『アナと雪の女王』
ものすごヒットですねぇ!
2014年3月14日に日本公開が始まったのに、依然、興行成績で上位ランキング入り!!
この作品は、ディズニー・アニメーション・スタジオによる作品。
最近では、『美女と野獣』(1991年)、『アラジン』(1992年)などを、
メガヒットを連続でリリースしてました。
90年代後半からは、同じグループのピクサー・アニメーション・スタジオが台頭。
『モンスターズ・インク』(2001年)、『ファインディング・ニモ』(2003年)、
『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年)など話題作を続々と送り出しました。
この間、ディズニー・アニメーション・スタジオは
@ 低迷期 。
と、そんなところで、この『アナと雪の女王』を発表したのだ。
彼らからすれば、
「来たぁ〜!!」メガヒット作品になったのだ。
ディズニー・アニメーション・スタジオ大復活の
A 立役者 ともいえる人物が、
Executive Vice Presidentのアンドリュー・ミルスタイン氏。
【Yahoo! ニュースより】
彼の話によると、
低迷期していた頃は、社内企画が、“役員の意見の寄せ集め” 状態であったので、
実際の作品内容にも彼らの意見が大きく反映されていたらしい。
彼は、この事実が作品にネガティブなインパクトを与えているとして、
まずは、この構造の改革に着手したのだという。
制作する映画作品そのもののテーマやターゲットについての変更は考えなかったが、
取り組んだのは、もっと根本的な「職場のあり方」だという。
スタッフの働き方や仕事に向かう上での姿勢を変えることが大切。
最初は、これを変えることが必要だと考えたのだ。
具体的には、3つの基本原則を設定。
@「オープン・コミュニケーション」皆が、自由に、正直な意見を交わせる環境を作った。
「ブレイン・トラスト」という場を設け、アニメーター、脚本家、監督など立場が違う人々が集まり、ときに
時には喧々諤々討論し合う場だ。
劇場公開用の完成なバージョンができるまでに、最低8回は社内の試写会を開いている。
A「失敗やリスクを恐れない風土」革新的なアイデアを求めるために、「失敗するのではないか」と恐れることを止め、
いつでもトライできる環境を創り出した。
➂ 「オーナーシップ」スタッフ一人一人が、「スタジオは自分たちのものだ」と思える意識改革を徹底。
「こうすべきだ」、「こうしろ」、「やってはいけない」と上から押しつけられるのは
みんあの士気下がるし、参加意識が薄くなってしまう。
従来のトップダウン方式から徹底した現場尊重の体制へ移行させた。
この3つの条件がそろって、初めて自らが作りたい作品のビジョンやアイデアが生まれると考えたのだ。
ミルスタイン氏の改革は、ディズニー・アニメーション・スタジオを少しづつ変革をもたらし、
興行収入にも反映されていく。
Executive Vice Presidentに就任後の最初の長編アニメーション作品
『プリンセスと魔法のキス』(2009年)は、米国での興行収入は1000万ドル(およそ10億円)だった。
『塔の上のラプンツェル』(2010年)は手描きとCGの融合を駆使し、
原点でもあるプリンセス・シリーズのカラーを前面に押し出した。
米国興行収入は2000万ドル(20億円)へと倍増した。
そして、『アナと雪の女王』へ。
米国だけで4000万ドル(およそ40億円)のヒット作となった。
しかし、日本でのヒットはその比ではない。
すでに、日本の歴代興行成績6位の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(173億円)を
突破し、5位『もののけ姫』(193億円)に迫る勢いだ。
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給作品としては、超ヒット作品となった。
アンドリュー氏は、エルサというキャラクターが、大人が共感できるキャラクターだからだと分析。
彼女は、「触れるものを凍らせてしまう秘密の力」を持ち、
かつ次第に強くなるその力を制御できなくなり、
愛する妹のアナを傷つけまいと自分の世界に閉じこもってしまう。
社会的な立場において、「周りからどのように見られるか」にとらわれるがあまりに
自分を見失ってしまうという考えや行動に、多くの大人も共感を誘い
大人が劇場に足を運んでいるのだ。
確かに、ありとあらゆる年齢層の客に届く作品を作ることが、大ヒット作品たる
最大の必須条件であろう。こうしたマーケティングベースに基づいて、
エルサというキャラクターが誕生したのだ。
また、エルサは、子供や10代にも受けいれられるキャラクターだと述べている。
子供は大人以上に、「集団のなかにおける自分」に敏感だからだ。
例えば、周りと少し違うことでいじめられてしまったり、「どこにも属さない」
といった気持ちを強く感じるとるのは、子供はさらに強い。
ピクサーを意識しているか?という質問に対して、彼は、
「ピクサーというより、映画業界全体という大きな枠の中で、自分たちを考えている。
ピクサーの方が目立っているからといって、我々が妬む必要はないし(笑)、
逆にピクサーのヒットから刺激を受けて、我々ももっといい作品を作らなければいけないと考えた。
ビジネスにおいては、競争心がある方が、むしろ健全ではないかと思う。」
とコメント。
日本でのヒットは、吹き替え版の存在も大きいだろう。
エルサの声を松たか子、妹のアナを神田沙也加が担当。セリフだけでなく、劇中歌の日本語版も熱唱。
二人ともテレビからのラブコール(テレビで歌って欲しい!)をすべて断っているという。
7月16日にDVDが発売予定らしく、それまでは、「STOP」させている
ディズニー・マーケティングの戦略の一つなのだろう。
アンドリュー氏によると、吹き替え版は、社内にある「キャラクター・ボイス」と呼ばれる、
各国の
B 吹き替え キャストを選ぶ専門の部門があり、選定で最も重要なことは、各国で、
最もキャラクターにあった声優や俳優を選んだとのこと。
それにしても、このブームいつまで続くでしょうか?
いよいよ興行収入200億円も見えてきましたね!!
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