大崩海岸 静岡市駿河区石部
大崩(おおくずれ)海岸は、その名の通り落石・崩落等の恐れが常にあるため海岸はかつて交通の難所であり、今では想像も出来ませんが、この海岸を越すには、命がけだったようです。
高さ50〜100メートル、平均傾斜40度をもつ断崖絶壁で東海の親不知(おやしらず)ともよばれますが、風光明美で、ここから眺める富士山は絶景です。
この海食崖を切って国道150号が通っていたが、豪雨時には落石や崩壊を繰り返し昭和46年7月5日生き埋め死亡事故もありました。この事故をきっかけに落石を避けるように道は大きく海上へ逃げるように建設されました。そして、迂回(うかい)する大崩バイパスが1978年(昭和53)建設されました。
参考までに、新潟県の親知らず海岸は、別名“ひすい海岸”とも呼ばれており、日本海の荒波が直に打ち付ける荒々しい風景が特徴的な海岸で海岸線はまさに断崖絶壁だそうです。
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