのひとつとして、ぜひ参考にしていた
だきたい。

スタートして４日目あたりに活用していただ
くと最大限の効果が得られ、机上を漂うのっ
ぺりした空気が生き生きとよみがえり、行き
詰ったクリエイトが再び歩みだし鬼門を見事
に突破していくだろう。

その際は、ぜひ暖かいコーヒーなどを飲みな
がらのんびり気長にやっていただきたい。

温かいコーヒーを淹れるには、クリーム色の
ポットのお湯で、、、ry

どうしてもクリーム色のポットが気になるそ
このあなたは、いそげ！当ブログ閲覧注意コ
ーナー♪