時にスポーツをすると、けがなどにより腰痛になることがありますが、一方で腰痛を解消するようなスポーツもあります。その一つが自転車。自転車は、急に激しくトレーニングしだすと腰痛に良くないかもしれませんが、少しずつゆっくりとトレーニングを行えば、腰痛解消に抜群の効果を発揮します。それは自転車独特の動きが、インナーマッスルである大腰筋を鍛える動きになるからです。大腰筋は、インナーマッスルの中でも最も大きい筋肉で、上半身と下半身のちょうど中心にあり、ここを鍛えることで、ダイエットや腰痛に効果のある筋肉です。大腰筋のトレーニング方法は通常のアウターマッスルと異なり、太ももを上げ下げする運動で鍛えることができます。自転車の動きを想像してみてください。太ももを上げ下げし、そしてこぐ動作の時に踏ん張りますね。これが大腰筋を鍛えるのにちょうど都合が良いのです。

近所へのちょっとした買い物にも車を使う人がいますが、今後は、車をやめ自転車を使って、腰痛予防に役に立ててはいかがでしょうか。下半身を鍛えると、血流も良くなり、体の新陳代謝がどんどん良くなり、健康にもなってきます。高齢化社会に向けて少しでも体を鍛えておくことは、自分の為だけでなく、社会のためにもなりますよね。

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