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2015年07月16日
ムギワラエビ 135年ぶり東京湾で確認
明治時代に東京湾で新種の甲殻類として発見されたものの、その後、湾内では見つかっていなかった「ムギワラエビ」が今も生息していることが、135年ぶりに正式に確認されました。
ムギワラエビはヤドカリに近い甲殻類で、直径1センチほどの甲羅からクモのように四方に伸びた細長い手足が特徴です。
明治13年、1880年にドイツ人の研究者が千葉県鋸南町沖の東京湾で採取し、新種の生き物として発表されました。その後、東京湾では見つかっておらず、水質の悪化などによって生息できる環境は失われたと考えられていました。
ところが、ことし5月、発見された場所と同じ鋸南町の沖で潜水したダイバーがムギワラエビとみられる生き物を見つけたことから、14日、専門家が県の特別な許可を得て採取しました。
鑑定の結果、甲羅のトゲや足の先などの特徴から135年前に発見されたムギワラエビが今も生息していることが正式に確認されました。
鑑定を行った千葉県勝浦市の「海の博物館」の奥野淳兒主任上席研究員は、「多くの人が暮らす場所のすぐそばの海の環境をどう保全していくかという点からも興味深い」と話しています。
ムギワラエビはヤドカリに近い甲殻類で、直径1センチほどの甲羅からクモのように四方に伸びた細長い手足が特徴です。
明治13年、1880年にドイツ人の研究者が千葉県鋸南町沖の東京湾で採取し、新種の生き物として発表されました。その後、東京湾では見つかっておらず、水質の悪化などによって生息できる環境は失われたと考えられていました。
ところが、ことし5月、発見された場所と同じ鋸南町の沖で潜水したダイバーがムギワラエビとみられる生き物を見つけたことから、14日、専門家が県の特別な許可を得て採取しました。
鑑定の結果、甲羅のトゲや足の先などの特徴から135年前に発見されたムギワラエビが今も生息していることが正式に確認されました。
鑑定を行った千葉県勝浦市の「海の博物館」の奥野淳兒主任上席研究員は、「多くの人が暮らす場所のすぐそばの海の環境をどう保全していくかという点からも興味深い」と話しています。
熱中症か 全国で8人死亡11人重体
熱中症についてNHKが各地の消防などに取材したところ、午後8時現在、熱中症とみられる症状で全国で8人が死亡し、11人が意識不明の重体になっていることが分かりました。
NHKが各地の消防や警察に取材して午後8時現在でまとめたところ、15日、熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は、すべての都道府県で少なくとも905人に上り、このうち、岩手県の3人を含む合わせて8人が死亡し、11人が意識不明の重体になっています。
岩手県では、大船渡市や奥州市、それに一関市で70代から80代の男女3人が、それぞれ熱中症とみられる症状で死亡したということです。
宮城県亘理町では15日朝、80代の女性が体調不良を訴えて病院に運ばれ死亡しました。
東京・北区では午前8時ごろ、90代の女性が自宅で意識を失って倒れているのが見つかり、死亡しました。
さらに、埼玉県坂戸市と福島県喜多方市でそれぞれ91歳の女性が、群馬県桐生市では79歳の女性が、いずれも搬送先の病院で死亡しました。
NHKが各地の消防や警察に取材して午後8時現在でまとめたところ、15日、熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は、すべての都道府県で少なくとも905人に上り、このうち、岩手県の3人を含む合わせて8人が死亡し、11人が意識不明の重体になっています。
岩手県では、大船渡市や奥州市、それに一関市で70代から80代の男女3人が、それぞれ熱中症とみられる症状で死亡したということです。
宮城県亘理町では15日朝、80代の女性が体調不良を訴えて病院に運ばれ死亡しました。
東京・北区では午前8時ごろ、90代の女性が自宅で意識を失って倒れているのが見つかり、死亡しました。
さらに、埼玉県坂戸市と福島県喜多方市でそれぞれ91歳の女性が、群馬県桐生市では79歳の女性が、いずれも搬送先の病院で死亡しました。