鈴木姓の発祥は紀伊国熊野といい物部氏族穂積氏の後裔と伝えられる。
熊野地方では、刈ったあとの稲穂を積み重ねるという儀式を行うようになり稲穂を積んだものを「すずき」と呼んでいて、そこから「鈴木」という名字が生まれたとされています。
そしていつしか、この儀式を取り仕切るリーダーは「鈴木」と呼ばれるようになりました。
熊野発祥の鈴木姓が全国的に広まったのは、熊野信仰が流行し熊野権現が至るところに勧請(神の分身・分霊を他の地に移して祭ること)され、熊野信仰の布教のため鈴木氏が随従して各地に移住したからという。
信者にも鈴木姓を与えたとされています。 「熊野宮あるところに鈴木あり、鈴木住むところ熊野神社あり」の言葉は熊野神社が全国に約3000社あるという現代もそのまま当てはまるとなります。
鈴木という姓が多いのも納得できます。
参考文献 静岡県名字の話 渡辺三義著 静岡新聞社発刊
<静岡市にあるの熊野神社の住所>
1.静岡市清水区柏尾197番 2.静岡市駿河区小坂932番 3.静岡市葵区音羽町49(写真あり)
不鮮明な写真で申し訳ありません。
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