2017年05月16日
◆学習者が思う「いい先生」
おはようございます!
このブログを読んでくださりありがとうございます。
フリーランス日本語教師のTomomiです。
さて、先日小山暁子先生が主催の勉強会『サタラボ』に参加していきました。
2カ月に1回開催されるサタラボは、『行列のできる日本語教師』をテーマに日経新聞の活用法やBJT対策など幅広い題材を取り扱う日本語教師向けの勉強会です。
なんとこのサタラボが3周年を迎えられたとのことで、普段よりも多くの日本語教師が参加していました。
しかも今回は特別!
日本語学校やプライベートで日本語学習の経験がある外国人の本音を聞いてしまおうというイベントでした。
「N1合格者が行っていた効果的な勉強法」
「日本語学校に求めること」
「おすすめの漫画、アニメ、ドラマ」
など、学習者の生の声をたくさん聞くことができ、とても勉強になりました。
中でも印象的だったのが、
「私の思う良い教師」というテーマ。
さまざまな意見がある中で、ある学習者がこう言いました。
「理解してるかどうかを確認してくれる先生はいい先生だと思います。」
う〜んなるほどー!
これはクラス授業をしている先生方には、とても難しいことですよね。
各学習者の授業の理解度を確かめながら進めていくことを求められているなんて…
クラス授業の先生方すごい!
先生方から
「理解している学習者を待たせて、理解していない学習者のために時間を取るのが申し訳ない」
という意見が上がると、
学習者からは
「授業以外に相談できる機会を作ればいい」
という声が上がりました。
これは機会だけを設けても、
「先生に質問したい」
「わからないところを明確にしたい」
という学習者側の意欲や興味がないとそもそも質問に来ないだろうし、なかなか難しいんだろうなぁなんて思ったり‥
そこで私は、
「それを理解することが自分にとってのメリットである」ということを強く感じさせなくちゃいけないと思いました。
学習者側が、
「よくわからないけど、まぁいいや。」
という意識でいる(そもそも理解する気がない)限り、理解させることは難しいんじゃないでしょうか。
それが、
「この先生は自分にとって便利なこと、有益なこと、メリットのあることを教えようとしてくれている」
という感覚や、
「この先生が教えてくれたことが実際に役に立った」
という経験をさせ続けていれば、
「わからないけど、まぁいいや。」とはならないんじゃないかなぁと…
もちろん、私はプライベートレッスンしか行わないので、のんきにそんなことが思えるんですが
クラスレッスンで多くの学習者の興味を引くために、みなさんはどんな工夫をしていますか?
「その文法を理解すれば、今はできない〇〇ができるようになるから理解したい」
という心理に持っていくことができれば、学習者側の「クラスについていこう」という意欲もわくんじゃないかなぁと思いました。
「そんな簡単じゃないよ!」と思っている先生方、申し訳ありません…
私がこの勉強会で感じたことが、何かのヒントになればと思い書かせて頂きました。
ご意見などございましたら、お気軽にコメントを残してくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
このブログを読んでくださりありがとうございます。
フリーランス日本語教師のTomomiです。
さて、先日小山暁子先生が主催の勉強会『サタラボ』に参加していきました。
2カ月に1回開催されるサタラボは、『行列のできる日本語教師』をテーマに日経新聞の活用法やBJT対策など幅広い題材を取り扱う日本語教師向けの勉強会です。
なんとこのサタラボが3周年を迎えられたとのことで、普段よりも多くの日本語教師が参加していました。
しかも今回は特別!
日本語学校やプライベートで日本語学習の経験がある外国人の本音を聞いてしまおうというイベントでした。
「N1合格者が行っていた効果的な勉強法」
「日本語学校に求めること」
「おすすめの漫画、アニメ、ドラマ」
など、学習者の生の声をたくさん聞くことができ、とても勉強になりました。
中でも印象的だったのが、
「私の思う良い教師」というテーマ。
さまざまな意見がある中で、ある学習者がこう言いました。
「理解してるかどうかを確認してくれる先生はいい先生だと思います。」
う〜んなるほどー!
これはクラス授業をしている先生方には、とても難しいことですよね。
各学習者の授業の理解度を確かめながら進めていくことを求められているなんて…
クラス授業の先生方すごい!
先生方から
「理解している学習者を待たせて、理解していない学習者のために時間を取るのが申し訳ない」
という意見が上がると、
学習者からは
「授業以外に相談できる機会を作ればいい」
という声が上がりました。
これは機会だけを設けても、
「先生に質問したい」
「わからないところを明確にしたい」
という学習者側の意欲や興味がないとそもそも質問に来ないだろうし、なかなか難しいんだろうなぁなんて思ったり‥
そこで私は、
「それを理解することが自分にとってのメリットである」ということを強く感じさせなくちゃいけないと思いました。
学習者側が、
「よくわからないけど、まぁいいや。」
という意識でいる(そもそも理解する気がない)限り、理解させることは難しいんじゃないでしょうか。
それが、
「この先生は自分にとって便利なこと、有益なこと、メリットのあることを教えようとしてくれている」
という感覚や、
「この先生が教えてくれたことが実際に役に立った」
という経験をさせ続けていれば、
「わからないけど、まぁいいや。」とはならないんじゃないかなぁと…
もちろん、私はプライベートレッスンしか行わないので、のんきにそんなことが思えるんですが
クラスレッスンで多くの学習者の興味を引くために、みなさんはどんな工夫をしていますか?
「その文法を理解すれば、今はできない〇〇ができるようになるから理解したい」
という心理に持っていくことができれば、学習者側の「クラスについていこう」という意欲もわくんじゃないかなぁと思いました。
「そんな簡単じゃないよ!」と思っている先生方、申し訳ありません…
私がこの勉強会で感じたことが、何かのヒントになればと思い書かせて頂きました。
ご意見などございましたら、お気軽にコメントを残してくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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私の場合、やっぱり毎日いるわけではないので「この先生に聞きたい」と思ってもらってもいつでも対応できるわけではなく、忙しい学生は自分の都合優先で結局質問しないで終わる、と言う感じでした。
プライオリティを間違えてる、と言うか、「それは日本語ではない」と言う学生が多数の学校で教えていたので、他の学校だとまた全然違うかもしれませんが。