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2017年06月04日

俺が殺してあげようか

社会人になって、3年目の日、
人事異動があり、信頼する上司が異動になってしまった。

それまでは、仕事も順調。やりがいもあって同僚もみんな忙しいながらも笑顔でコミュニケーションし、他の部署からの信頼も厚かった。
しかし、その上司の異動を機に事態は急変。
新しくきた上司は、なんと、
何でも自分でやるタイプの人だった。
いわゆる、マネージャータイプではなく、プレーヤータイプだ。

その上司になってからというもの、仕事が全然回ってこなくなった。
私だけでなく、他の同僚もそうだ。

これでは、何のために職場に行っているのか、わからない。
毎日、暇だ。

暇だけなら、いいが、その上司がへりくつと愚痴が多い人で、その話を聞かないといけない。
おまけに口も臭い。
モチベーションは駄々下がりだ。

そんな中、友達とよく行く飲み屋さんで、
見慣れない店員さんがカウンターでお酒を作っていた。

私が友達に、新しい上司のことを愚痴っていると、
その話が聞こえたのか、
その見慣れない店員さんが、お酒を作りながら

「じゃあ、俺がその人を殺してあげようか?」

と言った。

一瞬、固まった。
そして、一瞬考えてしまった自分が怖い。

確かにその上司のせいで、ストレスはマックスだけど、
何も殺すまでは考えていなかった。

冗談とはいえ、ちょっと背筋が凍った。


その後、その上司は1年足らずで異動となり、また仕事に忙しい日々が戻ってきた。

1年で異動するとは

はやまらないで良かった








posted by nattokuikanai at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 悩み
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