2015年06月20日
獺祭 もっと飲める
日本酒の国内消費が低迷するなか、山口県岩国市の山あいの蔵元、旭酒造が躍進している。看板の高級銘柄「獺祭(だっさい)」は、4月の米国での日米首脳会談の晩餐(ばんさん)会で振る舞われ、店頭では品薄が続く。同社は需要増に対応するため、新たな蔵を建設。生産増を目指す。
6月初めのクール・ジャパン戦略を見据えてのものなのか?
5月におお披露目された「本社蔵」は地上12階、地下1階。外観はまるで近代的なビルだ。内部には米を洗ったり、蒸したりする原料処理室や発酵室、麹(こうじ)室、酒母室などが備わる。
発酵室には3千リットル入るタンクが並ぶ。大手メーカーでは1万リットル以上の容量が主流というが、「温度管理する上で品質のムラを最小限にし、容量を小さくし、その分、個数を増やしたという。(松藤工場長談)
麹室の壁はステンレス製で、パネルヒーターが取り付けられ、室温は37度に保たれる。天井には袋状の筒が縦横にぶら下がり、センサーによって湿度や室温を制御する。
酒米を一定の温度で貯蔵管理出来る倉庫も建設中で、9月にも完成する。
四年後には瓶詰工場も完成する。設備が、フル稼働すると、純米大吟醸酒が現在の3倍近くになるらしい。
旭酒造は経営手法を刷新して杜氏が大きな権力を持つ従来のやり方から一般社員がデータベースを管理しながら生産出来る近代的なやり方に変え、個人に頼らない会社を作り社員を守ろうとしているのだろうか?
味が変わらなければ売上は落ちない?コンピュータに新しい物は作れない、杜氏はどこで生きてゆく。
6月初めのクール・ジャパン戦略を見据えてのものなのか?
5月におお披露目された「本社蔵」は地上12階、地下1階。外観はまるで近代的なビルだ。内部には米を洗ったり、蒸したりする原料処理室や発酵室、麹(こうじ)室、酒母室などが備わる。
発酵室には3千リットル入るタンクが並ぶ。大手メーカーでは1万リットル以上の容量が主流というが、「温度管理する上で品質のムラを最小限にし、容量を小さくし、その分、個数を増やしたという。(松藤工場長談)
麹室の壁はステンレス製で、パネルヒーターが取り付けられ、室温は37度に保たれる。天井には袋状の筒が縦横にぶら下がり、センサーによって湿度や室温を制御する。
酒米を一定の温度で貯蔵管理出来る倉庫も建設中で、9月にも完成する。
四年後には瓶詰工場も完成する。設備が、フル稼働すると、純米大吟醸酒が現在の3倍近くになるらしい。
旭酒造は経営手法を刷新して杜氏が大きな権力を持つ従来のやり方から一般社員がデータベースを管理しながら生産出来る近代的なやり方に変え、個人に頼らない会社を作り社員を守ろうとしているのだろうか?
味が変わらなければ売上は落ちない?コンピュータに新しい物は作れない、杜氏はどこで生きてゆく。
タグ:日本酒