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2018年10月17日

フリーソフトを使いこなす --仮想PCソフト-- Windows10

シリーズ『フリーソフトを使いこなす』 --仮想PCソフト--

今回は、Windows10を走らせてみます。

Windows10上でWindows10をです。

Windows7など、別バージョンをお持ちの方も、同じ手順でできるかと思いますが、プロダクトキーが必要となりますので、Windows7なら、同じWindows7のバージョンを実行することとなります。

今回の検証に使う環境はいつも通りですが、以下のとおりです。


【使用環境】
パソコン:ノートパソコン GALLERIA Diginnos(サードウェーブデジノス)64bitCPUになります。
OS : Windows10 Home バージョン1803
仮想PCソフト:VMWare Workstation(64bit)

【 必要になるもの】
プロダクトキーが必要ですので、お手持ちのWindowsのバージョンのものが必要になります。
Windows10なら、Windows10、Windows7ならWindows7になります。
今、パソコンに入っているものを使いまわしますので、新しく購入しなくてもOKです。

【 Windows10のイメージファイルの入手】

以下のどちらかの方法で、入手します。
通常の方法は(A)ですが、(B)や(C)の方法が手っ取り早いです。

マイクロソフトのWindows10公式ページ
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

(A) メディア作成ツールをダウンロードして作成する
上記の公式ページにWindowsがインストールされたパソコンでアクセスすると、以下の画面になります。

@『ツールを今すぐダウンロードをクリック』

A1.jpg


A ダウンロードした『MediaCreationTool1803.exe』のファイルを起動します。

B 『同意する』をクリック。

20181016203313.jpg


C 『別のPCのインストールメディアを作成する』をクリック。

A2.jpg


D そのまま『次へ』をクリック。

A3.jpg


E ISOファイルを選んで下さい。

A4.jpg


F ファイルの保存先を聞いてきますので、わかりやすいところに置いて下さい。

G 上記の作業が終わると 保存先に『windows.iso』という名前のファイルができているかと思います。

(B) user agentを他のパソコンや、モバイルに変更し、上記の公式サイトにアクセスする。

・Lunascapeを使う方法

@ 「メニュー」−「設定」−「Lunascapeの設定」

20181016212404.jpg


A 「エンジン設定」−「Trident固有」−「UserAgentを変更する」でMacintochの設定にします。
  一覧の中から、"Safari"のどれかを選ぶと、中身にMacintochと書かれていると思います。
A4-2.jpg


B この状態で、公式ページにアクセスすると、下のような画面となるので、
  「Windows10」を選んで「確認」をクリックします。
A5.jpg


C 言語を選びます。ここでは「日本語」を選択します。
A6.jpg


D 64bitか32bitかを選びます。ここでは「64bit」を選びます。
A7.jpg


・Google Chromeを使う方法
@ デベロッパーツールを選択します。
A8.jpg


A モバイル端末のようなマークを押すと、スマートフォンなどのモバイル端末で見るような画面に
  なります。
  このときに公式ページのアドレスを表示すると、モバイル端末でアクセスしたことになり、画面の大きさ
  や、モバイル専用ページに切り替わります。
  
A9.jpg


B モバイルとして認識するので、『Lunascapeを使う方法』B項と同じページになります。
  後は、C項以降の操作と同じになります。

(C) 専用ツールを使う方法
下記のサイトから、microsoft-windows-and-office-iso-download-toolをダウンロードして実行して下さい。

プロダクトキーが必要ですので、お手持ちのWINDOWS10のものを使います。

エディションは、プロダクトキーが使えるものを選択して下さい。

https://www.heidoc.net/joomla/technology-science/microsoft/67-microsoft-windows-and-office-iso-download-tool


【 Windows10のプロダクトキーの入手】

もしおわかりにならないときは、そのためのツールがあります。

 RJL SOFTWARE.COMのサイトから、winproductkeyというツールをダウンロードします。
フリーソフトです。

http://www.rjlsoftware.com/software/utility/winproductkey/

Click here to download Windows Product Key Viewer v1.07 .のところをクリックして、そこからダウンロードします。

使い方は難しくありません。

起動すれば、すぐ表示されます。

【VMware WorkstationにWindowsをインストール】

基本的には、CentOSと同じです。

@ 『新規仮想マシンの作成』を選びます。isoファイルを使って立ち上げるときは、この項目になります。
  設定が終わったら、次は『仮想マシンを開く』を選択して下さい。

W1.jpg


A 『インストーラディスクイメージファイル』を選びます。
T1.jpg


B デフォルトのままでも構いませんが、ここでは単一ファイルとしました。

W3.jpg


C 『ハードウェアをカスタマイズ』を選びます。

T2.jpg


D Windows10ですので、4GBくらいにしました。ここは、状況に応じて変えて下さい。

W4.jpg


※ここでのカスタマイズ設定で、ネットワーク接続を『ブリッジ』に変更しなけばならないと書いていましたが、NATのままでも、問題なくインストールできましたので、一部変更しました。申し訳ないです。

E 『完了』をクリック。

T3.jpg



F 私、筆者の環境では"unsuccessful"の表示がでましたが、出ても気にしなくて良いです。 

W8.jpg


G "Reset the system"を選びます。

 F~Gの段階で、"Start PXE over IPv4."が出てくることもあります。
 Fのメッセージが出ずに、Gに進む場合もありますし、FからHの場合もあります。
 F→"Start PXE over IPv4."→G→"Start PXE over IPv4."と続くこともあります。

 何度か試していますが、このあたりの挙動が、毎回変化しています。
 
 "Start PXE over IPv4."は、PXEブートというネットワークを使った起動方法を始めて下さいという
 意味です。
 このメッセージが出ると自動的に通信が始まります。

 "Start PXE over IPv4."とGの繰り返しになっても、2~3回もすれば、インストールが始まると思います。

W7.jpg


H こうなれば成功です。

 私、筆者の環境では『問題が発生しました』のメッセージが出ましたが、「やり直す」という選択肢を
 選び、問題なくインストールが完了しました。

 後は、設定でプロダクトキーなど、いろいろ聞かれると思いますが、迷うことはないと思いますので、
 省略します。

20181018052016.jpg



長くなりましたので、今回はインストール編ということで、終わります。
次回は、インストール後のWindowsでいろいろ試したいと思います。
タグ:VMWare Windows10
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