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2018年03月16日

地球は何者かに守られている!?



私たちの住む地球をよく「奇跡の星」などと呼んだりします。
絶妙な偶然とバランスが取れた存在だからこそこのように生命に満ち溢れた星となっていると言います。
本当でしょうか?
どう奇跡なのでしょうか?
どうして地球に生命が生まれたのでしょうか?

生命が誕生する確率
色々例えがあります。
「バラバラにした時計の部品を箱に入れて、それを振り続けて時計が正しく組み上がるくらいの確率」とか、「スクラップ置き場に竜巻が来て去ったらジェット機が完成するくらいの確率」とか・・・・
どれも、とんでもなく奇跡的!と表すためにオーバーに表現しすぎているような気もしますし、時間と回数に制限がないなら、箱を振り続けていればいつかは時計が出来上がるような気もします。
でも、やはり未だに他の地球外知的生命体の存在が確認されていないという表面上の事実から考えると、それなりに偶然の積み重ね、奇跡といってもいいのかもしれません。
人類と同等、またそれ以上の文明を持つ知的生命体が洗剤する確率・個数は銀河系約2000億〜4000億個の恒星の内僅か14個だそうです。

生命の定義
生命誕生の理由や経緯をお話しする前にまず、生命とは?
という大前提から説明すると、「自己複製」・「代謝」・「膜構造」の3つが大まかな定義だと言います。
・自己複製とは
遺伝子情報に基づいて子孫を残すこと。
・代謝とは
栄養を取って活動すること。
・膜構造とは
自己と外界との明確な隔離・細胞膜があることです。
これらを踏まえて進んでいきましょう。

生命の誕生
現在の学説では、地球が誕生してから6億年ほど経った頃(40億年前)、海で生命が誕生したと言われています。
生命の誕生にはタンパク質が不可欠です。
つまり、無機物から天然由来で有機化合物となり、アミノ酸を構成し、たんぱく質を構成しなければなりません。
そして、生命の材料となる有機分子は隕石衝突でもたらされたと言われています。
アポロ計画によって持ち帰られた月の石の解析結果から有力な説とされています。
隕石の衝突は衝突時と衝突後に異なるアミノ酸をもたらすことになりました。
そして、38億年前に真正細菌(バクテリア)と古細菌(アーキア)が出現します。
ただ、40億年前に生まれた生命誕生の種が38億年前までの2億年間にいつ、どのようにして代謝、外界との隔絶、そして自己増殖機能を得たのかは、残念ながら今の所わかっていません。

大いなる存在
私たちの「祖先」が海で生まれた頃からも私達にとって水は大変重要なものです。
その水が液体の状態でいられる絶妙な太陽との距離感も重要な要素です。
太陽に近すぎると水は蒸発してしまいますし、遠すぎると冷えて凍ってしまいます。
こうなると生命が誕生する余地がありません。
程よい太陽の光と熱と、月とのバランス
そして、木星の働きによって地球に彗星や惑星が衝突することが防がれている。
こういった、もろもろのサポートがあって私達は生かされています。
そこまでして地球が守られている理由は何でしょうか?
何が守っていてくれているのでしょうか?
人によってはそれを「神」と呼びその神は宇宙人だという人もいます。
また最近では、太陽系は「球状シールド」で守られていることがNASAの研究で判明したと言います。
太陽風は地球だけでなく太陽系全体に吹き渡っており太陽風の荷電粒子が存在する領域(直径約370億q程)を「太陽圏」(ヘリオスフィア)と言いますが、この太陽圏が恒星間を飛び交う高エネルギー放射線から太陽系を守ってくれているそうです。
特に地球上の生物は太陽圏のおかげで生存しているといっても過言ではないとのこと。
もしかしたら、星の1つ1つが意志を持ってお互いにサポートしあっているのかもしれないですね。
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